年末年始も粛々と継続できる人だけがたどり着く境地。コツコツが”勝つコツ”
ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。
普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。
年末年始はどのようにお過ごしの予定でしょうか?
僕は最低限のルーチンはしつつ、帰省で親の顔を見に行く(孫の顔を見せに行く)予定です。
さて、今日は、思考をシンプルにし続ける上でのポイントをお話します。それが、ルーチンのパワーです。
ルーチンとは、「決まりきった、習慣化した、決まった手順で」のように解釈しています。同じことを毎日繰り返し同じ型で行うこと、といった方がイメージしやすいでしょうか?
僕が一番、最近すごい人!と思う人は、モチベーションが高い人でもスキルが高い人でも、はたまた圧倒的な実績をもった人でもありません。
何があってもルーチンを揺るぎない精神でやり続けることができる人です。たとえ、そのルーチンが地味で他人から見れば小さなことに見えてもです。
言い方を変えれば、自分との小さな約束を毎日果たし続ける人は、無条件にリスペクトです!
自分との小さな約束をルーチンとしてやり続けることができるということは、いくつかのメリットがあります。
①思考がシンプル
今日の本題そのものになりますが、ルーチンは決まりきった型を実行しつづけるだけのため、そこに雑念や雑音などのノイズが介在する余地はありません。
逆に言えば、思考にノイズが入らないようにシンプルさを保つにはルーチンをやり続ければいいというわけです。
②自分を客観視できる
毎日、同じことをやり続けることで、些細な自分の変化、まわりの変化に気づきやすくなり客観視がしやすくなります。
あ、今日は集中力が足りないな、疲れやすい体調だなと。また、外は騒がしいな、少し寒いななど、自己の内部も外部も変化に気づきやすくなります。
すなわち、ノイズが発生しても自分の軸(ルーチンを実行するスタンス)はブレないため、ノイズを寄せ付けないばかりか、ノイズにも気づきやすくなるという意味です。
③信頼感が増す
短期間ですごい成果を残す一発屋よりも、細々とでもずっと継続する方が信頼感が増しますよね。
たとえば、ビジネスで一発あてて高額所得者になったとしましょう。でも、浮き沈みも激しく、低所得に落ちる時があったとしましょう。
一方で、高額所得ではないが、一定レベルでの所得を20年以上継続したとしましょう。たとえば住宅ローンだとどちらが借りる時に有利になると思いますか?明らかに後者です。
ローンの話を持ち出すまでもなく、粛々と年末年始でも関係なく続けることができ、いくつものことを最後までやり遂げる人はやっぱり信頼感を得やすいと思うのです。
「まだやっていたの?」
他人からそう言われるようになれば本物かもしれませんね。
このように、ルーチンをやり続けられる人は、シンプル思考や思考が整理された状態も維持できるばかりか、信頼まで得られる一石三鳥ですね!というごく当たり前のことを整理してみましたが・・・
文章にすると新鮮味に欠けて面白くなくても、やっぱり実現できる人が少ないことには注意が必要かもしれませんね。
最近は、何でもいいから”うまくいくこと”以上に、”長く続けること”の尊さに価値観がシフトしてきました。
このnoteを書いているタイミングは、年末の世間がざわついている時ですが、そんな状況でも粛々とやり続けていることはありますか?自分の趣味以外で。
ぜひ、「年末年始だから・・・」「年末年始くらいは・・・」という甘い言葉を捨てて粛々と自分との約束を果たし続ける年末年始にしてみませんか?
10年経てば、圧倒的に”その他大勢”と差をつけることになっているでしょう。
結局は、コツコツが勝つコツなのです。
というわけで、本日はルーチンの継続がいかにインパクトを持つのか?というお題について整理してみました。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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