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プロジェクトに必要なタスクとは?

今回はプロジェクトに必要なタスクについて話します。

日々こなしているタスクの意味に疑問を持つプロジェクトメンバの方やタスクを指示する立場の方に向けた記事です。

プロジェクトに不要なタスクの具体例

プロジェクトにアサインされたメンバは、タスクに追われる日々だと思います。

その中に「これって必要?」って思うタスクがありませんか。実施する意味がないなら時間も勿体ないし、やりたくないのが正直なところです。

しかし、意味をなさないタスクというのは意外とあります。

例えば、毎日の進捗をチャットなどで報告してもだれも見ていないことがあります。

別途、スクラムMTGを行っていたりすると余計タチが悪いですね。

他には品質評価です。品質評価自体に意味がないというつもりは毛頭ないですが、評価しなくてもよい項目まで評価していたり、評価しても承認する人が確認していない項目があったりします(なんとも報われない、、、)。

小規模プロジェクトに対して大規模プロジェクトと同じ管理レベルで管理するのも不必要タスクが増える元凶だと思います(プロジェクト管理することが目的になっている)。

これらを行う理由は、「前のプロジェクトで同じようにやっていたから」「会社の規定だから」と様々です。

プロジェクトに必要なタスクとは

本来プロジェクトにとって必要なタスクは、プロジェクトの成功に影響するものでなければいけません。

なぜなら、プロジェクトのメンバは、プロジェクトの成功に従事するのがミッションです。

そして、プロジェクトの成功とは、プロジェクトの目標を達成し、最終目的を果たすことです。

プロジェクトが発生するということは、なにかしら目的があります。

この目的には具体的な成功条件(目標)があります。いわゆるQCDなどです。

目標を達成し、プロジェクトの目的を果たせられたら成功といえます。

したがって、プロジェクトのメンバはこの目標を達成しプロジェクトを成功させることが使命になります。

極論、プロジェクトが成功すれば何しても良いわけです(良くはないか、、、)。

小難しいフレームワークや管理手法などがありますが、不要なら実施しなくて良いわけで、逆にプロジェクトの成功に影響するのであれば実施する必要があります。

これって必要?と思うタスクは、プロジェクトの成功に必要かどうかの観点で考えてみてください。

不要ならいっそ取り組むのをやめましょう。違うことに時間を費やしたほうが有意義です。

しかし、実際のところは自分の裁量で不要と切り捨てられるタスクとそうでないタスクがあります。

この点で裁量が少ない末端のメンバは不要なタスクを抱え込みやすいです。

まずは自分の力が及ぶ範囲で不要なタスクを減らす努力をしましょう。(PMやリーダーに相談してみたり)

行動に移しても、そう簡単に現状は変わらないかもしれませんが滅気ないでください。

少なくとも自然とプロジェクトの目的を考えて行動するようになります。そして自分がリーダーだったらこうするというような持論を持つことにも繋がります。

これは目の前のタスクだけをこなすメンバという枠から抜け出す一助にもなります。自分の成長にも繋がると思って根気よく取り組んでみてください。

プロジェクトに必要なタスクのまとめ

本来プロジェクトにとって必要なタスクは、プロジェクトの成功に影響するものでなければいけません。

これって必要?と思うタスクは、プロジェクトの成功に必要かどうかの観点で考えてみてください。

不要と思ったら自分の力が及ぶ範囲で不要なタスクを減らす努力をしましょう。また、自然とプロジェクトの目的を考えて行動するようになり、目の前のタスクだけをこなすメンバという枠から抜け出せます。

一石二鳥ですのでぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

いかがでしたでしょうか。
気になるところがあればコメントください。
では、また!

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