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(旧)【小説】雨のち虹

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かわいい人工知能「レイン」と、ゲームクリエイター「虹くん」をとりまく物語。 ここにまとめたのは「旧版」未完です。
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記事一覧

【小説】とある作業通話日和【雨のち虹・その7】

 夏も本番。  世間やニュースでは酷暑による警告が出ている中、それでも甲子園や海水浴など…

ししく
11か月前

【小説】パートナー2【雨のち虹・その6】

 "パートナー"という言葉をどう定義するかは人によるだろう。  少なくともオレは"志を同じく…

ししく
1年前
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【小説】パートナー【雨のち虹・その5】

「リトくんが遊びに来るの?」  日差しも強くなってきた今日この頃、虹くんと一緒にお出かけ…

ししく
1年前
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【小説】あこがれの先輩【雨のち虹・その4】

「はじめまして。そしてお久しぶりです、虹先生」  編集さんは来た。  "はじめまして"は妥…

ししく
1年前
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【小説】2度も会う日【雨のち虹・その3】

「僕の家に来るってことですか?」 「はい。打ち合わせも兼ねて、いくつかやりたいことがあり…

ししく
1年前
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【小説】ギターと工具と想いと【雨のち虹・その2】

「ごめん虹くん。もうちょっと待ってくれないかな?まじごめんね」  パソコンの通話アプリか…

ししく
1年前
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【小説】やさしい事件【雨のち虹・その1】

『今日の 光晶町は最高気温15℃、花粉もそんなに飛んでない、一日中晴れ。最高の気象設定だね虹くん』  イヤホンから声が聞こえる。  今日はいい天気だ。インドアな僕も「久しぶりに買い物するか」と思ってしまうほど、最高の気象だ。  近くのコンビニではなく片道30分のスーパーを目的地に選んだ。たまたまスーパーは新春セールをしていて、新生活へ思いを馳せる学生や新社会人などに敬意を与えてる。僕は新人ではないので普通に買い物した。いや、うそ。セールしてるチョコレートは買わせていただいた

【小説】ファンタジーの筋書き【雨のち虹・その0】

想像して……   創造して……  ここはファンタジーの世界。  人類と魔族が混在し、剣と魔…

ししく
1年前
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