マガジンのカバー画像

かぞくのコト

35
子育てについて自分が思っていることや気づいたことの記事をまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

子供と一緒に寝るのが辛いけど尊いという矛盾

毎日毎日、子供たちと一緒に眠っています。 長男が生まれてから、ほとんど毎日続いている、と思います。 次男が生まれて狭くなっていった布団。 背中ばっかり見せないように気を使ったり、二人に絵本を読んだり、作り話をしたり。 早く寝なさいと怒ったり、毎日毎日忙しい。 そして、とてつもなくしんどく感じてしまう時もあれば、尊くて仕方ないと思う日もあります。 矛盾だらけのこの時間が、もう長くないことを知っています。 正直、寒くて痛くて辛くて。 たまに、1人でソファで寝た方がマシと

勉強と挫折とよちよち歩き

三月になりましたね。 春の気配を感じます。 長男が春から中学生になります。 フォローさせてもらってるnoterさんにも、今年が受験だったお子さんもいて、私の中でも受験というものが身近に感じられています。 受験期間、伴走されたみなさま、お疲れさまでした!! 長男が行くのはいたって普通の中学校。 小学校の同級生の中では他の中学校に行く子も、ちらほらいたりします。 夏休みごろの懇談会では、どこの中学に行くのかを先生から確認されるとともに他の中学校のパンフレットがずらっと用意さ

母の日とマニキュア

わが家には母の日は存在していない。 他のお家の母の日エピソード聞くと「ええなぁ」と思ったりもします。 でも、わが家にはないのです。 子ども達が幼稚園児くらいの時は、園で似顔絵を描いてきたなぁと思います。 それが、母になった自分と追いついてないようで、こそばゆかった気がします。「あ、私がお母さんなのか」って。 私は実家の母と、夫の母と、宅配で届くように手配するのが毎年の事でした。 お得な父の日とのセットがあれば、それも注文して。 でも、今年は送れなかった。 実家に送らずに

たっぷりウイスキーボンボン

バレンタインの思い出といえば、たっぷりのウイスキーボンボンだ。 私が小さい頃、お父さんは単身赴任をしていた。 なので、夏休みや冬休みなんかの長期休みになると、私とお母さんとお兄ちゃんとでお父さんの単身赴任先に遊びに行く。 夏だったら観光とか遊んだりしていたと思う。 でも冬休みに訪れたときの記憶はあまりない。 多分寒かったから外を出歩かなかったのかなあと。 その中で覚えているのがウイスキーボンボンだ。 お酒が好きなお父さんに、お母さんはいつもバレンタインデーにはウイスキー

お母さんの遺影

今日は遺影のお話し。 ちょっと重めのワードだけど、悲しいお話しではないので、よかったら読んでください。 昨年、私の母は亡くなった。 67歳だった。 不慮の事故で若く亡くなる方もいるけれど、それでもやっぱり早い死だと思った。 おじいちゃんが亡くなったのは72歳。 その時も家族みんなで「早すぎるよ。」と言っていたと思う。 おばあちゃんは90歳を過ぎてからだったしね。 お母さんが入退院を繰り返して、私も心づもりはしていたけれど、その日は急に訪れて、そしてお葬式の準備をしなくて

夫の好きを知る旅は続く

私の夫は、けっこうおもしろい。 けっこうハマったものにはディープにハマっていく方です。 私は夫と結婚しなかったら、絶対に知らなかっただろうなということがたくさんあります。 そのひとつがガンダムです。 私の予備知識としてのガンダムは以下です。 ●ロボットのアニメ ●白と赤と青 ●「アムロいきます!」って言う ●ガンダムseedというやつを夕方にやってた。 夫がガンダムを好きというのも、結婚前に聞いてはいましたが、私の生活に特にかかわりはないだろうと思っていました。 完

お別れの記録

みなさまお久しぶりです。 先月、母が亡くなりました。 明るい話題ではないのですが、自分の気持ちの整理のためにnoteにします。 読んでもいいよという方はお付き合いください。 また次からは普通のエッセイを書くと思いますので、よろしくお願いします。 母の病気がわかったのは、昨年に私がマルシェにでるよと連絡をした時でした。 実家の滋賀県から名古屋は車でよく行く場所。 だから来てくれるって思ってた。 だけど、返事は「無理かも…。」でした。 電話した日の週末には、入院するという。

なにを言ってんだ!!

先日、小学五年生の長男が言いました。 「僕は脇役が好きやねん」 え?と聞くと、長男が言うにはクラスには色々な子がいる。 その中には、明るくて面白くて、運動が得意な子がいると。 そういう子が主人公で、僕は脇役なんだと言った。 確かに長男は運動ができない。 そしてギャグが面白いとか、そういう感じでもない。 「僕は人のアシストとかする方が好きなの。目立ちたくないの。」 うんうん、そうだね。 私はその気持ちの裏側には、きっともっと深い何かがあるとは思っているけれど、今は聞かな

ほわほわふわ~な春

お久しぶりです。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか? noteの皆さんは新しい生活を始める方もいたりして。 私はというと、次男が小学生になりました。 長男の時と比べてはいけないのですが、二人目なのでずいぶんとゆるく受け止めています。 思い返せば長男の時は、あれもこれも心配で。 私も初めてのことがいっぱいだから、一生懸命聞いたり用意したりしていました。 だけれど、そんな私はどこへやら。 入学式から忘れ物をしてしまい。 あちゃ~と思ったけれど、どうにかなるさーと思えたこと

たんたんたんと日常は

先日、実家に帰省してきました。 今年に入ってすぐも帰っていました。 感染症が拡大してから長らく帰れていませんでしたが、久しぶりの実家は少しの変化と穏やかな時間がありました。 なぜまたすぐに、というと母が入院したからでした。 今のご時世、夫のお父さんですら荷物の受け渡しのみで面会はできません。 だから帰ってきてもどうしようもないよ、と言われました。 それでも、なんとなく帰ることにしました。 ふと、実家に帰る時はいつもお母さんにLINEで連絡をしていたなぁと気づきました

ひとりで育児の辛さってこういうこと?

先月、夫が1か月ほど出張でいませんでした。 ふだん、朝早く夜遅い夫。 子ども達の生活リズムには関わっていないので、特に変わりはありません。 私も早起きしなくていいから体は楽でした。 けれども、2週間ほどすると何だか辛くなってきました。 私が思うに、物理的にひとりで育児するのも大変ですが、精神的にひとりで育児するのはもっと大変だなぁと感じました。 普段の生活の中で、育児に対して夫はノータッチです。 しかし、朝や夜の短い時間に私を労る言葉をかけてくれます。 ご飯が美味し

夫がいなくて元気でない

ここの所、元気がない。 夫が出張中なので、なんだかつまらない。 正直、朝のお弁当作りもないから、いっぱい寝てる。 車で送り迎えをすることもないし、夜ご飯後の片付けもスムーズ。 元々の子どもの生活リズムには、何の支障もないから普段と変わらないっちゃあ変わらない。 でも、圧倒的にくだらなさが足りない。 夫は楽しい人だから、子ども達も「パパがいないと盛り上がんないよなー」と何回も口にしてる。 つまらないママですまない…。 私も、夫と話すのは1日の中で、少しの時間だけど、や

あこがれだったランドセル

今朝、玉三郎さんの記事を読んで「あぁわかるなー」と感じました。 長男がランドセルを買ったのは4年ほど前。 以前にも記事にしましたが、私はランドセルを背負ったことがなく、ラン活というものにも興味がありませんでした。 それでも6年間使うものだし、途中で嫌だなんて言われたらたまらないし、なんとか気に入って長く使えるものがいいなあと思っていました。 しかし、「このランドセル!!」と思うものが現れたのです。 それはアクタスの半かぶせランドセル。 私はアクタスが大好きでして。

子どもたちと電車に乗って

お正月、3年ぶりくらいに実家に帰省しました。 夫は出張なので、私と子どもたち二人で、在来線と新幹線を乗り継いで行きました。 子どもと電車に乗るというと、なんだか不安もありますよね。 長男も次男も、0歳の頃から新幹線によく乗っていました。 当時は地元の友達の結婚式に呼ばれることが多く、まだ母乳育児をしていたので一緒に連れて帰っていたのです。 抱っこひもで次男を背負いながら、幼稚園児の長男を連れて、必死に荷物をころがす。 乗り換えの時間をチェックしたり、おむつ替えが出来るト