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【読書】2022年9月に読んだ本〜その悩み、哲学者がすでに答えを出しています〜

こんばんは。

毎月恒例となっている読書記録です。
年始に立てた目標ですが、年内も今回を含めて残り4回となりました。
ひとまず今年いっぱいと言っていましたが、私の中でいい習慣になっているので来年以降も継続していきたいと思います。

さて、今月読んだ本はタイトルにもあるとおり、こちらです。

自分の引き出しを増やしたい


この本を選んだ理由は、以下の3つです。
①教養の幅を広げて、引き出しを増やしたかったから
②タイトルがキャッチーで魅かれたから
③kindle unlimitedを使って無料で読めたから笑

この本は、日頃私たちが抱えている悩みに対して、哲学という視点からアプローチして解決策を提示してくれる内容となっています。

以前にもお伝えしましたが、私は大学時代に心理学を専攻していました。
哲学というと抽象的なことがほとんどで、考え始めたらキリがなくなるという勝手なイメージがありました。

正直なところ、この本でも今の私には抽象的で理解するのが難しく、サッと読み飛ばしたところもありましたが、本を読む目的がこの本をすべて読み切ることではなく、”引き出しを増やすこと”と事前に決めていたので、時間を掛けずに読むことができました。

これを機に気づいたことや学びを一つでも行動に変えて、何かしらの結果を作れたらこの本を読んだことに意味があったと思います。

高いレベルの快楽を選択するプライド

この本のいいところは、哲学者が唱えた格言のような言葉をわかりやすく噛み下して伝えてくれているところです。
この本で一番印象に残ったのは、「ダイエットが続かない」悩みについての以下の箇所です。


同じ快楽といっても、快楽には「質」がある。食べたいものを我慢せずに食べてしまうレベルの低い・動物的な快楽に対して、高いレベルの快楽があることを知っているならば、後者の快楽を人は選ぶ
(中略)
目の前の欲望を一度でも我慢して、その結果「なりたい自分」という高みにのぼりつめる経験をした自分自身へのプライド。それを記憶に刻みつけたことが目の前の誘惑を我慢させる支えになります。

小林昌平著/その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

なるほど!!
”ダイエットした結果、スリムな体型を手に入れることで得られる達成感”を
「高いレベルの快楽」と定義することによって、食べたいものを食べない選択をしやすくなるのではないかと学びがありました。

これをそんなの分かってるよと受け流すのか、行動に移して結果にするのかも自分自身の選択だと思うので、このプライドを意識してこれからの食生活を見直したいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、次回のお楽しみに♪


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