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自己決定権への疑問。

大学院で勉強したいことを180°変えてしまったものの全然後悔しておらず寧ろ勉強に身が入るようになった今日この頃。 と言いつつ、未来の話をするのは苦手である。親をはじめ親族たちにずっと否定されてきたので、話しても無駄だし疲れるし……と避けている節がある。 ここからは自死の話、あとものすごく小難しい話が含まれるので苦手な方はぜひブラウザバックをお願いします。 勉強していく中で見つけた話をひとつ。 刑法202条には自殺関与罪と同意殺人罪というものが規定されている。 刑法におい

    • 高校の卒業式の話

      私の家庭環境は他よりも少しだけ恵まれていなかった、と思う。 そもそも「一般家庭」のスタートラインにすら立てていなかったのだ。ここでの一般家庭は両親揃って同じ家に住み、虐待も無く健康に育てる環境と思って欲しい。 まぁ私はとんでもなく健康優良児だったので健康ではあった。それが祖母の美味ぇ飯のお陰だということは一人暮らしを始めてから気づいた。 両親が揃っていないし、父親は遠くの会社に毎日出勤して夜は夜の店に繰り出していたと言うのだからもう終わりである。それで父親は借金を借金で返す

      • 高齢出産の話

        叔母が妊娠した、という事実を告げられた。 叔母は41歳。高齢出産という分類にあたるのだろうか。もう6週目だと嬉しそうに語っていた。 子供は可哀想だと思ってしまう。 自分じゃなくて良かった、とも言い換えられるけど、それを言いたくないというワガママもある。何これ。 別に私は反出生主義というわけではない、と思う。でも、今回の件について素直に喜べるほど出来た人間では無い。 ことのきっかけは叔母の彼氏(籍は入れておらず、事実婚状態)が「自分と同じ名字の子供が欲しい」と言い出したこ

        • とあるおじさんの話

          ※この投稿には自死、自殺の話を取り扱います。苦手な方はブラウザバックをお願い致します。 お父さんの幼馴染みが亡くなった。 12月24日、クリスマスイブの朝だそうだ。 死因は、自殺だった。 その話を聞いたのは叔母からだった。 「(おじさん)が自殺したの聞いた?」と。 勿論地元にいるわけではなかったので知らなかった。誰も教えてはくれなかった。 鑑識によれば死亡時刻は朝7時。その前に母親に「朝早くにこっちの家に来て」と伝えていたらしい。 その日は団地の掃除があるから、と母親は

        自己決定権への疑問。

          かき氷機

          冬なのになんて寒そうなタイトルなんだろうと思う。これを書いている今の外気温2度らしい。寒すぎ。 これは私の弱すぎるメンタルの話になる。 私のメンタルはかき氷機にかけられているような気がする。定期的に冷凍庫で増やしてはいるのだが、すぐに粉砕されてかき氷になってしまう。じゃあこのかき氷は誰が食べているの?と疑問に思う。 周りの人だった。実際私の心を犠牲にして生きている人達がいるのだ。いや、その人たちにそんな自覚は無いと思うし、自分自身あると悟られてはならないと自戒している部分

          かき氷機

          私は仕事が出来ない

          上記の通りである。 何だかんだ小さい頃から児童会だったり生徒会だったりとそこそこの地位ある仕事に就いてきた。だが私は仕事が出来ない。 今言ったような仕事というのは立候補でなれるものだった。それに、1回投票みたいになったけど頭が良かったという理由だけで何とかなってしまった。 頭が良いだけで使えない人間なんて沢山いると思う。例えば私とか。というか最近の私はそんなに頭は良くない。むしろバカの部類だと思う。頭がいいとは思えない言動が多い。 それでも何だかんだで大学ではサークルの会

          私は仕事が出来ない

          Q.貴方が演劇で大事にしていることは何ですか?

          Show must go on. この言葉を初めて知ったのは、中学3年生の頃だった。 当時祖母の影響でちょっとだけKinKi Kidsに興味を持ち始めた頃だったな。あの頃20周年って言ってたけどもう26年目らしいです。 これはジャニー喜多川さんの発言だそう。「ショーは何があっても続けなければならない」。堂本光一さんは私が生まれるより前からこの言葉を大切にしながらこの舞台で主演を張り続けている。 プロ根性とでも言うんだろうか。私はこの言葉がすごく的確だと思った。そしてそれを

          Q.貴方が演劇で大事にしていることは何ですか?

          私が脚本を書けなかった理由

          度々言っているが私は演劇の脚本が書けない。 本当に書けないのだ。発想が面白くない。 あと何書いたらいいかわからん。 創作欲は刺激されてもインスピレーションが死んでいるのだ。 某戦隊でイマジネーションが大人になると減るからそのうち味方だった人たちも見えなくなるよ、という話があったけど当時は「絶対なるもんか」と思ってた。気づいたらそんな人間になっていた。泣きたい。 それに加えて、演劇の脚本には「場面転換」「演者/道具の移動」など、一瞬にして考えなければならないことが多数ある

          私が脚本を書けなかった理由

          他人の創作物も大事にしようね、って話。

          どうやら脚本を書きたい後輩たちにとって、他の人の脚本は「当て馬」らしい。 ※ これは私のメンタルがぶっ壊れた言い訳の話です。 前提として、私が脚本を書いていることは後輩たちは知らないし、言っていない。でも脚本創作にある種トラウマがあった私なりに相談しながら頑張ったつもりではあった。 そんな中、自分の作品をやたら出来がいいと豪語する後輩の言葉が耳に残った。 その日は参加人数が少ないが2時間後に来客がある、ということで3人で2時間駄弁るだけの時間になってしまった。その間に聞

          他人の創作物も大事にしようね、って話。