減らないtodoリストのタスクたち。未消化を防ぐ良い方法とは?
長年、著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。
メルマガも毎週2回の配信が10年以上も定着しているのですが、読者さんからご相談メールもよくいただきます。そこで、普段僕がご相談に対してどう答えているのか。
今日は、お悩み相談のコーナーからnoteでも共有しようと思います。それほどに、共通の悩みを持つ方が僕の周りでは多いからです。
【Q】読者からのご相談より
あなたはこのような悩みをもったことがありますか?
かつての僕も同じ悩みをもっていました。せっかくtodoリストをつくっても結局未消化のまま先延ばししてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう。
翌日やろうと思ったら、別の仕事が無茶ぶりされて、またもや未消化の1日に。。。イラっときますよね。
でもね、原因を冷静に考えると、解決方法も見えてきたのです。少しだけ経験に基づく方法をご紹介しますね。
その前に・・・偉人たちはどう答えるか?を想像してみたので先にそちらも名言と共にご紹介します。今日の名言はドラッカー先生です。
いやはや、さすがという他ありませんね。ズバッと本質を書籍で答えてくれています。
つまり、「あれもこれも」とやみくもに頑張っているだけではダメなので、整理して真に重要なタスクに集中しなさい。それ以外はノイズなので”引き算”しなさい!という主旨で僕は解釈しましたが、どう思いますか?
僕の見解も、本質は全く同じだなぁと思って名言を眺めていましたよ。
では、僕の見解です。
↓↓↓
【A】鈴木の回答
<結論>
/
todoリストは
「足し算式」をやめ
「引き算式」で
考えること!
\
<解説>
まずは僕の持論を聞いてもらってもいいでしょうか?
日々の生活スタイルは、足し算ではなく「引き算式」に切り替えることが肝心です。引き算式にした時、はじめて本当に大切なことが見えてくる。
これが持論です。
どうしても予定を立てる時って「あれやって、これやって」と積み重ねていきますよね。(つまり足し算式)
でもね、意識しなくてもやることが増えていくのであれば、はじめから引き算を前提に予定を組んでみたら?ということなんです。
ちなみに、僕は著者デビューを目指していた15年前、”引き算式の●●”という切り口を企画していました。
当時から世の中は複雑化して混迷状態に。情報過多で何が答えか見えにくい時代へ突入。顧客に届ける価値も、自分のやりたいことも引き算でシンプルにすること。これが仕事や人生の今後のあるべき姿である。
”スマホ前”の時代なので、我ながら早くから提唱していたものです。
放っておくと情報もやるべきことも積み重なる時代ですよね。そんな時は、意図的に「引き算」して自分の中にある選択肢をそぎ落としていくのです。
例えば冒頭のお悩み相談で挙がったtodoリストで、考えてみましょうか。
こうやって自分に問いかけてみてください。きっと全てではないはずです。そして、「引き算」式のtodoリストに切り替えてみて下さい。
今日一日、やるべきことを書き出す。ここまでは、通常のtodoリストと同じです。
次に、
これらをtodoリストの中から、二重線を引いて先に消し去るのです。
さぁ、どれだけの仕事が残りましたか?
意外にもやるべきことが少ないことに気づくことでしょう。厳密に言えば、本当に集中して100%自分でやらなければいけない項目は意外に少ないはずです。
つまり、todoリストは書き加えていくのではなく、はじめに書き出した後は「引き算」していくのです。
こうして仕事の総量を減らし、集中すべき大切なことをシンプルにしていくのです。
そうでなければ、いつまでも目の前のことに振り回され「忙しい!」が
口癖の人になりますよ。
ミニマリストやシンプルライフなど哲学的で大きなことをはじめからやらなくてもいいんです。todoリストのような、目の前の小さなことから、引き算をしてみてください。
つまり・・・
自由な時間ができ、あなたしかできない自分らしい人生に切り替えが可能になるのです。
ぜひ、本日の教訓にしてみてくださいね。
【頭を整理するための問い】
さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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