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RENE、万博キャラクターの陰謀論的解釈

先週の磁気嵐騒動も取り敢えず恙無く終わり、明くる今週であるが、読者諸賢は如何お過ごしのことであろうか。筆者は特段、通信障害等の生活上の不便を被ることは、幸いにしてなかったのだが、もしかすると、ある程度の支障が出た向きも居られるかも知れない。しかし、この騒動に於いては余り被害が無かったが、どうやら本格的な磁気嵐による打撃は来年起こる予定の様だ。

是非とも注意されたい。
……だが、この磁気嵐、果たして真に自然の現象であるのだろうか?
筆者の敬愛するネズミさん氏は次の様な見解を投稿している。

通信の殆どは海底ケーブルで行われる……ということは即ち、衛星通信では殆ど行われていない、ということを意味する。そういった状況で、何故、磁気嵐による通信の混乱が騒がれたのか、我々は良く考えねばならない。昔日より、一斉インターネット回線シャットダウンによる社会の混乱から、さらなる統制へ、という陰謀論は存するのだ。この磁気嵐による一連の騒動は、正しくこの流れを汲むものであろう、と、筆者は考える。
といった所で、前置きが長くなってしまったが、今週の時事分析を始めるとしよう。

2025年に開催が予定され、諸々の問題で議論と波紋を呼んでいる大阪万博であるが、そのイメージキャラクターに新参者が登場したらしい。

その名をRENEといい、上の投稿にある画像を一瞥されれば容易に理解されることであろうが、黄緑色の奇妙な体に取って付けたような眼玉の数々を有した、実に奇態で名状しがたい何かである。全く、クトゥルフ神話のアザトースかの如きデザインで、凡そ万博というイベントのキャラクターとは思えない。さて、この万博のイメージキャラクターであるが、ミャクミャクに関しても様々な見解があった様に、極めて曰く付きのものであると言わなければならない。一説によれば、ミャクミャクに関しては、目玉は神智学的な象徴であり、青の部分は所謂支配層の青勢力(白人優生主義派閥)赤は支配層の赤勢力(有色人種容認派閥)、をそれぞれ意味し、赤が青の体を乗っ取っている様なデザインであることから、赤勢力の神智学的な思想を基にした青勢力に対する乗っ取りを暗示しているキャラクターであるらしい。この真偽は不明であるが、実際、青派閥から赤派閥へ米国覇権主義から多極主義へ、という局面に現状がある以上、一概に否定出来るものではないと、筆者には思われる。スイッチも、赤と青、Switchは「入れ換える」だ。

この様に、ミャクミャク一つを取ってみても実に怪しい代物であるから、今回のRENEに関しても、我々は支配層の思惑を疑わねばならないだろう。
ではそのRENEだが、この単語の意味自体を確認すると、どうやらこれはフランス語圏における男性の人名であるらしい。
ルネ - Wikipedia
あのルネ・デカルトのルネが、このRENEだ。
ルネ・デカルト - Wikipedia
因みにRENE自体はフランス語圏の人名であるものの、他の言語圏に於いてRENEと表記される様である(フランス語圏ではRené)。今回のRENEはチェコのキャラクターであるため、この表記になったのだろう。しかし、奇妙な話である。チェコのキャラクターに何故、フランス人名を用いるのであろうか。このRENE自体には、人名以外の意味が無い、ということであれば、我々はまず、RENEという文字自体に何らかの意味があると、考えねばならないだろう。即ち、ゲマトリアである。

RENEのゲマトリアだが、計算結果は130である。
rene value in Gematria is 130 (gematrix.org)
130の意味としては、シナイ山や、梯子、といった意味があるが、同時にDaemonとも等価である様だ。無論、筆者の目を引いたのは、Daemon、悪魔である。思えば、ゲマトリア数秘術には一応0を消す、という慣例があるのだ。そうすると、得られる計算結果は13、つまり、敵対憎悪等も意味する。何れにしても、不穏な数字であることは、言を俟たない。けれども、このゲマトリア数秘術的解釈のみでは、意味が明瞭ではない。悪魔は、まあ一般的に支配層など悪魔主義者であることがデフォルトであるから良いにせよ、果たして13に於いて何に敵対し、憎悪を抱いているのか、我々は考えねばならないだろう。
これについて、参照するのは、このRENEというキャラクターの設定である。この宇宙的恐怖の産物以外の何ものでもない生物は、どうやらボヘミアンガラスでその体が構成されているらしい。
ボヘミアガラス - Wikipedia
調べてみれば、このボヘミアンガラス、神聖ローマ帝国と関係があるらしい。神聖ローマ帝国といえば、第三帝国を標榜した国民社会主義ドイツ労働者党、つまり、ナチスである。
第三帝国 - Wikipedia
ここからRENEはナチス的形象であることが窺え、また、ボヘミアということから、ボヘミアン・ラプソディも連想できる。かの楽曲では、悪魔に憑かれていると、歌われている。ゲマトリアと一致しているが、これが何を表すのかは不明だ。

こうしてみると、赤勢力、青勢力の他に、ナチスが加入した構図に見える。ミャクミャクとRENEは、これからの時代を赤勢力とナチ思想で支配しようという支配層の暗示かも知れない。
もう一つ考えられるのは、キリスト教の三位一体との関連である。RENEの体色を黄色と解釈すれば、黃、赤、青が揃ったことになり、これはキリスト教の三位一体の象徴と一致している。この場合には、
黃:子:地上:人間の精神
赤:聖霊:地獄:人間の肉体
青:父:天国:人間の霊

をそれぞれ意味していることから、人間の霊を肉体が優越し(啓蒙主義者の赤派閥にピッタリの共産主義思想)、隣に人間の精神が並び立つ、というのが、万博の奇妙な神話生物どもの解釈の一例となるかも知れない。これは正に、啓蒙主義の世界観であり、赤派閥のお題目である。これは、旧来のキリスト教神学に対する挑戦であり、神との敵対、つまり、悪魔主義的ですらある。こう考えると、此度の万博は、赤派閥の仕掛ける神(キリスト教勢力)への敵対の象徴なのではないのだろうか。また、ナチスの頭目、ヒトラーは最終的には人間が神になる、という神人思想、つまり超人思想を持っていたとされる。

これを考えると、赤派閥とナチズムが並び立つのも頷ける話だ。しかし、事の真偽は、やはり不明と言わねばならない。

因みに、チェコが何故この様な支配層の意図を伝達する役目を負っているのか、筆者は知らず、一応検索してみたのだが、一つだけ目に止まったたのは、チェコが所謂フリーメイソン赤派閥(グラントリアン=大東社)の国であった、ということのみである。意外にもこの事実を示したのは、筆者も物したことのあるアール・ヌーヴォーの華、アルフォンス・ミュシャだった。
ミュシャ展──パリの夢 モラヴィアの祈り:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

筆者も彼がフリーメイソンに属していたことは把握していたが、まさかチェコ・ロッジのグランドマスターだとは夢にも思わなかった。言うまでもなく、ミュシャはグラントリアンの人間であるから、チェコのフリーメイソンもグラントリアンである、ということになる。つまり、今回の万博イメージキャラクターは、全面的に赤派閥の意図が示されている、と言えるだろう。また、チェコがイメージキャラクターにフランス語圏の人名を使用したのも、大東社(赤派閥)の本拠地がフランスであることに配慮した結果と、考えられる。

以上が、今週の時事分析である。今回は全てRENEという奇妙な生物に関する分析になってしまったが、たまにはこういうのもアリではないだろうか。万博のイメージキャラクターも立派な時事なのだ……と、筆者は思いたい。何れにしても、支配層はこの様に、象徴を用いて意図を暗示する手法を良く取るのである。今回の時事分析はその解釈実践の一例として見ていただければ、幸いだ。読者諸賢も、一度試みられると良いだろう。丁度、キリスト教美術の象徴に関する事典も文庫で発売されたし、時期も良い。

そういえば、ふと目に止まって面白く思われたので、ここに述べておくが、耳かきYouTuberを名乗るVTuberが突然、パンデミック条約について語りだした様だ。

工作員である可能性は否定できないが、それにしても、実に興味深い。
所謂オタクは、非政治化された主体であり、この様な政治的事柄を扱うことを極端に嫌うが、しかしその中でも彼女は、それについて語りだすことを選択した。
実に興味深い。貴重な人材だ。

宜しければ御支援をよろしくお願い致します。全て資料となる書籍代に使わせていただきます。