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    オリックス・バファローズ(オリックス・ブルーウェーブ時代も含む)をまとめてます。

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    阪神タイガースをまとめてます

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2018年 阪神タイガース(6位)

2023年は18年ぶりの優勝、38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。 しかしその2023年から5年遡った2018年に阪神は最下位となってしまいます。現時点では阪神最後の最下位シーズンとなった2018年を見ていきましょう。 「地獄」のシーズンの幕開け(~2018開幕)前年は広島に10ゲーム差をつけられるも2位でシーズンを終えており、FAで新加入した糸井嘉男が17HR、ベテラン福留孝介が18HR、そして期待の若手大砲・中谷将大が20HRを打つなどポジティブな要素も見られた年

    • 2014年 オリックス・バファローズ(2位)

      2021年から3連覇しているオリックス。1996年の日本一以来長い暗黒期を経て3連覇を達成したわけですが、その中でも優勝に限りなく近づいたシーズンはありました。特に2014年は80勝しながら、首位ソフトバンクと勝率2厘差で優勝を逃したシーズンでした。この年のオリックスを振り返ります。 13年オフ~14年開幕までこの年は入退団が活発でした。まず退団でいうと李大浩がソフトバンクへ移籍、バルディリスがDeNAに移籍、ホセ・フェルナンデスの退団とチームを支えた外国人が相次いでチーム

      • 2004年 大阪近鉄バファローズ(5位)

        2004年6月13日。衝撃的な見出しが新聞の一面を飾りました。 「大阪近鉄バファローズがオリックス・ブルーウェーブと合併する」 1950年から54年間続いた近鉄の歴史は同じ関西の球団であるオリックスとの実質吸収合併という形で幕を閉じるのです。 今回はその2004年の近鉄を振り返りましょう。 ↓3年前の近鉄優勝時の成績はこちらから 近鉄消滅へ大阪近鉄バファローズの親会社はその名の通り鉄道会社の近鉄(近畿日本鉄道)。しかし近鉄グループの経営難により近鉄とオリックスの合併構想が6

        • 2008年 福岡ソフトバンクホークス(6位)

          今でこそ福岡ソフトバンクホークスといえば常勝球団のイメージが強いですがそんなソフトバンクにも短いながら低迷期はありました。 特に王貞治監督ラストイヤーとなった2008年は球団最後の最下位に沈むことになってしまいました。そんな2008年のソフトバンクを振り返ります。 度重なる主力流出上の写真は2003年ソフトバンクに球団売却前の福岡ダイエーホークスのダイハード打線です。得点数は822、チーム打率.297と21世紀最強レベルの打線であることは間違いないでしょう。 しかしこのオフ

        2018年 阪神タイガース(6位)

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          2011年 中日ドラゴンズ(優勝)

          前年は強力なクリーンアップと強力な投手力を武器にリーグ優勝。 しかしこの年から飛ばないボール、統一球が導入。しかし結論から言えば、この年の中日打線はリーグ最下位の打撃スタッツでしたが見事優勝。 ちなみにこの年を最後に落合博満監督が退任しています。さらにこの年を最後に中日は優勝から遠ざかっています。 ↓ちなみに2010年に日本シリーズを戦ったロッテの2011年はこちらから。 比較してみるとおもしろいかも。 2010オフの動向この年のオフは横浜から佐伯貴弘を獲得。高齢であったた

          2011年 中日ドラゴンズ(優勝)

          2001年 大阪近鉄バファローズ(優勝)

          長いプロ野球の歴史で脅威的な打線は愛称がつくことあります。 特に大阪近鉄バファローズは「いてまえ打線」という最強の打線が有名ですね。そんないてまえ打線で特に印象に残るのは2001年の打線でしょう。 投手陣は防御率リーグ最下位ながら打撃で圧倒して優勝した伝説の年を振り返ってみましょう。 2000年オフ~開幕後1999年、2000年は連続で最下位に沈んでいた近鉄。就任2年目のシーズンとなった梨田昌孝監督は阪神と大型トレードを敢行。酒井弘樹、面出哲志、平下晃司を放出して2番手捕手

          2001年 大阪近鉄バファローズ(優勝)

          2015年 東京ヤクルトスワローズ(優勝)

          2013年はバレンティンが1シーズンで60HRを打ち、ルーキーの小川泰弘が新人王を獲得するも最下位。2014年も山田哲人が日本人右打者のシーズン最多安打記録を更新するも最下位。そして真中満監督になった2015年、チームは事前の予想を覆し優勝しました。そんな2015年のヤクルトを見てみましょう。 14オフから開幕まで2年連続最下位となり小川淳司監督が退任。後任は真中満が就任しました。 しかし正捕手の相川亮二がヤクルトに移籍。人的補償は当時高卒2年目の奥村展征でした。ただこの年

          2015年 東京ヤクルトスワローズ(優勝)

          2008年 埼玉西武ライオンズ(優勝・日本一)

          まさかの松井稼頭央監督休養となってしまった2024年の埼玉西武ライオンズ。私もこの報道を聞いてびっくりしました。代行は現在はGMをしている渡辺久信となったわけですが、そんな渡辺久信監督が就任1年目、2008年の埼玉西武ライオンズを見てみましょう。 2007オフから開幕まで西武ライオンズから埼玉西武ライオンズと名前を変えた2008年。 前年5位となり25年連続Aクラスの記録が途絶えた伊東勤監督が責任を取って退任。後任は2軍監督だった渡辺久信が就任しました。 コーチ陣は黒江透修

          2008年 埼玉西武ライオンズ(優勝・日本一)

          2017年 福岡ソフトバンクホークス(優勝・日本一)

          これを書いている時点で28勝10敗2分の勝率.737と勝ちに勝ちまくっている2024年の福岡ソフトバンクホークス。普段阪神を見ている私でさえ、別リーグのソフトバンクの躍進ぶりには戦々恐々としています。 そんなソフトバンク、2017年には143試合制になって以降最高の94勝をしています。2位西武に13.5ゲーム差と大差をつけて優勝したこの年のソフトバンクを振り返りましょう。 悪夢のV逸からの巻き返し 2016年は前半戦を首位で独走。日本球界最速でのマジック点灯が話題になるく

          2017年 福岡ソフトバンクホークス(優勝・日本一)

          2011年 千葉ロッテマリーンズ(6位)

          前年は3位ながらもCSを勝ち進み、日本シリーズで中日と鎬を削る戦いを見せ4勝3敗で日本一となった千葉ロッテマリーンズ。 目指すは真の優勝そして2年連続の日本一 でしたが… 2010日本一達成から2011年シーズンまで 前年首位打者、最多安打のタイトルを獲得した走攻守三拍子揃った切り込み隊長の西岡剛がポスティングでメジャーへ。さらに前年29Sを挙げた小林宏之がFAで阪神に移籍(なおその後)。 こうして不動の1番とクローザーがチームを去ると、西村徳文監督は前年わずか46試合の

          2011年 千葉ロッテマリーンズ(6位)

          2010年 阪神タイガース(2位)

          2010年のプロ野球はどこも打高投低でした。中でも阪神タイガースは12球団1の得点数である718得点を記録。圧倒的な攻撃力有する打線は「第4次ダイナマイト打線」と言われていました。そんな2010年の阪神を振り返りましょう。 2010年シーズン前(09オフ) 前年大怪我を負い、わずか9年という短い期間ながらその現役生活で381盗塁を記録した不動のセンター・赤星憲広が引退。さらに2003年,2005年優勝の立役者ではあるものの成績が下降していた今岡誠が構想外に。そして藤本敦士

          2010年 阪神タイガース(2位)

          1996年 中日ドラゴンズ(2位)

          今は中日2軍の本拠地となっているナゴヤ球場。1996年までは中日1軍が本拠地として使用していました。前年は10.8決戦の雪辱を果たすべく臨みましたが5位フィニッシュ。監督は1991年までの5年間チームを率いた星野仙一が再就任しました。 95年オフ~開幕まで 95年オフ、監督に再就任した星野仙一は早速大型トレードを実施します。 まずは中日からは仁村徹・酒井忠晴・山本保司を放出しロッテから前田幸長・平沼定晴・樋口一紀を獲得する3対3のトレード。 次は中日から若林隆信を放出し5

          1996年 中日ドラゴンズ(2位)

          2009年 東北楽天ゴールデンイーグルス(2位)

          今年で記念すべき20年目のシーズンとなる東北楽天ゴールデンイーグルス。 2004年の近鉄、オリックスの合併問題の結果生まれた球団で、これまでプロ野球チームのなかった東北地方の宮城県仙台市を拠点としています。 当然当時の楽天は寄せ集め集団に近く、設立から1~2年は最下位に沈んでいました。しかし2007年に4位と最下位を脱出。そしてこの2009年、球団初のCSに進出したシーズンになるわけです。 野手陣 2009年の楽天ですがあまり打撃成績は良くないです。打率は.267とリーグ

          2009年 東北楽天ゴールデンイーグルス(2位)

          2002年 読売ジャイアンツ(優勝・日本一)

          今年で設立90周年を迎える読売ジャイアンツ。今でこそ2年連続Bクラスですがみなさんご存知の通り球界の盟主と言われ、リーグ優勝47回、日本一22回と圧倒的な強さを持ち合わせた強豪です。そんな巨人ですが個人的に1番強いと思うシーズンがあります。それが2002年の巨人です。 野手陣 2001年まで監督を務めた長嶋茂雄監督からバトンを受けたのは「若大将」原辰徳監督。原監督は最終的に17年間巨人を率いるわけですがこの年が1年目です。2002年の巨人を語る上でまず外せないのは松井秀喜

          2002年 読売ジャイアンツ(優勝・日本一)

          2006年 北海道日本ハムファイターズ(優勝・日本一)

          去年で北海道移転から20年。この北海道に移転してからは5度の優勝と2度の日本一となった北海道日本ハムファイターズ。ここ最近では最後にAクラスになったのは2018年と少し苦しんでいますが、今年は現時点で2位につけており好調ではあります。そんな日本ハムが北海道移転後初の優勝そして日本一になったシーズンを振り返っていきましょう。 野手陣 前年は5位に終わった日本ハムですが、24歳の森本稀哲が100試合以上に出場したり、高卒ルーキーのダルビッシュ有が14登板で5勝を挙げるなど若手

          2006年 北海道日本ハムファイターズ(優勝・日本一)

          1996年 広島東洋カープ(3位)

          横浜のマシンガン打線、阪神のダイナマイト打線、西武の山賊打線などなどものすごい成績を残した打線は伝説のように語られ、通称ができてしまうほどです。そんな中、今回紹介するのは1996年の広島東洋カープの「ビッグレッドマシン」です。 野手陣 まず野手陣ですが非常に強力です。なにせスタメン8人が全員規定到達。2番の正田耕三以外OPSが7を上回っており、4番の江藤智はOPS1.047、7番を打つ金本知憲はOPSが.951と非常に高いものとなっております。 1番の緒方孝市は23HR放

          1996年 広島東洋カープ(3位)