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読書とは何を感じるかである

本には経験があふれている

経験を体験する

経験を体験することができるのが読書です。
読書とは、知識を広げたり、物語を楽しんで「楽しかった!」で終わりのものではないのです。
読書とは、「そこから何を学ぶか」と考えることで見えてくるものがあるのです。

現実で経験を体験するとき

現実で体験をするとき、実際には事実だけを積み上げていくのではないですよね。
これをした。あれをした。
ということだけで、毎日を積み重ねると、味気ないものになります。
人は「その体験から何を感じたか」と言う事を、無意識に記憶しています。
ですから、「どんな映画だったか詳しくは忘れちゃったけど、あれ程に心を動かされた映画は初体験だった。主人公が、窮地に立たされた時に言ったセリフが今でも忘れられない。」という『体験』だけが心に残るのです。
これが、読書にも必要であり、重要なポイントです。
読書は、体験です。
読書することは、著者の体験を追体験することで、何かを感じ取るものです。何を感じるか、というポイントを忘れて、作品を事細かく覚える記憶は、その作品について話すときにしか使えません。
しかし、体験として心に残すと、あらゆる場面で使えるのです。
今からの人生で、同じような経験をするときが必ずあります。
それに、考え方のバリエーションを増やしておくことは、人生のあらゆる困難を経験するであろう今後にも必ず役立つのです。

役に立つことにフォーカスしない

役に立つから、読む。
役に立たないから、読まない。
そういう視点で読む本や、読書を捉えると、視野が狭くなります。
どんな本でも必ず学ぶべき点はあります。
自分が知っている範囲の知識だけで判断しようとすると、明日のあなたの成長はありません。
今の自分が知っていることなんて、たかが知れている。
知らないことの方が多い。
だから、どんな知識でも、役に立つことがあるかもしれないし、考え方のヒントとなってくれるかもしれない。
今の目の前の本が、人生を助けてくれるかもしれない。
そう考えて、今から目に入る本を手に取ると、人生が変わります。
成長を助けてくれる本に巡り会える確率が、格段に上がるのです。



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