私たちが恋をするいくつかの理由

私たちが恋をするいくつかの理由。それは

一つ、優しくなれる。

一つ、頑張れる。

一つ、日常がハッピーになる。

なんて、シンプルで幼稚な答えだろうと思うが、
心がホカホカしている時に人は
こんなわかりやすい単語に落ち着いてしまうのかもしれないです。

「何年来に好きになれる人が出来ました」

そう伝えるほどには浮かれています。

愛がずっと隠れていたとは思わないけど、

惚れ症でもない私は、
その琴線に触れるほどの人というのは
なかなか見つけられなかったもので。

ただ愛は継続しなければ意味がないように
思い込んでしまう。

ずっと好かれることを目指してしまう。

そのうちに全ての行動を好きかそうではないかに
分類してしまう。

そんなことを言うなら、そんなことをするなら、

もう愛していないのね？！とばかりに。

これはもうあなたへの愛ではなく

同時に芽生えた抑えていた自愛心です。

そして悶える、他愛と自愛の葛藤。

なんて話はシンプルだったのに複雑になっていきます。

こうなってくると読めば読むほど、
「結末が見えなくなる物語」みたいで

私はこれ以上考えることをやめました。