ヤリスハデス

ゆるーく生きる術を模索中の大学生です。 25卒/ミニマリスト/読書/資格/千葉ロッテ…

ヤリスハデス

ゆるーく生きる術を模索中の大学生です。 25卒/ミニマリスト/読書/資格/千葉ロッテ/映画

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    ピース・又吉直樹さんの公式Youtubeチャンネルでシリーズ化している「インスタントフィクション」を気ままに投稿しています。

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【自己紹介】僕がnoteを始めた理由

記事を開いてくださり、ありがとうございます。 こんにちは。suzuna suzushiro です。 今日からnoteを投稿していこうと思います。 つたない文章で読みづらいところもあると思いますが、気長に読んでみてください。 今回は初めての投稿ということで自己紹介をしようと思います。 僕は現在、地方国立大学に通っています。 大学では統計学やデータサイエンスを学んでいます。 趣味は読書、YouTubeを見ること、blenderを触ることです。 よく見るYouTubeチャンネルは

    • 不思議の国の空き巣

      ここは、窃盗が合法化された近未来のとある国。 どうやら、資本主義が進みすぎた結果がこれらしい。 しかしなぜだろう、私はまだ被害に遭ったことがない。 社会の犯罪率も低下しているらしい。 不思議だ。合法なんだぞ、窃盗が。 玄関先に置いてある趣味のガーデニングの植木鉢は今日も何事なく、青々と緑を茂らせている。 今日も仕事に向かおう。鍵は閉めた。

      • フィルムカメラを始めたい

        実家に帰った時、たまに昔の映像とかを見るんですけど、画質が荒いあの映像に心惹かれるのはどうしてなんでしょうか。 10年くらい前に、親が新しいビデオカメラを買ってきて、そのカメラが記録する映像の綺麗さにとても驚いたのを今でも覚えています。 その映像ですら、今見ると、画質が悪いと感じてしまいます。 気づいたら、世の中に存在するカメラは画質が良くて当たり前で、誰にでも使うことのできるようになっています。 しかし、そんな綺麗な映像が溢れかえっている今だからこそ、古い映像に価値が

        • 私の名前はスーパーヒーロー!

          月曜の朝。憂鬱な朝。 朝の情報番組を見ながら、朝ご飯を食べてスーツに袖を通す。 なぜ週末はあんなにも時間が過ぎるのが早いんだ。 きっとこれは政府の陰謀だ。 土日の感覚を短くさせる超音波を秘密裏に発しているんだ。 なぜこんな生活をする羽目になった。 無論、学生時代から周りに流され、自分の意見を持たず、生きてきた結果だ。 私は自由な生き方に憧れていたのだ。 なのに、どうして。 「スーパーヒーローさん!仕事です!」 気づいたら職場にいた。 もう何かしらの精神病を患っているのかもしれ

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        【自己紹介】僕がnoteを始めた理由

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          8本

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          学徒出陣

          辺りは緊張に包まれていた。 今回のミッションでは一つのミスも許されない。 周りには、自信のなさからだろうか感情を失っているように見える戦士もいる。 さて、私はどうだろうか。 この種の戦いは得意ではない。 しかし、できるだけの努力はしてきたつもりだ。 私がやらなければここまで私を支えてきた人たちに合わせる顔がない。 私はやらなければならない。 一つでも多くの敵を討伐し、スコアを稼ぐ。 私の頭の中にはリズムが流れていた。 これが私のルーティンだ。 そのリズムをかき消すように

          薄氷

          通勤は憂鬱だ。 最寄り駅まで徒歩10分、近くもなく遠くもなく感じる距離だ。 駅のホームには人が溢れかえっている。 ここで事故・事件が起きたら一たまりのないんだろうな。 電車に乗っても席に着くことなんてめったにできず、冤罪防止のために常に気を張っている。 ある意味、この場が最も集中力を研ぎ澄ませる空間だ。 会社に着くと、上司の目線に気を遣いながら、やりがいもない事務作業をこなす。 午後からは外回りが待っている。 なんだろう、今日は嫌な予感がする。 気を紛らわすために、給湯室でコ

          君と枕

          寝ぼけ眼で目覚めると、陽に照らされた君がいた。 ワンルームを支配するセミダブル。 僕の枕に君の香りがこびりつく。 梅雨入り前、最後の晴れ間だった。 君とこうして出会うたび、僕はなぜ思春期時代の母を思い出すのだろう。 君が寝返りを打つと二、三年前に流行った香水の香りが広がった。 ごぉぉっと外からヘリコプターの飛ぶ音が聞こえた。 外に目をやると、向かいの家の屋根から黒猫がこちらを覗いていた。 今日は枕を干そう。

          排水溝

          天気予報が外れた水無月の日曜日。 流れてしまった。ぐーるぐる。ぐーるぐる。 珍しく詰まりは無かった。 一度外れた栓を止めようがなかった。 どうしてこんなことになってしまった。 低気圧はどこまでも私の人生から華やかさを奪っていく。 しかも明日は月曜じゃないか。 久々にゆっくり寝ていよう。 私は鍵を閉め忘れた玄関に向かった。 チェーンをかけた。 私の新しい人生の始まりだ。

          ストーカー

          「カラフルでオーバーサイズの服ばかりを好んでいたのに、今じゃ白のインナーに灰色のアウターを着てる。なんか、かた苦しいわね。」 君は僕に向かってそう言った。 言われてみれば、窮屈だ。 しかし、今の自分にはこの格好が相応しい。 だが、どうだろうか。今の彼女は全身真っ黒で僕より地味だった。 そう見えた気がした。 「私はもっと長い時間、あなたの世界に寄り添えると思ってたわ。」 天を仰ぎながら飄々とした声色で彼女はそう言った。 その表情を読み取ることはできなかった。 「あなたと別れ

          痛み分け

          踏まれる。私はただ踏まれる。 足蹴にされ、温もりを感じる。 それでいい。それがいい。 生まれる。私はただ生まれる。 私には運命を共にする者たちがいる。 例外なく皆が、自ら動かない。 草臥れる。私はただ草臥れる。 醜く、色変わる。 それでいい。それがいい。 私はこの為に生まれたのか。 そうだろう。 私がこうしていることで、あなたが上に上がれるのだから。 私はこうするしかない。 そうだろう。 私はこの生きる場所しか知らない。 踏まれる。私はただ踏まれる。 上司、取引先、

          【インスタントフィクション】原稿用紙1枚に綴る小さな物語

          おはようございます、スズナスズシロです。 皆さんは「インスタントフィクション」という言葉をご存じですか? これは、ピース・又吉さんのYouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」で公開されている、”「自由な発想」と「気軽なノリ」で書かれた文章。自分が思う「面白い」を入れて400字以内で表現する”シリーズです。 400字という少ない文字数の中に描かれた物語を髑髏万博先生(又吉さん)の解釈を通じて考えることができる大変興味深い動画シリーズになっています。 僕も

          【インスタントフィクション】原稿用紙1枚に綴る小さな物語

          物を買うときに罪悪感を感じないマインドセット

          おはようございます、スズナスズシロです。 最近、物を捨てることに快感を感じ始めているのですが、生きていくうえでどうしても新しくものを購入しなければならないことがあります。 その時、ミニマリストの僕はどうしても罪悪感を感じていました。 物を持たない生活にあこがれを抱いているのに、今自分がしている行為はそれに反することだと感じていたからです。 しかし、ある時から物を購入するときのマインドセットを変えたことで、所有物が増えるときに罪悪感があまり感じなくなりました。 その、マイ

          物を買うときに罪悪感を感じないマインドセット

          自分にある「コンテンツ力」を見つける方法

          おはようございます、スズナスズシロです。 今回は自分にある「コンテンツ力」についてお話したいと思います。 そもそも「コンテンツ力」とは何でしょうか? 僕は「他者からの視点で『あの人と言えばこれだよねー』と言われる個性や実績」だと考えています。 コンテンツは他者へ何かを提供することで価値を得、自己満足では成り立ちません。 だからこそ、他者からの視点を重視するべきなのです。 特に、今の時代は「個の力」が強くなっていて、このような「自分の中にあるオリジナリティを持った能力」が重宝

          自分にある「コンテンツ力」を見つける方法

          【お金の使い方】新しい自分に出会うのか今の自分を快適にするのか

          おはようございます、スズナスズシロです。 1人暮らしを始めて一年以上が経過していますが、この間に自分の買い物スキルが高まりました。 日用品を買うときは、Amazonで同じ商品を見比べてどちらで買うほうが安く済むかを考えながら買い物しています。 自宅の周りに大きなスーパーが一つしかなく、車も持っていないのでわざわざスーパーの買い回りはしませんが、社会人になって車を持てば、安いスーパーで買い物をするために、出かけたりするかもしれません。 そんな僕ですが、非生活必需品へのお金の使

          【お金の使い方】新しい自分に出会うのか今の自分を快適にするのか

          日常を変えたければ、非日常をシャットアウトするべき

          おはようございます、スズナスズシロです。 現代社会を生きる私たちは、膨大な量の情報に触れながら生活しています。 「現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の一年分、平安時代の一生分」と例えられることがあるように、人間が触れる情報量が爆増していることが分かります。 そんな情報過多時代を生きる我々が触れる情報の中に、企業の宣伝広告が含まれます。 テレビCM・駅の広告ポスター・SNSなど、普通の生活を送っているだけで求めてもいない情報が流れ込んできます。 あなたの日常を惑わす非日

          日常を変えたければ、非日常をシャットアウトするべき

          好きなものだけに囲まれた生活のために

          おはようございます、スズナスズシロです。 僕の部屋にほとんど物がありません。 過去の投稿でも書いているようにミニマリストです。 最近は物を捨てる快感が忘れられなくなり。もっと減らせるものはないかばかり考えしまって、本来の目的を忘れそうになる時があります。 そんな僕ですが、実は好きなものだけに囲まれる生活に凄くあこがれがあります。 その空間にいるだけで幸せに包まれるというか、とにかく居心地がいいです。 では、なぜ病的なまでのミニマリストになりかけている僕がものに囲まれた生活

          好きなものだけに囲まれた生活のために