ししく

創作好きなふわふわ人間です。 絵を描くことが好きですが小説も書きたくなったのでnote…

ししく

創作好きなふわふわ人間です。 絵を描くことが好きですが小説も書きたくなったのでnoteに来ました。

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  • (旧)【小説】雨のち虹

    かわいい人工知能「レイン」と、ゲームクリエイター「虹くん」をとりまく物語。 ここにまとめたのは「旧版」未完です。

最近の記事

【小説】とある作業通話日和【雨のち虹・その7】

 夏も本番。  世間やニュースでは酷暑による警告が出ている中、それでも甲子園や海水浴などと考える人はどういった神経なのか、インドアな僕にはわからない。一歩でも外に出れば、僕はすぐ倒れる。自信がある。こんなことで強がっていてはいけないけど。 「まあいいじゃない。世の中いろんな人がいるよ、きっとね」 「ひょっとしたら暑さ寒さを感じない、ニューヒューマンが紛れてるのかもね」 「虹くんはもっと体を強くしたほうがいいよ。改造しようか?」  エアコンの聞いた部屋で、僕は通話アプリを開

    • 【雑記】かわいいキーボードで幸せになった話【Varmilo】

       ひとめぼれ、しかし値段が高い……買ってもうまく使えるかな?  Varmilo(アミロ)のこちらのキーボードを買ってみました。  値段は20000円ほど……ほぼゲーミングキーボードといってもいいかもしれません。  僕はパソコンでも主にリズムゲームを遊んでいますが、前々からゲーミングキーボードはほしいと思っていました。しかしどれも値段が高い、結局買わないだろうな……とずっと思っていました。  たまたまYoutubeでDJMAXというリズムゲームの動画を見ていた時に、キーボ

      • 【小説】パートナー2【雨のち虹・その6】

         "パートナー"という言葉をどう定義するかは人によるだろう。  少なくともオレは"志を同じくする協力者"と考えてる。  それ以上でも、それ以下でもない。  もしこの定義をオーバーするようなら、それはまた"別の関係性"になるだろう。  虹やレインちゃんとのオフ会を終えてオレが向かうのは光晶公園。彼らには悪いけど、今日オレが光晶町に来た理由はここだ。  パートナーに会う。  夕暮れ、まだ日が明るいこの時間。オレは光晶公園に着いた。  まだ公園で遊んでる子供たち、ベンチで休憩

        • 【小説】パートナー【雨のち虹・その5】

          「リトくんが遊びに来るの?」  日差しも強くなってきた今日この頃、虹くんと一緒にお出かけ。  ”一緒”といってもわたし”レイン”は虹くんのスマホの中にいるんだけどね。  スマホの中はいいぞ。冷房暖房いくらでもOK。  それでもって電気代は変わらないんだからやりたい放題だぜ。 「スマホの中の快適さ……こういうときだけはうらやましくなるな」  汗をかきながら歩く虹くん。「それでもって電気代を払うのは僕なんだよなぁ」といいながら、でもこういう話は受け入れてくれる。  いつもあり

        【小説】とある作業通話日和【雨のち虹・その7】

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        • (旧)【小説】雨のち虹
          8本

        記事

          【小説】あこがれの先輩【雨のち虹・その4】

          「はじめまして。そしてお久しぶりです、虹先生」  編集さんは来た。  "はじめまして"は妥当の言葉であり、そして"お久しぶりです"も間違っていない言葉だった。  僕は編集さん……アキラさんと面識があった。 「まさか……本当にあなただったとは思いませんでした。アキラさん」  通話で何回か編集さんとお話はした。  なので声だけだけど、どことなくアキラさんに似てるな……とは思っていた。  世界は広い。だから声の似た人なんてたくさんいるから偶然だと決めていたけど、まさか本人だっ

          【小説】あこがれの先輩【雨のち虹・その4】

          【小説】2度も会う日【雨のち虹・その3】

          「僕の家に来るってことですか?」 「はい。打ち合わせも兼ねて、いくつかやりたいことがありますので」  自室のパソコン前で通話。  相手は家族でも、友達でもない。  仕事関係の方……というとおおげさに聞こえるかもしれないが、そんな感じ。 「これは虹先生には少し面倒かもしれませんが、今後の予定も含めて制作者のインタビューなども予定しています」  僕はゲームを作ってる。  もともと1人でちまちま作っていたのだが、いろんなゲームコンテストで成果を残したことにより自信がついた。

          【小説】2度も会う日【雨のち虹・その3】

          【雑記】超初心者のノートパソコン選びごっこ

           こんにちは。  この記事は「ノートパソコン選び」と書いてありますが、決して参考にならないgdgd文章が続きます。「初心者がノートパソコン考えてるの見てるのがおもしろい」という記事ですので(面白いかはさておき)、専門的な知識を求めている方は不向きかもしれません。  結論を張っておきます。  ネットで「初心者 ノートパソコン」と検索してでてきたサイトを勉強し、iPadのノートアプリでメモったものです。  勉強して思ったのは「ノートパソコンを何に使うのか?」は最大重要事項だと

          【雑記】超初心者のノートパソコン選びごっこ

          【小説】ギターと工具と想いと【雨のち虹・その2】

          「ごめん虹くん。もうちょっと待ってくれないかな?まじごめんね」  パソコンの通話アプリから聞こえる声は馴染みのあるもの。  ゲームクリエイター(そんな大したものじゃない)である僕は今、同じ制作仲間である彼と話をしている。 「いや、もう締切から1週間くらい経ってるんだけど……」 「ホントごめん!あと3日……いや、1週間くらい待ってくれれば完成させるから!」 「うーん、でもお前、フェイク……」  僕とフェイクの関係はゲーム制作の協力者。  フェイクには僕が作るゲームの音楽を

          【小説】ギターと工具と想いと【雨のち虹・その2】

          【雑記】寂しい、そんな深夜の文章

           音もなく静まり返った深夜2時、iPadとキーボードをたずさえてこの文章を書いています。  noteを初めて何日か経ちました。小説も2つ出すことができ、そして思った以上に他ユーザーさんの記事が面白くてnoteは“日常”になりつつあります。  今回の記事は、深夜の“寂しさ”を紛らわすために思ったことを文章に綴るだけの「雑記」です。 ◆◆◆◆◆  さて、なにを書きましょうか……。  「寂しさ」とか。  僕の最近の悩み事の1つに「寂しさ」があります。  とにかく寂しいです。

          【雑記】寂しい、そんな深夜の文章

          【小説】やさしい事件【雨のち虹・その1】

          『今日の 光晶町は最高気温15℃、花粉もそんなに飛んでない、一日中晴れ。最高の気象設定だね虹くん』  イヤホンから声が聞こえる。  今日はいい天気だ。インドアな僕も「久しぶりに買い物するか」と思ってしまうほど、最高の気象だ。  近くのコンビニではなく片道30分のスーパーを目的地に選んだ。たまたまスーパーは新春セールをしていて、新生活へ思いを馳せる学生や新社会人などに敬意を与えてる。僕は新人ではないので普通に買い物した。いや、うそ。セールしてるチョコレートは買わせていただいた

          【小説】やさしい事件【雨のち虹・その1】

          【小説】ファンタジーの筋書き【雨のち虹・その0】

          想像して……   創造して……  ここはファンタジーの世界。  人類と魔族が混在し、剣と魔法が存在し、世界の理が顕在する舞台。  今、世界は“魔王“に支配されようとしている。魔王の圧倒的な力の前に、世界は混沌に満ちようとしていた。  そこへ現れたのは、神の恩恵を授かった“勇者”だった。  そしてこの時、この場所で勇者と魔王は戦いの火種を切った。 「勇者よ、お前に見せたいものがある」  魔王は戦いの最中、言葉を発した。 「見せたいものだと……?俺はただ、お前を倒して姫を救

          【小説】ファンタジーの筋書き【雨のち虹・その0】

          はじめまして、小説書きたい絵描きです。

           こんばんは。今は夜の22時。こたつに入りながらタブレットでこの文章を書いています。  自己紹介…といっても薄い人間ですが少しばかりお付き合いください。  名前は「ししく」といいます。ランダムメーカーで決めた名前なので由来はありませんが、周りから親しく呼ばれるので好きな名前です。  創作への第一歩としては「ゲーム制作」を高校時代に始め、活動的にその界隈でいろんなことに手をつけました。良いことも、反省することも。ゲーム制作から離れている間に真面目に「小説を読むこと」に興味

          はじめまして、小説書きたい絵描きです。