自分にダメ出しせずに成果を最大にする方法論
ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。
普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。
シンプルに考え、本質を捉え、成果を最大にする。
これは僕が追求している世界観であり、仕事をする上での哲学です。
実際のところ、どのようにシンプルに物事を整理して成果を最大にしているのか?その一端を共有したいと思います。
まず、注意していることは、「自分にダメ出し」をして自己肯定感を下げないことです。
ストイックな方や自分に厳しい方は、時に自分のことを責める傾向にあるようです。(自分のクライアントを見ている限りでは)
「もっと頑張らなきゃいけないのに・・・」
「今の自分では全然ダメかも・・・」
「まわりに比べると自分はまだまだ・・・」
心の中で出てくるつぶやきは様々ですが、共通することは自分にダメ出しをすることに軸足が置かれていることです。
特に、目標達成の途中で”振り返り”をする際に、この傾向が顕著にでてきます。目標達成の道の途中ですから、当然、完全な自分などはないはずなのですが・・・
いったん、肩の力を抜いて解釈を変えてみませんか?思考を整理してシンプルに捉えなおしてみませんか?
振り返りの際にダメ出ししていては、その先の道のりは苦しくなってしまうだけですよ。
大切なことは、目標達成に向けた道の途中で、自分へダメ出しすることではありません。思考を整理し、立ち位置を確認して次の行動につながる軌道修正を行うことです。
それでも、ついネガティブに捉えてしまう場合は、3つの視点で振り返ってみてください。
1)結果が出ているか?
2)前進しているか?
3)成長しているか?
1)結果が出ているか?
もちろん、何か目標を立てている場合は、その道の途中で振り返る際でも「結果が出ているかどうか?」の視点で立ち位置を確認することは大切です。
ただ、”最終結果”は道の途中では当然でていないわけですし、また最終結果に到達しそうかどうかの感覚的な予測は意味をなしません。最終結果に一喜一憂しても、目先の行動に集中するしかないという現実があるからです。
当初の計画と途中経過がズレている場合は、そのズレの確認と軌道修正の方法を考えた方がいいのですが、結果にとらわれすぎないことも大切です。
なぜなら、結果と今の自分の状況を見比べて、自分にダメ出しを発動してしまうリスクがあるからです。
2)前進しているか?
そこで、次のポイントをチェックして欲しいのです。
たとえ、自分の思った通りの結果(途中経過や最終結果とのズレ)が芳しくない状況でも、行動をやめていない限り少なくとも”前進”はしていることでしょう。
そのため、結果が出ていない(出そうにない)自分に嘆くのではなく、前進しているかどうかというポジティブな側面に光を当ててみませんか?というお話です。
前進している限り、いつかは最終目標や最終結果に到達します。
うまくいきそうにないと感じたのであれば、それは”あなた自身”が悪いのではなく、”やり方”が悪いだけの話なので、あまり自分自身を責めすぎないでくださいね。
3)成長しているか?
次のチェックポイントは成長しているかどうかです。
”成長”という概念は少し抽象的なのですが、前進に近い要素も持ち合わせています。
たとえば、自分は結果も出ていないし、前進もしていないとまで感じたとしましょう。しかし、成長くらいは何かしらしているはずなのです。
成長とは、「次につながる自分の肥やしを得ること」と定義しておきましょうか。
この定義に照らし合わせれば、失敗や停滞でさえも次につながる教訓としてとらえるのであれば、この先の道のりにおけるリスクを極限まで下げることにもつながります。
こうして考えてみると、結果だけに固執するのではなく、前進や学びにも光を当てて振り返りをしていくと、自分にダメ出しをせずに確実に成果に近づいていくのです。
これは、自分自身のことに限らず、「子育て」や「部下マネジメント」においても同じことです。
ダメ出し以上に大切なことは、結果だけに固執しすぎず、他の側面からも光を当てて思考や状況を整理すること。
これこそが、ストレスなく成果を最大化する上で大切なポイントとなります。
今日は、自分にダメ出しをせずに成果を出す上で大切なことを3つの視点で整理しました。
いかがだったでしょうか?
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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