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コロンビアは幸せな国世界No1だ

私にはコロンビアに親友がいる。
彼女とは5年前に出会い、1ヶ月間を見知らぬ土地で一緒に過ごした。

そんな彼女は、全く会えていないにも関わらず、私にとって、とっても大切な人で何かがある度に報告し、お互いのことを喜び、励まし、応援しあう、最強のパートナーだ。

私は最近仕事のことで絶望していることがたくさんあり、彼女に相談していたときに、ひとつの言葉を教えてもらった。

Carpe Diem

これは、紀元前1世紀の古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句で、直訳すると「今日を摘め」「明日はどうなるか分からないので、今を精いっぱい生きろ」という意味だそう。

つまり、悩んで結局何もうまく行かないとくよくよしているのは時間がもったいないから、せめて次に進むために今できることを精一杯こなせということだ。

最近何もやる気や興味が湧かないほど悩んでいた私にその言葉は突き刺さった。

人生の一番輝かしい今を、どんだけ棒に振ってきたか。

昔からがむしゃらに頑張るが、計画性がなく一度何がが起き、冷めてしまったら全てが手に着かなくなる私。

2020年はキャリアも積んだが、その後の崩壊もすごかった年だった。好きでもないし、やりがいもない仕事に失望し、疑問を毎日抱きながら働いた。

この言葉を考える度に、私のたったひとつの人生を悩んで過ごすのではなく、今を精一杯生きて、精一杯頑張ったと次に進むことが大切だと気づかされる。


なぜコロンビアが幸福度No1なのか?


彼女を見ていると、考え方がポジティブで、笑顔が多いこと。家族が大好きなところがひとつの要因だと思う。

携帯の電話帳のお母さんやお父さんの名前に❤をいっぱい付けていたら、もし誘拐されたときにすぐ親と分かるから危ないので普段はつけられないが、今はアメリカに留学中だからたくさんつけていると見せてくれたことがある。

そんな感覚が日本人の私にはなかったので衝撃だった。

そして、今日山咲こむぎさんのインスタのストーリーに発展途上国よりも先進国の方が自殺率が高い。「便利な世の中、死にゆく心」と書いていたのも全くその通りだと思う。

昨日コロンビアの友人とその家族と話していたときに、スーパーに850円のいちごが売っていたことから、日本の最低賃金の話になった。日本は850円(約28,000コロンビアンペソ)だが、コロンビアは2,500コロンビアンペソ(約75円)で、1日どんなに仕事を頑張っても日本の時給に満たない額しか稼げないそう。

一緒にルームメイトとして留学していたときにも、節約こそしていたが、全く同じ生活を送っていた。なんなら私よりもお金を持っていると思っていた。

ただ一番悔しかったことは、韓国人のクラスメイトが毎月20万の仕送りをもらい、あと7万しかない、やばい!と言っていたことだったと言っていた。

私たち日本人からすると普通に新卒で働いてもそのくらいを月の給料としてもらい、使いすぎたなんてこと、ざらにある話だが月に13万も使ったなんてあり得ない!無駄遣いしすぎ!と同じ国で同じ生活をしていて思っていたと言うことに驚きだった。

仕事でのストレスをためて、お金や便利な生活で誤魔化そうとしても、いきなり辛くなるときは訪れる。

そんな社会の中でも愛する人と過ごす幸せ、美味しいごはんを食べることができる幸せ、あたたかい布団で寝ることができる幸せなど小さな幸せをたくさん集め、それを守ることができるよう精一杯頑張り、最低限の生活でも幸せと感じられるような生活をしていきたい。