suiko

アラサー。

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  • アクアリウム ーはじまりの話ー

    中編小説の予定です。 今のところ無料です。 応援よろしくお願いします。

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記事一覧

あれからの未来に。

7年ぶりです。 自分でもすっかり忘れていた殴り書きの様なこのノートに、スキを押してくださった貴徳な方がいらっしゃったので、ちょっとまた書き始めようかなあ、なんて。…

suiko
1年前

結婚前の様に正規できっちり働きたい。
でも現時点で小さな子供がいて、この地域の保育園は正社員でもボロボロ落ちる。
さてどうやって働き始めれば良いんだ?
全く分からない。

suiko
7年前

小説はカクヨムの方で続きを書いています〜。

suiko
7年前

アクアリウム4

〜コンフォート世田谷 305号室〜 世田谷区の閑静な住宅街の一角に佇むマンションの一室で、両手両足を、イームスの椅子に縛り付けられている。 口にはガムテープを貼ら…

suiko
8年前
1

今時の小学生って...

この休日、近所でショッキングな光景を見てしまった 小学校高学年にさしかかる位の女の子とお父さんの会話。 父「好きな子いるの?」 娘「えーいるけど」 父「どんな…

suiko
8年前
3

ねぇねぇ、何も我慢しないで生きてる人っているのかな?

幸せって一体何なの? そもそも、人類が誕生した時から人間ってきっと毎日毎日ずっと我慢のしっぱなしだよね。 暑いとか、寒いとか、お腹が空いたとかそういう根幹の衣食住…

suiko
8年前
2

思い出せない

大切なものが見当たらない。 パズルのピースが一つずつぽろぽろと落ちていく様に。 どこへいってしまったのか分からない。 大切だったたくさんの胸が締め付けられる様な想…

suiko
8年前
2

アクアリウム3

「何を決めたんだよ」兵藤が読み終えた漫画を満足気にバッグへしまって、初めて顔を上げて問いかけるが、当の市原はいつの間にか出てきたパッタイを夢中で頬張りながら、本…

suiko
8年前
2

ネットの世界ってどこまでやっても言い知れない寂しさが拭いきれない感じがする。
やればやるほど人の感触が欲しくなって、もっともっとネットの世界にのめり込んで.....
そうしているうちに現実世界が遠のいていく。
私達が生きるのはここじゃなくて
もっと大切なのは目の前の人なんだなぁ

suiko
8年前

アラサー独身女子友たちにめっちゃアドバイスしたいと思うこと多々あるけど、何か言えない。
ここをこうしたら上手くいくのにってちょこっとのことでチャンス逃してそうなこと。求められてないのに偉そうにアドバイスしたら友人関係に亀裂が入りそうだし、やめといた方が良いよねと思う今日この頃

suiko
8年前

アクアリウム 2

−ちょい呑み 金次郎− 金曜のこの店は仕事帰りのサラリーマンでごった返している。ちょっと表現が古いが所謂花金ってやつに浮かれて羽目を外して呑み過ぎる客で賑わってい…

suiko
8年前
1

働くってこと

小学生のころに先生が言ってた言葉が何となく頭の中を巡る事がある。 『働くというのは傍を楽にする事です』という言葉。 確かに自分のためだけに働くのは限界がある気がす…

suiko
8年前
1

米倉氏のP.A.Iの記事を読んで。もっと技術が進んでAIが自ら修復とかエネルギー確保とか出来る様になると、危険への対処とか人間より得意になって、天変地異が起こった時に生き残るのはAIかも。人間に近い(理想的な)意志を持つAIの時代になるかな...!?なんてことを考えてみた。

suiko
8年前

ストッキングは必要か...。
マナーとしてストッキングを履くべき、履かなきゃいけないっていうのは、男性にとってのネクタイ的立ち位置かもしれないけど、これこそ資源の無駄だよね。
寒ければタイツ、寒くなければ生足で良くない?
あんななんの存在意義も薄い皮いらないと思う。

suiko
8年前

言いようのない不安。
一体どうしたら良いの。
苦しい

suiko
8年前

アクアリウム 1

寒くもなく暑くもない小さな部屋の中で、俯いて自分の指の先を見ている。 気が付くと、もう何時間も呼吸していなかったんじゃないかと思う位に肺の辺りが重苦しく、目の前…

suiko
8年前
1

あれからの未来に。

7年ぶりです。
自分でもすっかり忘れていた殴り書きの様なこのノートに、スキを押してくださった貴徳な方がいらっしゃったので、ちょっとまた書き始めようかなあ、なんて。

7年前の私はこんなことを書いていたのね。
と懐かしいような、恥ずかしいような気持ちで読み返していました。

特に大量消費社会への危惧を憂いていた時期でした。
あれから、結構世の中が変わって来たよね。
もったいないって言葉が浸透していた

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結婚前の様に正規できっちり働きたい。
でも現時点で小さな子供がいて、この地域の保育園は正社員でもボロボロ落ちる。
さてどうやって働き始めれば良いんだ?
全く分からない。

小説はカクヨムの方で続きを書いています〜。

アクアリウム4

〜コンフォート世田谷 305号室〜

世田谷区の閑静な住宅街の一角に佇むマンションの一室で、両手両足を、イームスの椅子に縛り付けられている。
口にはガムテープを貼られ、声を出すことすら許されないようだ。
鼻からゆっくりと息を吸い込み、深呼吸を試みる。いささか落ち着いて、じっくり部屋の中を見渡すが、どこをどう見てもここは間違いなく退屈で平凡な、狭くも広くもない1LDKの、いつもとどこも変わらない自

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今時の小学生って...

この休日、近所でショッキングな光景を見てしまった
小学校高学年にさしかかる位の女の子とお父さんの会話。

父「好きな子いるの?」

娘「えーいるけど」

父「どんな人?」

娘「えー背が高くてー」

父「うんうん」

娘「頭良くってー」

父「おうおう」

娘「ちょーお金持ちなの!」

父「え!」

娘「めっちゃお金持ちなんだよ!」

父「あ、え?顔は?」

娘「顔はそんなにイケメンじゃなーい

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ねぇねぇ、何も我慢しないで生きてる人っているのかな?

幸せって一体何なの?
そもそも、人類が誕生した時から人間ってきっと毎日毎日ずっと我慢のしっぱなしだよね。
暑いとか、寒いとか、お腹が空いたとかそういう根幹の衣食住とかに始まってさ。
そういう根幹のことがある程度解決されれば、また別の事考え始めてあれやこれ我慢していくの。人間関係だとか貧富の差だとか、あれが欲しいこれが欲しい、あの人を思い通りにしたいだとか。
欲望が大きくなればまた我慢も増えるわけだ

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思い出せない

大切なものが見当たらない。
パズルのピースが一つずつぽろぽろと落ちていく様に。
どこへいってしまったのか分からない。

大切だったたくさんの胸が締め付けられる様な想いと、繊細で手がつけられなかった臆病で愛らしい大切なものはもう戻って来ない。

いつから人を傷つけてしまっても平気でいられるようになったのか。
いつからこんなに傲慢で他人に疎くなったのか。
どうして誰かが泣いていても笑っていられるように

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アクアリウム3

「何を決めたんだよ」兵藤が読み終えた漫画を満足気にバッグへしまって、初めて顔を上げて問いかけるが、当の市原はいつの間にか出てきたパッタイを夢中で頬張りながら、本場のパッタイより美味いな、と満足そうに笑っている。

テレビでは、最近出てきたゴルフの若手選手のプレーが放送されていた。もう少しで最年少賞金王になれるというその青年のプレーはゴルフのゴの字も知らない自分から見ても何とも美しく安定したプレーだ

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ネットの世界ってどこまでやっても言い知れない寂しさが拭いきれない感じがする。
やればやるほど人の感触が欲しくなって、もっともっとネットの世界にのめり込んで.....
そうしているうちに現実世界が遠のいていく。
私達が生きるのはここじゃなくて
もっと大切なのは目の前の人なんだなぁ

アラサー独身女子友たちにめっちゃアドバイスしたいと思うこと多々あるけど、何か言えない。
ここをこうしたら上手くいくのにってちょこっとのことでチャンス逃してそうなこと。求められてないのに偉そうにアドバイスしたら友人関係に亀裂が入りそうだし、やめといた方が良いよねと思う今日この頃

アクアリウム 2

−ちょい呑み 金次郎−
金曜のこの店は仕事帰りのサラリーマンでごった返している。ちょっと表現が古いが所謂花金ってやつに浮かれて羽目を外して呑み過ぎる客で賑わっている。
客は店名に掲げられた『ちょい呑み』とは全くもって似つかわしくない、ほとんど泥酔状態の呂律が回らなくなった中年ばかりだ。
店に設置されたテレビからは相変わらず、政治家をネチネチと批判、追求する質疑応答の様子が流れている。
些細な事をし

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働くってこと

小学生のころに先生が言ってた言葉が何となく頭の中を巡る事がある。
『働くというのは傍を楽にする事です』という言葉。
確かに自分のためだけに働くのは限界がある気がする。自分の生活が困らない程度以上に自分のためだけに働く事が出来る人はかなり稀なんじゃないかな。よっぽどお金に執着がある人位かも。

やっぱり、誰かのためにって思わなければ、がむしゃらになれないよね。
家族が困らないように...と思えばその

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米倉氏のP.A.Iの記事を読んで。もっと技術が進んでAIが自ら修復とかエネルギー確保とか出来る様になると、危険への対処とか人間より得意になって、天変地異が起こった時に生き残るのはAIかも。人間に近い(理想的な)意志を持つAIの時代になるかな...!?なんてことを考えてみた。

ストッキングは必要か...。
マナーとしてストッキングを履くべき、履かなきゃいけないっていうのは、男性にとってのネクタイ的立ち位置かもしれないけど、これこそ資源の無駄だよね。
寒ければタイツ、寒くなければ生足で良くない?
あんななんの存在意義も薄い皮いらないと思う。

言いようのない不安。
一体どうしたら良いの。
苦しい

アクアリウム 1

寒くもなく暑くもない小さな部屋の中で、俯いて自分の指の先を見ている。
気が付くと、もう何時間も呼吸していなかったんじゃないかと思う位に肺の辺りが重苦しく、目の前がクラクラとゆがんだ。

ゆっくりと深呼吸をする。
喉の奥に広がる少し埃っぽい乾いた空気が、今の状況は現実であるということをより鮮明にした気がして目の前が真っ暗になった。

僕はこれまで誰より真面目に生きてきた。
欲望や感情が理性の前に飛び

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