キマグレンLIFEを聞いて、「他人軸」思考から「自分軸」思考へ
1.キマグレンの「LIFE」
2007年に発売されたキマグレンの「LIFE」(作詞:KUREI、作曲:ISEKI)。ご存じの方も多いと思う。
アップテンポな曲で、深い歌詞をさわやかに歌うところが魅力。まずは、聞いてほしい。
この曲を聴いていた当時は気づかなかったのだが、最近、「他人軸」と「自分軸」を学んだ時に、この歌詞に含まれる大切なことが分かった。
2.他人軸と自分軸
心理カウンセラーの根本裕幸さんの「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」によると、以下のように定義している。
「他人軸で生きる」とは、「他人の考えや価値観を基準に自分の言動を決めること」。
一方、「自分軸で生きる」とは、「自分の心の声に従って生きること」であり、「自分らしく生きることで、自分の心を犠牲にしない生き方」。
まずは、キマグレンのLIFEの歌詞であなたが「他人軸」思考か「自分軸」思考か確認してほしい。
3.歌詞に見る「他人軸」思考
キマグレンのLIFEの歌詞には、「他人軸」思考の特徴が描かれている。その該当部分を以下に示した。(ナンバリングは筆者)
上記の❶~❺は、まさに「他人軸」思考の特徴である。それぞれ該当の歌詞を解説すると、以下のようになる。
以上のようになると、周りに振り回され疲れる。他人と比較し、他人を優先するので、自分がダメに感じる。その結果、自己否定をするようになり、他人からも否定されているように感じる。自己肯定感が低くなる。
4.「自分軸」思考へ
「他人軸」思考で生きると「生きづらさ」を感じる。そして、歌詞の中にあるように以下の言葉が自然に湧き上がってくる。
上記の2つの言葉が出てきたら、「他人軸」思考に疑問を感じ、「自分軸」思考に変わるチャンスがきたと思ってほしい。
5.歌詞の中の「自分軸」思考
この曲の「自分軸」思考の歌詞は、こちら。
❶について、「自分軸」思考は、自分の心の声を聴きながら生きる思考であるので、他人ではなく、自分の命が運んでくれる自分の人生を生きる。
❷の通り、あなたは「あなたのため」に生きるのである。周りの人の意見は意見として聞き、自分の意見と同じであれば受け入れる。しかし、最初に聞くのは自分の心の声。そのことをこの歌詞が気づかせてくれる。
6.まとめ
上記の歌詞のように、私たちは「愛、自由、希望」を胸に生まれてきた。それが、周りの人々の意見を優先し過ぎるうちに、自分の「愛、自由、希望」が後回しになってしまった。
そんなとき「私がどうしたいか」を常に考える。その癖をつけると「自分軸」思考に変わる。「片付け」でも「自分軸」思考に変わることが出来るので、(参考)を読んでほしい。
さて、この曲で一番伝えたいことは、「君は君のために生きていくの」という最後の歌詞。
この曲を聴き、「他人軸」思考に気づき、「自分軸」思考で生きてほしい。
(参考)
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