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ちょっと休憩しませんか❓️労働問題それぞれの解決 組合編その2

ちょっと視点を変えて、ちょっと新しい視点で、少し深呼吸しませんか❓️


労働問題それぞれの解決、前回は、労働組合を通じて、解決金を手にした人たちの例を紹介しました。

今回は、会社が弁護士さんに騙された例と、なにがなんでもお金を払わなかった社長の例をみてみましょう。


ケース3  弁護士さんに騙されて、弁護士さんにも労働組合にもお金払った社長の例

その労働者の方は、社長からのセクシャルハラスメントの被害者でした。いろいろなところに相談に行って、個人加盟労働組合と問題の解決に取り組むことにしました。セクシャルハラスメントの証拠の録音・録画などがあり、本人も労働組合の方々も、社長、逃がさない❗️と燃えていました。

で、社長に対して、この方に対するセクシャルハラスメント問題解決のための、団体交渉を申し入れしました。

団体交渉とは、社長と同じ強い立場のある労働組合が、○○さんの労働問題を解決します、雇用の権限や、給与額の権限や、その他の権限がある、会社の代表者の方は、労働組合との話し合いに応じてもらいます、という話し合いのことを指します。

団体交渉は、憲法に保障された権利なので、会社は絶対に逃れられません。でも、憲法に保障されているので逃げ隠れできない、ということを知らない社長もいて、その無知に付け込んで、お金を稼ぐ弁護士さんもいます。

弁護士さん、助けてください❗️労働組合がやって来て、団体交渉とか❓️言ってきました❗️

と泣きつくわけです。でも弁護士さんって、その会社を経営しているわけではないですよね❓️雇用の権限とか給与額の権限とか、ないですよね❓️だから労働組合は、

弁護士さん、あなたは会社の経営になんの権限もありません、権限のある社長と代わってください、

と労働組合に追い払われます。この事をわかっている弁護士さんは、社長を、団体交渉に連れて来て、私は社長の付き添いです、と遠巻きにします。

ところが中には、

社長、私が労働組合追い払います❗️任せてください❗️

という、弁護士さんもいます。もちろん、弁護士さんなので、そんなことできないのはわかってます。労働組合怖い社長から、お金稼がせてもらおう、というつもりです。

こういう弁護士さんは、

社長、労働組合に○○の書類送ったので○万円ください、労働組合を○○調査したので○万円ください、顧問料○万円もください、

と、いろいろしますが、これ以上はお金引っ張れないな、というところで、社長を見捨てます。

ケースにもよりますが、ムクちゃんの推測では、数百万円から数億円くらい、弁護士さんに払っているみたいです。

そんなに多額のお金を払って、残されるのは、弁護士さんに見捨てられた社長と、弁護士さんに振り回されてかんかんに怒っている労働組合です。

年貢の納め時ってあるんですね〰️❗️

で、結局、この社長は、弁護士さんにさんざんお金払って、その後、労働組合と団体交渉して、セクシャルハラスメントを追求されて、録音・録画もあったので逃れられず、謝罪して労働組合に解決金払いました。

弁護士さんが労働組合と社長の間に入っても、労働組合は社長を逃さない、という例でした。



ケース4  すべてを捨て去って、自己破産して、社長が逃れた例


ムクちゃんのところに、労働組合の方が来て、

今度集金に行ってきます、約束の期日までに解決金を払わない会社が3社もあるんです、

と言うので、

大変だね、いってらっしゃい〰️

と、見送って、

一歩も引かないぞ❗️っていう人が何人も、オフィスに押しかけて来たら、それだけで社内騒然だよね、年貢の納め時ってやつだよね〰️

と、ムクちゃんは感じていたので、3社とも解決金を回収できたと思っていたのですが、なんと、解決金の支払を逃れた会社があったのです。


その方は、個人事業主に雇われて、その方と社長だけのオフィスで、

家は個人事業主だから有給休暇とかないから、残業代の制度もないから、

と、むちゃくちゃな言い分で数十万円の月給で、長時間残業をさせ、その方はキレて2、3ヶ月で辞めて、労働基準監督署に相談に行き、労働基準監督署から是正勧告されて、それでも残業代を払わないので、今度は労働組合に相談に来た、ということでした。

なんでも、その方と労働組合の方々が社長のディスクを取り囲み、

社長❗️未払い残業代払ってくださいよ❗️いついつまでに解決金を払う約束じゃないですか❗️銀行に行ってお金おろしてください❗️

と詰めよったらしいのですが、社長が、

今はお金ない、2週間後に入金があるから2週間後に払う

と、言ったらしいので、その方と労働組合の方々は、2週間後にお金を払うという文書を作成して、社長にサイン押印させて、その場は引いたらしいのです。

で、2週間後に再びオフィスを訪ねたら、もぬけの殻になっていて、入居者募集中になっていたそうです。労働組合はすでに会社の登記簿も押さえていたので、社長の自宅に行って解決金を払ってもらおうとしたらしいですが、社長に、

自己破産しました、解決金は払えません、

と、言われ、引き返すしかなかったそうです。

その方の解決金は数十万円、その解決金を払いたくなくて、オフィスを引き払い、自己破産したのでしょうか❓️それとも他のまっとうな理由があって自己破産したのでしょうか❓️

いずれにしても、財産を隠して自己破産したのであれば、違法です。もし財産を隠して自己破産しようとすれば、脱法的なことに詳しい弁護士さんに、お金を払って助言を受けることをしたでしょう。

そのお金があれば、その方に未払い残業代を払ってあげられたのではないかなあ、

と、ムクちゃんは思います。

労働組合が、どのような手立てを講じても、解決金を回収できないことは稀にあります。


今回は、労働問題をいろいろ相談して、個人加盟労働組合に行き着き、解決した例、しなかった例をみてみました。

次回は、弁護士さんに相談した例をみてみましょう❗️


今回は、良い弁護士さんのお話しなかったですが、ムクちゃんは弁護士さんのことを悪く思ってないです〰️❗️心強い弁護士さんは大勢います〰️❗️


いろいろもろもろ、ムクちゃんは思います。


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