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最適なセルフ・エスチーム(自尊感情)


前回の続きです!


感情をコントロールすると自己評価が高まる✨

というお話をしました!


セルフ・エスチーム(自尊感情)とは、

自己効力感と自己価値観

自己効力感は自己信頼に
自己価値観は自己尊重になり、

それらが統合されて、
セルフ・エスチームとなる!


自己評価の高い人は、

自己犠牲的に生きておらず、

感情に囚われずに、大局的な見方ができ、

心理的に成熟している


という内容でした!



なるほど〜✨と思いました😊


が、しかし!


自己評価が高い人の中には、

違和感を感じることってないだろうか?


傲慢、あるいは、弱さを隠すような

保身のように見えたり、

歪さを感じることがあるように思う……


自己評価が高い人の中には、

自己が不安定な方も中にはいると思いませんか?


高い自尊感情には、自己愛的な特徴の併存がみられるものもある……




Kernis(2003)は、高いセルフ・エスチームを二つに大別した。



◆脆く高いセルフ・エスチーム


外的要因につられ引き起こされる
・つられて起こった事象の成功・失敗の影響を強く受ける不安定な性質を持つ
・非意識的な自己価値と合致しない。(ネガティブを受容できない)

自己を脅かす事象に対して、

不適応的反応を起こす!




◆安定した高いセルフ・エスチーム


・外的要因につられず、安定し、適応的。
・非意識的な自己価値とも合致する。(ネガティブを受容できる)

最適なセルフ・エスチームと呼ぶ!



単に、自己評価が高いセルフ・エスチーム(自尊感情)でなく、

最適なセルフ・エスチームとなることが大切ですね☺️



その適応的機能の中核的な要素についてこのようにありました。


⭐️本来性である。

本来性とは、「自己の日々の活動において,ありのままの自分自身あるいは自分自身の中核を成すものの働きが妨げられ ていないことに特徴づけられる」
(Kernis,2003)

本来性の4つの要素

アウェアネス(自己理解)
歪みのない処理(自己評価の客観性)
行 動(自己の価値、要求、行為間の一致)
対人関係への志向
(親密な人間関係において開放的誠実、そして気取りがないこと)
(Goldman,2006)

https://naruto.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=27971&item_no=1&attribute_id=25&file_no=1



簡単にまとめると、


適切に感情をコントロールして、

最適なセルフ・エスチーム(自尊感情)

としていくためには、


自己理解と自己受容をし、

ありのままの自分でいられること✨


が、大切だよ!


ということですね✨



最終地点は、いつも同じところになる💕😊


ありのままの自分✨





参考文献
山 崎 勝 之*,横 嶋 敬 行**,内 田 香奈子*
「セルフ・エスティーム」の概念と測定法の再構築より
https://naruto.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=27971&item_no=1&attribute_id=25&file_no=1



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