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大学生が市場価値について考えてみた

就活をしていると「市場価値」っていう言葉をよく聞く。

「市場価値を伸ばすためにコンサルに行く」

「市場価値を伸ばすには事業家一択!」

「エンジニアは市場価値が高い」

などなど…

しかし、どこの説明会を聞いても、その市場価値というものは何を指しているのか分からなかった。

そこで、市場価値を以下のように定義してみた。

市場価値=人材の需要 × 1人当たりの利益額

例えば、

保育業界では、人手が足りておらず人材の需要が高いが、1人当たり対応できる子供の数が限られているので利益額(インパクト)が小さい。

一方、IT業界では、人材の需要が高い上、1人当たり対応できる人数が無限大で、市場価値が高いと言えそうだ。


そして、人材の需要は時代ごとに大きく変化するものだと思う

例えば、

21世紀では、GAFAM率いるIT企業が盛り上がって、プログラマーなどITに強い人たちの需要が高くなった。

また、昔はマーケティングなんか考えなくても売れていたが、市場にものが飽和してきた現代、マーケティングスキルを持つ人の需要が高くなった。

じゃあ、現代という時代(特に、日本)を考えてみた。

イーロンマスク氏が「このままだと日本は消滅するだろう」というように、

現代の日本は、

少子高齢化
(→ 労働力不足、年金制度問題)
ユニコーン企業が生まれない
(→ 国際競争力の低下)
コロナ禍による鎖国
(→ イノベーションの可能性の低下, 優秀な外国籍人材の取りこぼし)
日本語以外の言語を使えない
(→ 国際競争力の低下, 世界の最新情報が入ってきにくい)
事業会社よりもコンサル業が盛り上がっている
(→ 優秀な人材がコンサルに, 問題発見能力の高い人材の不足)
悪い円安


こう考えると、

現代日本において、需要の高い人材は、

・若い
・自分で事業を作れる
・日本語以外の言語を使える
・問題発見能力が高い
(自分から海外に出て、多くの人の価値観に触れている)

ような人なのかなと思った。

特に、問題発見能力の高さは、時価総額top20に日本企業が1社も入っていない今(2022年現在)、日本にとって最も必要とされる人材ではないかと思う。

外の文化や価値観に触れていることで、日本の常識を疑えたり、日本にはあって海外にはないものやその逆、もしくは、これから来る(既に来ている)変化を見つけ、顧客が諦めている問題を解決できるのではないかと思っている。(→こういった人が、問題発見能力が高い人材だと、元ネスレ日本社長高岡氏は言っている)


また、1人当たりの利益額の高い職種・業界となると、

・IT系
・マーケティング

がある。
(もちろん他にもたくさんあるが、自分がインターンなどをして実感しているのは特にこの2つ)

何より、マーケティングは自分で事業をする上では必須だと思う。

まとめると、

おらてぃおの市場価値の高い人材になる戦略はこれ↓

大学在学中の今、海外を拠点に、IT関連の事業を、起こす・考える

なので、来月の6月からスウェーデンにワーホリに行き、海外で事業を起こす、もしくは、日本で事業を起こすために問題発見能力を高める。


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