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スウェーデンでリモートワークしてみた

僕は現在、大学を休学してスウェーデンに(観光ビザで)来ている。
また、長期インターンもフルリモートでやっており、平日の朝の4時間ほどWebメディアの編集者として働いている。

今回のnoteでは、スウェーデンのワケーションに興味がある人に向けて、実際のワケーションがどのようなものなのかについて書こうと思う。

自己紹介

まずは簡単な自己紹介から。
僕は現在、休学をしてヨーロッパ周遊をしている大学4回生。旅の最初の国スウェーデンに来てから今日で27日が経った。

所持金は50万円(行きの航空券代は抜いてる)。これは旅立つ前の5ヶ月間で長期インターンで貯めたお金だ。所持金が無くなったら帰るつもりだから、まだ帰りの航空券は買っていない。

なぜヨーロッパ周遊をしているのか。これは去年の夏に少し就活をしていて、自分のやりたいことや市場価値とかを考えていたら行き着いた結論だ。
詳しくはこちらのnoteで。

今後の計画について。観光ビザ(つまり、ビザを取らずに観光目的で外国に行くこと)だと、シェンゲン協定により、EU圏内で(半年で)最大3ヶ月間しか滞在できない。しかし、イギリスがEUから脱退したことにより、イギリスには新たに最大6カ月間行くことができるのだ。よって、EU圏で3ヶ月過ごした後はイギリスに移動するつもりだ。

1日の流れ

07:00 起床

自分の部屋化したホステル

ホステルの場合、みんな旅行客だから、朝が早い!7時ごろになるとみんなゴソゴソし出すので、それで起きる(笑)早い時は朝の5時に起こされることも…

08:00〜12:00 カフェでリモートワーク

毎日カフェを変えている

ホステルに泊まっている場合は、近くのカフェに移動してリモート勤務。もしホステルに無料wifiがついていたらベットの上でする時も。

スウェーデンは"Fika"というコーヒーを1日に何回も飲む文化があるので、カフェがいっぱいあり、どれもレベルが高い!(Googleマップで評価をみると4.0以上がごろごろ)それゆえか、ストックホルム(スウェーデンの首都)にスタバが2つくらいしかない。

12:00〜19:00 人と会う

お気に入りの公園(昼)

bumbleというマッチングアプリや、meetupというアプリを使って現地のイベントに参加して、いろんな人と会うようにしている。スウェーデン国民の4人に1人が外国にバックグラウンドを持つから、本当にいろんな人がいて面白い。

人と会う用事がない日は、観光!
ヨーロッパの街並みは歩き回っているだけで楽しい。

あるいは、自分でもビジネスをしているので、その情報収集などを行ったりしている。

19:00〜24:00 自由時間

お気に入りの公園(夜)

スウェーデンの夏は23時ごろまでこのような明るさだから、夜遅くまで外にいることが多い。

英語を勉強したり、マッチングアプリで外国人とやり取りをしたり、新しいビジネスを考えたり、ただただ自然を眺めたりする。

最近は、Youtubeでスウェーデンの文化や歴史を英語で解説している動画を見ている。その国の文化や歴史を知ることで街を歩くのがより楽しくなるし、英語の勉強にもなるから一石二鳥。

24:00 就寝

珍しく、部屋に自分だけの時

noteを書いたり、その日発見したこと(その国の文化や歴史など)をメモして寝るようにしている。


宿泊施設について


宿泊施設は、「安さ」と「無料WiFiがあること」を第一に考えていて、booking.comかExpediaでホステル(一つの部屋にベットが数台あり、知らない人と寝るホテル)を探すか、Airbnbで格安の部屋を見つけている。

これまで、ホステルに2週間、Airbnbで2週間泊まってきたけど、どちらもメリット・デメリットがある。

ホステルのメリットは、絶対に、いろんな外国人に出会えること。2週間で、アメリカ人(U.S.A),スウェーデン人、インド人、オーストラリア人、フランス人、シンガポール人、ウズベキスタン人、日本人に出会った。

安いホステルだと変な人が多いのでは?と思うかもしれない。僕もそう思っていた。でも、実際はフレンドリーでめちゃくちゃ優しい人ばかり!たまたまかもしれないが、1人も変な人はいなかった。孟子の性善説は正しかったと心底思った。(自分の勝手な偏見かもしれないけど)日本って日本人ばかりだから、極度に外国人を恐れているような気がする。江戸時代に黒船が来たあたりから?(笑)

ホステルのデメリットは、やはり、自分だけの空間がないこと。寝る前に英語の発音練習をしたかった…

続いて、Airbnbのメリットは、現地の暮らしを体験できること。現地の住民の家の一部屋を借りる場合が多いので、現地の人がどんな暮らしをしているのか観察できる(←言い方やばいかな笑)

今はAirbnbでインドからの移民の方の家に住んでいるのだが、スウェーデンとインドの文化を両方体験できている。この前は、プーディーというインド料理をご馳走してくれた。

今住んでいる部屋

Airbnbのメリットはもう一つある。それは、リモートワーク環境が揃っていること。1部屋借りるので、大体、机と椅子が付いていて、もちろんWifiもある。カフェ代が浮くのは結構でかい。(スウェーデンでカフェラテを飲むと700〜800円くらいする…)

また、スウェーデン人の家の多くはテラス・ガーデンが付いており、そこでもリモートワークできるからすごく快適だ。

今住んでいる部屋の庭

Airbnbのデメリットは、1人の空間ゆえに、人と会う機会が少なくなることだ。マッチングアプリなどを使って、自分から誰かに会おうとしないと寂しくなる(笑)

気になるお値段だが、スウェーデンは物価が高い。(でも、北欧の中では一番安いらしい…)だから、一番安いホステルでも1泊2,500円くらいはする。(前泊まったホステルがそのくらい)Airbnbはもう少し高く、一番安くても1泊で3,500円くらい。だから、1ヶ月の宿泊費は8〜12万円くらい


海外でのリモートワークの注意点


海外のリモートワークで特に気をつけなければいけないことが3つある。

1つ目は、海外からでは開けない日本のサイトがあるということ。

ほとんどのサイトは海外からでも開けるが、一部開けないものがあるから注意。実は自分が作っているWebサイトが海外から開けないことにこっちに来てから気づいた。VPNを変えたらいけるそうだけど、このままでも仕事ができているので今はそのままにしている。

2つ目は、時差

スウェーデンと日本の時差は7時間。ミーティングを設定するときは要注意。僕の場合は、日本時間の15時からミーティングがあるから、ここからだと朝の8時からミーティング。ギリギリ行ける。流石に7時とかはきついけど。

3つ目は、Wifi環境

Wifiが至る所にあると言われているスウェーデンでも、Wifiのないカフェは結構多い。だから、新しいカフェに行くときは、googleマップで「cafe wifi」で調べていくようにしている。こう調べると、口コミ上の「wifi」という言葉がヒットする。ここで気をつけなければならないのは、「wifiがない」という口コミもヒットすること。だから口コミも読まなければいけない。


次はエストニア編!


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