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やせたいわたし

前回、わたしが標準体重より15キロも太ってしまった経緯について長々と書いてみた。

ここからは、わたしがしてきたダイエットについて、順番に書いていきたいと思う。

最終的には15キロ太ってしまったわたしだが、体重が増えていっているのを見て見ぬ振りをしていたわけではない。「痩せよう」とは何度も思い、手はつけてきた。今回は、「手をつけてきたものの痩せられなかったダイエット方法」について書いていきたい。

大学生の頃に初めて体形を気にし始めたわたし。もともと食べることは大好きで、子どものころから食いしん坊キャラだった。
「食いしん坊のわたしが、食べるのをやめられるわけがない!運動だ!」
そう思ったわたしが選んだのが、ホットヨガだった。

①ホットヨガ

ホットヨガを選んだ理由は、ひとつは道具は特にいらず、手軽にできそうだったこと。もうひとつは、痩せられそうだったからということ。ホームページや体験談を見ても痩せている人が多く、わたしもこうなりたいなあと思ったので申し込みをした。
契約しに向かって、勧められたのはホットヨガ定額通い放題。週1で通えば元が取れる値段に、迷わず入会した。結論から言うと、痩せることはできなかった。原因としては、続かなかったことだ。

自転車で片道15分。生活圏内だったら良かったのだが、わざわざ行かないといけないのが面倒だった。
1時間のレッスン。内容自体は良かったと思う。リラックス系の講座は本当に気持ちよかった。しかし、シェイプアップ系の講座は、初級コースでもしんどい上に、周りが簡単にできているように見えてしまい、なんだかいたたまれなくなってしまった。結局、痩せたくて通っているのにリラックス系の講座ばかり受けてしまい、本末転倒。
レッスン後のシャワー。数が足りずに待たなければならず、シャワーを浴びたら髪を乾かす必要もあり、時間がかかる。
一つのレッスンを受けるために2時間強は見ないといけないのが個人的には苦痛だった。結局面倒になり、3ヶ月程度行って、そこから数か月は会員費だけ払って通わず、結局半年ほどで辞めてしまった。

ただ、通っててよかったこともある。肌の調子がすごく良くなった。ニキビに悩まされていたのだが、通っている間はかなり良くなった。わたしのダイエットには合っていなかったというだけだろう。

それからわたしのダイエットは滞った。大学に、サークルに、部活に。ダイエットのことを考えなくても、日々は過ぎていった。
次にダイエットのことを考え出したのが、大学3年生の終わり頃。大学に入った当初は張り切って自炊をしていたが、この頃にはほとんど外食かコンビニ弁当。ふと、「野菜不足だなあ」と思ったため、簡単に野菜不足を解消するためにインターネットで調べていて出会ったのが、スムージーダイエットである。

②スムージーダイエット

インターネットの口コミサイトだったか、広告だったか、細かいことは忘れてしまったが、当時流行っていたのだと思う。きれいなモデルのお姉さんがスムージーを飲んできれいになる姿に憧れ、スムージーダイエットをすることにした。早速ミキサーを買ってスムージー生活を始めた。
しかし、困ったことにミキサーの音が大きく、一人暮らしの家ではとても使いづらかった。ミキサーを布団に包んで使っていた。

なんとか使って、2週間くらいは朝か夜にスムージーを飲んでいたのだが、体重計に乗ってみてビックリ。なぜか痩せるどころか太っている。どうやら果物を入れすぎで、ただの果物ジュースをがぶがぶ飲んでいる状態だったようだ。
いろいろレシピを見て工夫はしたが、そのうち味に飽きて辞めてしまった。

その後は就活や卒業研究などで忙しく、わたしは自分の身体と向き合うことを先延ばしにした。次に出会ったのは、社会人1年生のとき。2ケタ目の数字がひとつ上がろうとしていたのを見て、まずいと思った。ストレスを食べることで解消していたわたしは、食事制限をしようとは考えなかった。とにかく「好きなだけ食べても簡単に痩せられる」という、それだけを条件にダイエット方法を探していた。今思えばそんな方法はないのだが、そのときはまだ、そんな方法があると信じていた。
「本気を出せばわたしだって痩せられる」
どこかでそう思っていたのかもしれない。そんなわたしが次に目をつけたのは、インスタグラムで人気が出ていたフルーツ青汁だった。

③フルーツ青汁ダイエット

フルーツ青汁というのは、いろいろ種類はあるとは思うが、わたしは「甘くておいしい青汁」のことを指すと勝手に思っている。わたしは購入したのはスティックタイプの、水や牛乳で溶かすタイプのものだった。ヨーグルトに混ぜて食べてもおいしいと書いてあった。

わたしは牛乳もヨーグルトも好まなかったため、豆乳に混ぜて飲んでいた。200mlの紙パックの調整豆乳を買い、パックの上の部分をハサミで開けて、直接フルーツ青汁の粉を入れ、開けた部分を押さえて軽く振ってから飲んでいた。洗い物を減らしたかった。味はまあまあ、おいしかった。

30個入っており、毎日飲めば一か月で飲み切ることができる。「○ヶ月継続契約が条件」のような商品だった。最初の1ヶ月くらいは良かったのだが、2ヶ月目からは飲めないことがちらほら。わたしは飽きっぽい性格のようだ。3か月目からはほとんど手をつけなくなってしまった。

契約を止めるためには電話をしなければならず、面倒だったわたしは半年くらいは必要もないのに継続していた。全く手をつけていないフルーツ青汁が、ただキッチンの棚にしまわれていき、引っ越しをするまで捨てられなかった。


わたしの失敗談を書いているだけなのだが、なんだか長くなってしまった。まだ途中ではあるが、今日はここまでとする。わたしの失敗談は次回も続く予定だ。


次回の話はこちら。


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