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私の名前はスーパーヒーロー!

月曜の朝。憂鬱な朝。
朝の情報番組を見ながら、朝ご飯を食べてスーツに袖を通す。
なぜ週末はあんなにも時間が過ぎるのが早いんだ。
きっとこれは政府の陰謀だ。
土日の感覚を短くさせる超音波を秘密裏に発しているんだ。
なぜこんな生活をする羽目になった。
無論、学生時代から周りに流され、自分の意見を持たず、生きてきた結果だ。
私は自由な生き方に憧れていたのだ。
なのに、どうして。
「スーパーヒーローさん!仕事です!」
気づいたら職場にいた。
もう何かしらの精神病を患っているのかもしれない。
今日も仕事をこなす。
もしも、自分が仕事が全然できない人間だったらどれほど良かっただろうか。
生きていけるだけの収入は得ているから、思い切って辞めることも出来ない。
私の人生はどこで狂ったんだろうか。
私の名前はスーパーヒーロー。

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