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ウイルスに感染するバカは「この2つ」をしていない。

はじめに

コロナ禍。感染対策感染対策と、嫌になるほど耳にする今日この頃。

もちろん、皆さんもコロナの被害者にならないため、そしてコロナによって加害者にならないため、感染対策を徹底していることだろう。

しかし、本当の意味で”徹底する”とは、どういう行為を指すだろうか?
あなたは本当に徹底して、ウイルス対策をしているだろうか?

この記事で伝えたいのは以下

・どこでも、うがいをしろ
・帰ったら、スマホを拭け


の二点である。

”オレンジは果物”、”痴漢は犯罪”、”1+1=2”
のレベルで、この二点を当たり前に感じる人は、とっととブラウザバックし、ネットフリックスでも楽しみながら、時間を有意義に使ってもらいたい。

なぜなら、この記事の対象者は、上の二点のウイルス対策を一切していない、究極の愚か者のみだからだ。

軽く自己紹介をしておく。私は現在22歳であり、中学1年生から今までの10年間、コロナ、インフルエンザどころか、風邪すら引いたことがない。

私が旅行に行こうとすると、周りは

「コロナだから気を付けて」

というが、特別気を付けたことは一切ない。きっとこのようなセリフを吐く人は、意識的に感染対策を日ごろからしていない人なのだろう。

そもそもウイルス対策というものは、
”インフルエンザが流行る時期だから”
”コロナ禍だから”
という理由によらず、健康的に生きたいのであれば、日常的にしていなければいけない。

私は関西に住んでいるが、東京旅行が大好きである。

コロナが流行り始めたころ、私は新宿歌舞伎町のネットカフェを拠点とした短期バイトの旅をしていた。

緊急事態宣言の頃はさすがに避けたが、Go to travelが開始されるとすぐに、再び東京に旅行に行った。2020年の冬は三度観光に訪れ、東京で年を越した。

私は絶対感染しない自信があった。その”自信”というのは、テレビでアホ面の高校生が

「私は感染しない気がする~~」

というような、生半可なものではない。この10年間風邪すら引かないため、常に行っている”二つの対策”を徹底していたからだ。

1.どこでもうがいをする

「帰ったら手洗いうがい」

は、幼稚園の頃から散々言われてきたことであろう。

この言葉、意味的には

「手洗い!うがい!どちらも大事!」

つまり、”手洗い=うがい”

と捉えがちだが、改めて考えてみてほしい。

本当に大事なのはどちらか?

そもそも

ウイルスはどこから侵入する?

ここで、接触感染とは何かを再び確認しておく。

接触感染は、手に付着したウイルスを介して口・鼻などの粘膜から感染することを言います。言い換えると、皮膚からは感染することはなく(傷からは感染の可能性があります)、粘膜を通じてのみ感染します。食事や歯磨きするとき・顔を洗うときなど、粘膜に触れる可能性があるときに、事前に手指を洗ったり、アルコール消毒を行うことが重要になります。

そう、ウイルスは口や鼻の粘膜から感染する。

つまり、何時間手を洗おうが、口や鼻がノーガードであれば、ウイルスは入り放題なのである。

それなのに、よく見る標語ときたら

「食事前には手を洗おう」

である。

いやいや、「うがいをしよう」に変えろよ!

といつも思ってしまう。

手は食事をするための手段であり、実際に通過するのは”喉”である。

つまり、動作の順番的には

手洗い⇒うがい

であるが、優先度は

うがい>>>>手洗い

である。


本題に戻ろう。

「どこでもうがいをする」

とはどういうことか。私はどこでもうがいをするが、正確には

”トイレに入ったら、手洗いうがいをする”

ことを決めている。それは、家のトイレ、カフェのトイレ、駅の公衆トイレであろうが構わない。手を洗った”ついで”にうがいも二回ほどするのだ。

実際、している人はあまり見かけない。だが、これは難しいことではない。

”今までの習慣に取り入れる”

だけでよいからだ。

”ウイルスは必ず喉を通る”という事実を再確認した今、「うがいをしないなど有り得ない」という考え方になっていることだろう。


2.帰ったらスマホを拭く

この記事をここまで読み、

「当たり前のことしか書いていないクソ記事」

と思っていない方は、非常に危うい。

”スマホを拭くとか当たり前”

感じていない人のために行っておくが、これをしないのは自殺行為である。

私個人的に、一緒に暮らしたくない人ランキング1位が

”帰ってスマホをウェットティッシュで拭かない人”

である。

家に帰ってきて、手洗いうがいをする。そしてその後、スマホを触りながらお菓子を食べる。

これをする人は、手洗いうがいの意味が、全くないことに気付いていないのか?

これならまだ、手洗いうがいせずに、スマホを触りながらお菓子を食べている方が一貫性がある。その人にとっては感染など、どうでも良いことなのだろう。

ただ、前者の方は、申し訳ないが、論理的な思考ができなくなってしまう何らかのウイルスに、既に感染しているのだろう。

スマホの画面というのは、雑菌にあふれている。
ただ私は、スマホを外で使うなとは言っていない。

一度、考えてみたほしい。あなたは外出した際、何に触れるだろうか?
きっと以下のものに触れるだろう。

・電車のつり革
・車のハンドル
・エスカレーターの手すり
・エレベーターのボタン
・お金
・服
・カフェの椅子

これらに付いている菌が、まずダイレクトに、あなたの二本の手に付着する。そして時間間隔を空けずに、あなたの三本目の手とも言えるスマホに付着する。しかしあなたが洗うのは二本だけだ。もう一本の細菌だらけの手は、ほったらかし。これで「ウイルス対策をしている」と言い張るなど、笑い話である。

本当のことを言えば、リュックの持つ部分や、コートなども拭くべきである。しかしそれに触れるのは、外出の時だけであろう。

なぜ私が、スマホに限って書いたかというと、”スマホは体の一部”と考えても良い時代になっているからでる。

スマホを持つことが当たり前になった今、手を洗う感覚でスマホもきちんと拭くのは、当たり前のことなのである。


おわりに

感染する人は、

”感染拡大地域に居る人”

ではない。

”感染対策をしていない人”

である。

東京でコロナ感染者数が多いのは事実だが、感染していない人も多いのだ。

東京に、大阪に、行くことが危ないという人たち。
そして、田舎に住んでいれば安全だと思っている人たち。

どちらかというと、大事なのは感染者比率ではないか?

合格者数20人の予備校と、合格者数100人の予備校があったとする。
優秀なのはどちらか?

正解は、「分からない」である。

もしかしたら、生徒数が20人であり、その全員が合格したかもしれない。一方、生徒数10000人に対して、100人しか合格していないかもしれない。

田舎だから感染しないと言って安心している人は、合格者数100人の予備校に”入校した”だけで、安心している人と変わらない。

合格するために必要なのは、何人合格者がいる、どの予備校に入校したかとかいう、手段や数字の問題ではない。

その人がどれだけ勉強をしたか

という個人の問題である。

同様に、感染しないために必要なのは、どの地域に滞在しているか、という場所の問題ではない。

その人がどれだけ感染対策をしているか

という個人の問題である。

この記事をきっかけに、家ではティッシュの横にウェットティッシュが置かれ、街中でも人々がうがいをする、そんな光景が当たり前になる日が来ることを願ってやまない。


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