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数奇
2022年11月24日 20:17
2022年8月20日 読了。この小説の原題「Trice upon a time」が映画『シン・ヱヴァンゲリヲン』のサブタイトルになっているというので気になって読み始めたが、読んでみてびっくり、内容が露骨に『シュタインズゲート』で、あとから知ったがシュタインズゲートの元ネタとなった作品らしい。シュタゲの元ネタといえば『バタフライエフェクト』の印象が強かったが、実はこっちの方が直接的な元ネタだっ
2022年11月21日 20:05
2022年7月14日読了。スーツの繊維が知性を持ち人間を支配するという、アニメ『キルラキル』の元ネタになったSF小説。あとがき解説も中島かずきが書いている。キルラキルの元ネタと書いたけど、中島かずき自身が「この作品がなかったらグレンラガンもキルラキルも生まれなかった」と言っているくらい、キルラキルに限らずそもそもの中島かずきの創作観に影響を与えているとのこと。実際読んでみるとめちゃくちゃ
2022年11月19日 21:06
2022年6月15日読了。SFの古典的名作と名高い作品だけど初めて読んだ。まず、想像以上に読みやすいことに驚いた!クラークの作品というと「2001年宇宙の旅」の印象があって、これは2回見て2回とも寝落ちして、しばらくしてからちゃんと見たけどやっぱりちんぷんかんぷんだったので、難解な話なのだろうと思っていた。しかし「幼年期の終わり」はいざ読んでみると展開もわかりやすいし続きも気になって面白
2021年8月16日 01:04
2021年8月10日 読了このタイトル、女の子が表紙の爽やかな装丁、「恋愛SF小説」と銘打たれた紹介で、ライトな内容を想起させるが、実際はかなり硬派なSF作品だった。地球ではない惑星の、人間によく似た異星人の物語で、その気候、自然現象、生物、文化、国家間の戦争、政治といった世界設定が緻密に作り込まれている。見慣れない言葉もたくさん出てくるが、そこまで複雑ではなく、読んでいれば普通に理解
2021年8月16日 00:23
2021年7月12日 読了某アニメの最終話サブタイトルとして有名だが、庵野監督はこの作品を当時読んだことがなかったとか。たった16ページしかない表題作はまったく意味がわからず、解説ブログなどを読んでなんとかあらすじは理解したものの、それでもやっぱり何が言いたいのかの意味は理解できなかった。しかしcrosswhenという宇宙の中心が、都市のような政治を行い機能しながらも、すべての時間・
2021年8月15日 23:58
2021年6月14日 読了タイトルこそ有名だが、どんな話か全く知らず、実はSF作品にカテゴライズされるということを知って興味を持って、手に取った。32歳(奇しくも自分と同い年だ)にして幼児並の知能しか持たない主人公・チャーリーが、手術によって天才の頭脳を手に入れるという、あらすじだけ見ると安易な設定にも思えるが、どんどん頭が良くなっていく過程や、見える世界の変化の描写がとても細かくリア