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凡人のための仕事術【その4-最初の3日が勝負】

こんばんは!本日、夏の始まりを彷彿とさせる暑さの一日でしたが、私はとある模試を受験するため家にこもりっきりで、それはそれはもう疲労困憊でございます。眠くなってしまう前に本日のnoteを。

さて凡人のための仕事術第4弾。ちなみに題名ですが、インパクトのあるものを、と思いこんな感じにしています。 どちらかと言うと『汎用性の高い』仕事術、といった方が正確かもしれません。ただ、私が伝えたいのは「仕事をする上では、際立った才能なんて不要で、やり方次第で成果を発揮することができる」ということなので、敢えてこの題名で続けていきたいと思います。


最初の3日が勝負

入社、異動、転職、新しい上司がやってくる、などなど、環境が変わるタイミングというのは多々あると思いますが、他者と交わり仕事をする上で最も大事と行っても過言ではないのが、この環境が変わるタイミングの最初の3日間です。この3という数字がポイントで、人間の第一印象は3秒で形成されると言われます。経験上、この3秒間のみで仕事においての人となりを判断されることは少ないと思うのですが、3日間あれば、その人が「仕事ができそうか」についての判断を行うことが可能です。本記事ではこれを第一印象と呼びます。実際に仕事ができるか否かは関係なく、あくまで「仕事ができそうか」です。


第一印象が良い人=仕事がし易い人

第一印象の重要性については他の記事に譲りたいと思いますが、ここでどういう印象を与えられるかは、後の自らの「仕事のし易さ」という点で非常に重要になっていきます。理由は単純ですが、「仕事ができそう」という良い第一印象を与えることができれば、率直に言ってその後の上位者・先輩の評価・チェックは甘くなり、反対にそう言った印象を与えることができなければ、評価・チェックが厳しくなり、資料一つとっても重箱の隅を突くような指摘をされる羽目になる、といったことが往々にしてあるからです。

想像に難くないと思いますが、人間の性質として「仕事ができなさそう」との印象を持っている人は、「この人が出してくる資料にはミスがあるかもしれない」→「細かく中身をチェックする必要がある」或いは「仕事ができるようになるため、できる限り多くのことを指摘して改善してもらう必要がある」といった思考を持たれがちです。そして、これは実際の能力というよりも、第一印象に依る部分がかなり大きいです。

一方、「仕事ができる」との印象を持っている人に対しては、「この人の出してくる資料にはミスはなさそう」といった先入観で、「あまり中身をチェックする必要は無いだろう」と、上司らから細かな指摘を受ける可能性は、前者と比べてぐっと減ります。それは資料の中身が全く同じであったとしても、です。人間そんなもんです。そしてよほどメンタルが強い人でなければ、いちいち細かい指摘ばかりをされていると気が滅入ってきます。日本企業の新人の8割ぐらいはこれが原因で自信を喪失してしまうといっても過言では無いと思います。


仕事がし易い=高いパフォーマンスにつながる

どうでしょうか?もちろん、自分の間違いに対して指摘してくれる上司・先輩の存在というのは非常に貴重です。が、その指摘が過度なものになってくると、自分の仕事のし易さ・パフォーマンスに悪影響を及ぼしてきます。また、細かな指摘を受け続けることにより、自らのミスに過度に敏感になってしまいかねず、そうするとミスを恐れずアイデアを発信し続けるということが困難になってきます。恐れずそれをやり続ける人との差は明らかですよね。

勿論、第一印象は後の人事評価に影響する部分もあるのかとは思いますが、それよりも私が言いたいのは、「仕事し易い環境を作りたけりゃ、とにかく3日間死ぬ気で頑張れ」ということです。逆にこの3日間でネガティブな印象を持たれてしまうと、挽回まで3ヶ月以上はかかると思った方がいいです。人間の印象というものはそれほどまでに強固に定着してしまいます。

たった3日間、全力で仕事に取り組み、自らを偽ってでも(!)できる限りの最大限のアピールをして「仕事ができそう」との第一印象を刷り込めれば勝ちです。これが後の自分の仕事のし易さとなり返ってきます


本日はこのへんで。

それでは!

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