ハル、すっくと立ち上がる。

春の女神が、大あくびをしながらも立ち上がる。太陽は少しずつ早起きになり、昇る方角も変わってきた。木の芽はちからを貯めて準備中。季節はちゃんと動いてる。

立春。
時間は後戻りしない。
前に進むのみだ。

雪がちらつく日もあるだろう。
声が凍るほど寒い日もあるだろう。
それでも
動き出した季節が止まることはない。
今、土の中で眠るこころも
いつかは這い出して
太陽に出会うといいと思う。

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簡単ではございますが
立春という日が嬉しかったので
綴らせていただきました。

それでは今日も
歩いていくか。