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捉え方を変えてみよう

「捉え方を変えて!」
とよく言うけれど、
「変えられるわけないじゃん」
と思っていました。

少し前の私は・・・


捉え方を変えても。
目の前の現実は変わらない

「捉え方を変えて何になる?」

これが私の本音でした。

捉え方を変えようともせず、
「意味がない」
と決めつけて・・・

捉え方を変えたって、
長男の自閉症がなくなるわけではない。
障害者の長男が、
健常者になることもない。

そんな風に思っていました。

世の中には、
どうしようもない事が沢山あります。

「なんで?理不尽でしょ?」
「私は真面目に生きてきたのに」
「もっと悪い人がいるのに」
「どうして、この子なの?」
「私が何をしたの?」

いくら、これらの言葉を、
何十回、何百回、何千回と
頭の中で叫んでも、
現実は変わりません。

分かっているのに、
受け入れたくない。

私が眠れなった時期、
何をしていたかというと・・・

寝ている長男の頭を、
一晩中なでていました。

「絶対に私が治してあげる」
と、思いながら。

でも、どこかで、
「一生治らない」
と思っている。

あの時は、
全く周りが見えていませんでした。

「絶対に治してあげる」
と思っているのに、
「どうやって?何をしたらいい?」
とは考えていない。

最近、色々思い出します。
曖昧だった記憶が、
当時の気持ちまで、はっきりと・・・

思い出したくないんですけどね( ´艸`)

思い出しても、
悲しくなったりはしません。
「あ、そうだったな~」
と思うだけです。

最近は、
「がんばってたよね私」
と、思えるようになりました。

家事だけで精一杯だったけれど、
ちゃんと、食べさせて、洗濯もして、
掃除だってやってた。
公園だって連れて行ってた。

そして、療育にも通った。

今、同じ生活をできるか?
と考えると、
ムリです(笑)
当時の私は凄いと思います。

笑えない日が多かったけど、
笑っている日もあった。

笑える日があっただけでも、
凄い事。
と、今は思えます。

こうやって、
捉え方、意識の向く先を変える。

そうすれば、
過去も、明るくなるのかもしれません。

捉え方を変える事を
教えてくれた人と書いた本。
ぜひ!!


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