人は「情報」で動く
☑情報によるマネジメント
次の場合、どっちの指示が動きやすいですか???
1 そこのペンとって
2 机の上にある、黒色のボールペンをとって
人は情報によって動きます。
行動として動かせれるくらい、はっきりとした目的がわかる情報であればあるほど、動きやすくなります。
情報によるマネジメントです。
人を動かすには、指示、命令、依頼、懇願等の手段を使います。
指示、命令等を受けた側は「意味がわかれば」動く事ができます。
意味付け情報として、「目的、背景、事情」等の伝達が必要です。
事実情報の取り方で重要なのは5W2Hです。
(Whenいつ Whereどこで Who誰が What 何を Whyなぜ Howどのように How much どれくらい)
あいまいにせず、はっきり明確にさせるポイントの一つです。
☑情報と仕事
想像してみてください。
あなたが仕事をするに当たり、何名の人と話をしますか?
どんな職種の人やどんな立場の人と関わりますか?
沢山の人と関わりながら仕事を進めています。
情報のやり取りや1日の業務の引継ぎ、何気ない会話等「情報のやり取り」をして仕事を進めています。
仕事は1人ではできません。
仕事は組織(チーム)でするものです。
ですから、上下左右の情報の共有化が必要となります。
情報の共有化には報連相が必要です。
一人ひとりが自分の殻に閉じ持っている状態だと、報告も連絡も相談も起きず、組織(チーム)としての成果を上げることができなくなるのです。
報連相の情報の大切さには上下関係はありません。
みんなが、報・連・相される立場であり、同時にする立場であることを理解することが重要です。
部下による一方向の報・連・相だけではなく、上司による報・連・相も重要です。
重要な情報は下も持っていますが、上も持っています。上が持っている情報の共有化、すなわち「上から下への連絡」は重要です。ポイントは「情報の共有化」です。
☑情報の共有化=組織の活性化=人材育成
情報の共有化が深まっていくとチーム、組織、職場環境は大きく変化します。
スタッフのモチベーションが高くなる、自発的な気の利いた行動をする、目標に向かってスタッフ全体で運営するなどの効果が期待できます。
組織の活性化に必要な事は、個々人の質の高い専門性を向上することは勿論のこと、個々人の仕事の進め方を高め、スタッフ同士、地域関係者等の結びつきを高めていく事です。
チームで仕事を進める場合、それぞれへの役割やその人の理解などを共有していく事がポイントとなります。
役割を明確にすることは、期待に応えやすくなります。
現在はSNS、クラウド等のWeb環境が充実し様々なやり方で情報マネジメントが出来ます。
社内報などもいいかもしれません。情報による人材育成、組織の活性化、社会の活性化をしてみませんか?
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