文学の価値とは?
【文学の価値】
文学の価値
自分の思いというものを、全て言葉にできている人はほとんど少ない。
しかし、文学に触れることによって言葉を知り、自分の思いというものを限りなく100%に近い形で出すことが可能になるものが文学である。
文学に触れるということは、自分のボキャブラリーを増やすという平坦なことだけではなく、自分の心を全てさらけ出せる人に、伝えたいことを全て伝えられる人として、当たり前のことを当たり前にできるようになると言う、本当に人生においてかけがえのない価値のあるものであるということが言える。
人生を生きる上で、人に思いを伝える場面は数多く存在します。
それらを活かすも殺すも、思いを伝える言葉次第なのです。
【何故小説を読むのか?】
先日の『リアル読書会』の後のランチ会の中で、「何故小説を読まなくてはいけないか?」という議論が成されました。
小説を読む、読まないというのは勿論、個人的な趣味である部分が大いにあります。
しかし、小説を読んでいる人というのは、総じて『人間的深みがある』のでは無いかと感じています。
それは、言葉を多く知ることが出来るからです。
言葉を知ると、多くの人に自分の中の『曖昧なもの』を表現できます。
それは、『言葉に出来ない』と感じていたものも含まれます。
言葉に出来ないものを、言葉にして伝えられたときの喜びは、他では代用が効かないとても貴重な体験となって、心に刻まれます。
小説を読む多くの人は、だから小説を読んでいるのではないでしょうか。
物語の多くは、多くの人の『想い』や『感情』にもスポットライトを当てています。
そこには『多角的視点』も含まれていて、自分の主観だけで物事を捉えない、『他者の目線』というものでも、物事を見ることができる目を養うことにも繋がると思うのです。
これには賛否両論あると思います。
なぜなら、小説を本気で読んでいない人には理解されないからです。
しかし、こんな話が本気でできる、『読書会』という素晴らしい『場』を与えてもらった幸せを感じられた特別な一日でした。
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