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自己紹介代わりの本の話 1
大人になるまで、すべての人が小説を読んでいるものだと思っていました。小説を読まない人たちが存在するという事実を知った時は衝撃でした。
どんな本を読んでいるか、読んできたかは、その人を知る手がかりになります。(音楽や映画もそうだけれど。)
本の話はこれから少しづつしていくつもりですが、小さな本屋を開く計画中の未来の店主として、どんな本を読んできて、何が好きだったかを、自己紹介代わりにざっとお話ししたいと思います。
子供の頃から絵本や本が好きで、「ぼくは王さま」シリーズが大好きだったのを覚えています。
小学生の頃は図書館でシャーロックホームズシリーズを片っ端から読んで、11歳で小説を書き始めました。(その後は推理小説はほとんど読んでいません。)
中学生の時に吉本ばななと村上春樹の作品に出会い影響を受け、その後10 年に彼らが出版した本はほとんど読んでいました。
大学時代にアメリカ文学を専攻したこともあり、ポール・オースター、ジョン・アービング、アン・タイラー、サリンジャーなどたくさんの好きな作品に出会います。(「AMERICAN BOOK JAM」を食い入るように読んでいたのもこの頃。)中でも、モナ・シンプソンの「ここではないどこかへ」とジャック・ケルアックの「路上」(それから映画「ティファニーで朝食を」)に感化されて、アメリカへ行くことを決意。20代前半に渡米し、ビート文学に傾倒したのもこの頃です。
一方で、「深夜特急」は全部読んだし、宮本輝のエッセイが大好きでした。フランソワーズ・サガンの「悲しみよ こんにちは」や、パウロ・コエーリョの「アルケミスト」は何度も読んでいました。
ニューヨークで過ごした2000年代にはまったのは、ブリジット・ジョーンズシリーズ。また、嫌々連れられて観に行ったハリーポッターの映画に魅了され、本も7巻まで全部読みました。カズオ・イシグロの「Never let me go」とエリザベス・ギルバートの「Eat Pray Love」は大好きな作品。
そして2010年代はほとんど本を読まず、Netflix と Spotify と過ごす時間の方が多くなりました。
1年前に帰国した後も、「Transit」や「BRUTUS」といった雑誌やビジネス書しか読んでいない感じで、最近また、小説を読みたいと思いつつ、最近買った本は「暇と退屈の倫理学」「音楽嗜好症 - 脳神経科医と音楽に憑かれた人々」「ニッポンの音楽」。
小説は何を読んだらいいか分からない!
超かいつまんでいるけど、こんな感じかな。
みなさん、よろしくお願いします。そして、みなさんのオススメの本があったら、教えて下さい!
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