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感情をコントロールすれば、自己評価が高まる!


確かに〜〜〜!!✨

と叫びたくなる言葉です!


先人の心理学者たちは、素晴らしい理論を残してくれています。

タイトルの考えも、
どの視点からも話されていることなのですが、

同じ内容であっても、さまざまな視点で物事を見ていたり、
ちょっと違った角度から切り込んでいたりします。

その人その人によって、
自分の好みのピタッとハマる理論があると思うので、
それを見つけてみるのもいいですね✨



今回、興味の湧いた考えの心理学者さんはこちら👇


ナサニエル・ブランデン

1930年カナダのオンタリオで生まれ、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校で心理学学位取得後、
ニューヨーク大学で心理学博士号を取得。

・哲学者であるアイン・ランドの信奉者であり、愛人だった。
・ランドの思想の影響を受けて書かれた著

『THE PSYCHOLOGY OF SELF-ESTEEM』  
(アメリカのセルフ・エスティーム運動を興し、推進)

・Brandenは、セルフ・エスティームの展開では中心的な人物


セルフ・エスチームは、自尊感情や自尊心などと訳されます。


<Brandenの考え>

セルフ・エスチームとは?


自己効力感と自己価値感 

自己効力感は、自己信頼
自己価値観は、自己尊重になり


それらが統合されたものが
セルフ・エスティームとなる。

言い換えれば、

生きる能力があり(competent)
生きるに値する(worthy)という確信



自分には価値があり、自分の要求や欲求を主張し、
自分の努力の成果を享受できるという気持ちである。

【自己効力感】
自分の心(mind)の機能についての自信、考える力への自信、
自分が判断し、選択し、決定す るプロセスへの自信であり、
自分が興味をもち、必要となる事柄に関連した現実を把握する力への自信、
自己信頼の認識、自己依存の認識である。

【自己尊重】
自分の価値の確信、生きる権利、幸せになる権利への肯定的態度、
自分の考え、要求や欲求を適切に主張することを快く思うこと、
喜びは生まれ ながらの権利だという気持ちのこと。

<引用元>
https://naruto.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=27971&item_no=1&attribute_id=25&file_no=1




ブランデンの考えは、

人間には「考える力」がある!

自分の意識をコントロールし、目標達成する力が人間には備わっている!



心理的に成熟すれば、感情に囚われす原理原則に従って物事を考えられる。

心理的に未熟であれば、状況や感情に流されて大局的な見方ができなくなる。


(共感します)


感情を理性的に処理することとは、

ロボットのような非情な人間になるのではなく、
大局的な人生観によって感情を抑える自覚を持つということ。

感情が思考や行動を支配する状態に陥ると、神経症になる。
不合理な考え方をしながら、幸福になることはできない……


幸せは、一つの感情ではなく、
意識的に選ばれ、育まれた価値観から生まれるもの!


(納得です)


肉体的苦痛は、肉体的生存のために工夫されたメカニズムであり、
心理的苦痛も、生物学的な意味を持つもの。


不安、罪悪感、憂うつなどを感じるのは、

意識が不健全な証拠である。


意識を正常に戻すためには、

一人の人間として、再び自己を主張し、
自分の価値をあらためて評価しなければならない。



自己評価の高い人は、客観的事実に基づいて行動する。

自己評価の低い人は、自分のために生きていると言えない。



自己評価の低い人は、

他人の期待や条件や価値観を満足させるために生き、
どんな犠牲を払ってでも
「正常」だと思われたいと願っている……

そのため、
他人から認められない場合は辛い思いをする……


人生観が自分ではなく、

他人を中心にしたものになっている


この方向へ進めば進むほど、現実から離れ、
真の自己を見失う……


自己犠牲ではない生き方をする!



ブランデンの考えからもわかるように、

大局的な見方、
客観的事実に基づいて行動する!

ということ✨

そのためには、
感情に囚われず、
感情をコントロールする!

ということ✨

そうすることで、
自己効力感と自己価値観、自己信頼と自己尊重
セルフエスチームが高まる!✨

と、説いているのですね!🤗


何度も耳にしてきています✨

感情に囚われない

客観的な視点を持つ

それだけ大切なことということですね😊


感情をコントロールすれば、

自己評価が高くなることも納得です✨



ストレス社会で生きる私たちに大切なことは、

感情を適切にコントロールをしていくことではないだろうか……



適切な感情のコントロールを行っていきたいものですね✨☺️



参考文献
https://naruto.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=27971&item_no=1&attribute_id=25&file_no=1

T・バトラー=ボードン、米山敬一訳『世界の心理学50の名著』



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