人材育成の意識改革 - え、楽しいだけじゃだめですか?
はい、質問です。そんな風に部下から言われた上司のあなたは何と答えますか?
「全然オッケー!」
「いやそれじゃだめでしょ!」
「そんな質問は困る!」
一番大きなポイントは、<主語は誰か?>ということ。
自分が楽しい。
隣で働く友だちが楽しい。
あの常連さんが楽しい。
お客さんみんなが楽しい。
お店のみんなが楽しい。
会社のみんなが楽しい。
町が楽しい。
日本が楽しい。
世界が楽しい。
地球が楽しい。
あなたの“楽しい”の主語は誰ですか?
飲食店に限らず、この主語をどこに持っているかで働き方も生き方も変わってくる。
どう思っているかは必ず行動に現れるので、残念ながら口で何を言っても無駄です。
会社の中を大きく分けると4パターンの人がいます。
A:想いもあってスキルもある
B:想いはあるけどスキルがない
C:スキルはあるけど想いはない
D:想いもなければスキルもない
育成となると「よしAを育てるぞ!」と意気揚々とすぐ走り出します。
走る前に一息ちょっと考えたい。
どのレベルを会社が目指しているのかをひとりひとりにちゃんと伝えていますか?
会社は「町が楽しい」を目指していても、話している相手が「隣の友だちが楽しい」を目指していたら、感じている“想い”も必要な“スキル”も違うので、話の方向性そのものが変わってきます。
どのレベルを会社が目指しているのかをひとりひとりにちゃんと伝えていますか?
うちもできているかと言われればぜんぜんで、今日は自分たちの課題として考えてみました。
気付けばもう10月。そしてプレミアムフライデー。
せっかくのいい天気なのでみんなで町に出ましょう。
金曜日のナガサキでした。
それでは、よい週末を。
~今月もありがとうございました~
これまでの金曜トピック
・「人材育成の意識改革 - 育成の目的」
・「居酒屋ってなんだろう? - 現代の“安かろう悪かろう”」
・「人生にはわくわくを - 居酒屋という“わくわく発生プラットフォーム”」
・「“人事部”は必要か?」
・「これからは〈トップアップ〉の発想で」
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