どこまで伸びる?今年の打点王を予想(8/6終了時点)
こんにちは、すずです。
プロ野球には「タイトル」というその年のペナントレースでの個人成績を指標ごとに表象するものがあります。
タイトルはMVP(最優秀選手賞)や新人王(最優秀新人賞)、沢村賞の様に総合的に判断されるものや、本塁打王(最多本塁打賞)や最多勝(最多勝利数賞)の様にシンプルに絶対数1位が表彰されるものとあります。
プロ野球は平均40試合を消化し、120試合制の今シーズンの1/3をしょうかしたことになります。まだ2/3あるのですが、第一弾のタイトル予想をしていきたいと思います。
第一弾は「打点王」です。
2018年/2019年の打点ランキング
まずは昨年(2019年)、143試合制の打点ランキングを紹介します。
⑴ソト(De)108打点
⑵山田(ヤ)98打点
⑶村上(ヤ)96打点
⑷坂本(巨)94打点
⑷岡本(巨)94打点
参考に一昨年(2018年)はこちら。
⑴バレンティン(ヤ)131打点
⑵岡本(巨)100打点
⑶ビシエド(中)99打点
⑷丸(広)97打点
⑸ソト(De)95打点
2020年シーズンは2018年の打点王のバレンティンがホークスに移籍しました。また、2018年4位の丸は2019年から巨人に、2019年3位の村上はこの年、本塁打36本で高卒2年目以内の選手としてNPB記録タイ記録、96打点はNPB新記録を樹立し新人王になります。
2018年から巨人の4番に定着し史上最年少で3割30本100打点を記録した岡本は2019年も打点4位で巨人のリーグ優勝に貢献します。岡本と同じく94打点の坂本はこの年40本塁打も達成しセリーグMVPに。
横浜のソトやロペス、広島の日本の4番鈴木誠やトリプルスリーのヤクルト山田など打点上位というのは、打順も上位で多く出場し、得点機で加点する決定力や長打力が求められます。
試合球の変更やドームの拡張など本塁打の要素は変わっていますが、近年だと05年の阪神今岡が147打点、06年のウッズの144打点、10年ラミレスの129打点、13年ブランコの136など特出した年もありますが、概ね100~120打点が一つの目安だと考えて良いと思います。
それでは今年の打点王争いを見てみましょう。
2020年の打点ランキング
今シーズンは平均40試合の消化で現在この様になっています。
⑴岡本(巨)39打点
⑵村上(ヤ)38打点
⑶鈴木誠(広)32打点
⑶ビシエド(中)32打点
⑸丸(巨)28打点
昨年の打点王のソトは25打点で6位、6位はあと2人どちらも横浜で佐野、宮崎も25打点で並んでいます。昨年2位の山田は17打点で7位。
30打点以上の4人に絞ってこれまでの増加を見てみましょう。
10試合くらいまでは岡本が一時打者タイトル総なめだったんですが、打率は急降下。現在3割を切っています。しかし打点増加のペースはそこまで落ちず、20試合あたりから再び伸びて現在39打点でトップです。
2位の村上は10試合あたりからチームの打点を独り占め。現在もチーム内2位の青木が20打点と倍近くの差が出ています。ここ数試合打点がなく岡本に抜かれました。今年の村上は現在打率.326と率も良いんですよね。この一年の進化が凄まじいです。
3位は日本の4番鈴木誠、中日の主砲ビシエド。屋外球場が本拠地の広島は中止も数試合あり、ナゴヤドームを本拠地とする中日は中止の試合の数が少なく、2人の間には4試合の差が出ています。
では、ここまでの打点ペースで120試合を消化したらどうなるか見てみましょう。
これによると、村上リードで120打点後半、岡本が120打点前半と僅かに打点王は村上の手に。ビシエドが100打点ちょっと、鈴木誠は95打点あたりでしょうか。
「すごいなー今年は120打点超えそうなのかー」と思っちゃうのですが、これ120試合と例年より試合数の少ない今年でこの数字なんですよね。
実際は存在しない23試合やってみたら(143試合制の場合)どうなるか見てみましょう。
村上は150打点超えたかな?1999年の横浜Rローズ153打点、1950年の松竹ロビンス小鶴161打点以来の150打点?
パワプロみたいな数字ですが、ペース的には150打点を超えそうです。
岡本145打点、ビシエド120打点、鈴木誠110打点あたりでしょうか。繰り返しなんですが、昨年の打点王が108打点です。
このまま中止なくシーズンが120試合消化された時にどうなっているのか楽しみですね。個人的には贔屓球団の岡本頑張れ!と祈っています。笑
(次回は投手タイトルいこうかな。打者は40試合振り返るの大変だったので...)
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