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15年近く『ランドネ』を世に送り続けた佐藤泰那さん/2Days to 彼女たちの山

【2days to 彼女たちの山】
2023年3月14日に出版した『彼女たちの山 平成の時代、女性はどう山を登ったか』(柏澄子著、山と溪谷社刊)を紹介するシリーズです。
出版前に20日間かけてSNSなどで拙著に登場する女性たちを紹介したものを、ここに再録します。

平成には、山ガールブームがありました。
当時、女性向けのガイドやイベントが増え、女性誌への執筆もありました。けれど、私が一緒に山に行った彼女たちは、果たして山ガールだったのか?ブームに乗っていたのか。山ガールは、私のまったく出会ったことのない空間でブームになっていたのかもしれない、と思うこともあります。

佐藤泰那さん(左)と四角友里さん

『ランドネ』は、ブームのはしりH21(2009)年に創刊されますが、「山ガール」という言葉を一度も使っていません。創刊直後から、いままで、副編集長→編集長(2022年秋退任)とずっと『ランドネ』を世に送り出してきた佐藤泰那さんに登場いただきました。
『ランドネ』だけでなく、彼女が立ち上げたKUKKAという登山コミュニティについても伺いました。

仲川希良さん(右)は、『ランドネ』だけでなくKUKKAでも活躍中。泰那さんのよき相棒です

ブームのこと、女性の登山者のことを切れ味よく語ってくれました。この方は、ずっと登山の社会のことを考え続けてきたのだなあと思いました。彼女が出会った大切な人たち、天野和明さん(登山家、国際山岳ガイド)らも登場します。

泰那さんは、私にとっては「同志」です。登山の素晴らしさ、愉しさ、豊かさをメディアを通じて、時にはメディア以外の方法で伝える、同じ感覚や志をもって歩んできたかけがえのない存在です。

水色のダウンジャケットを着た後ろ姿は、松本のあがたの森公園で鈴木とも子さんを取材しているときのシーン。手袋は私の手ですが、雪山取材のときに泰那さんからもらったお菓子。

泰那さん(右)とともに、鈴木とも子さん(奥)をインタビュー
ランドネ主宰の登山学校取材にて。泰那さんが持参した行動食を羽毛の手袋に載せてみました!

ハカセさんのバーの1日ママは、泰那さんにタスキをつなぎました。いつかツートップで1日ママ、します(笑)
店主にはこれから相談ですが……

泰那さん(左)と筆者で、outdoor bar ROVERSにて

『彼女たちの山 平成の時代、女性はどう山を登ったか』(山と溪谷社、3/14発売)https://www.yamakei.co.jp/products/2821172050.html

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