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性嫌悪とむきあう② 痛みが顕在化

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③ネタになる性

〜前回の続き〜

TV、YouTube、Instagram、そしておつまみトークに、「性」はよくあがる

相手がいる人は行為をしている、女のオシャレは男のため等、そんな断定にしんどくなった。

小中高生が当たり前に見れるツールで、当たり前のようにひとが性的に消費されていく様

みていて本当に残念に思うし、辛く思う

近頃は、「童貞」や「処女」という言葉をメディアでよく聞くように思う

「童貞」であることがあたかも人間として半人前であるかのような描写
「処女」であることがあたかも「従順」や「純潔」の象徴であるかのような描写。

そのひとがその人でいることに、
性的経験値は全く関係ない

性行為はしたかったらしていい
したくなかったらしなくていい
していないカップル/夫婦がいてもいい

○○歳までにしていなかったらヤバい
○○歳までにパートナーができなかったらヤバい
も、ない

恋愛感情を持たない人だっている
同性を好きになる人だっている
人の数だけ性的指向があり、性自認がある

どこが気持ち悪い?異常?

人は少なくともそれぞれが世の中を自分の物差しで はかっているけれど、
それによって「その人自身の価値」を判断することがまずい

と、言いつつ私自身も子供の頃から抱える性に対する嫌悪がなかなか抜けず、
それによって事柄を、ひとを、判断してしまいそうになることもあった

(以下苦手な方は飛ばしてくださいね)

誤った選択

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