よしい すい

大切な人との「永遠の別れ」が立て続けに起き、「愛」と「生」と「死」と「医療」に関する本…

よしい すい

大切な人との「永遠の別れ」が立て続けに起き、「愛」と「生」と「死」と「医療」に関する本を読み漁り、考える日々を過ごしています。 文章を書くことは苦手だけど、自分の気持ちを整理するため、そして、同じような経験をして苦しんでいる人たちのために発信をしようと思っています。

記事一覧

家族もパートナーも別世界にいってしまってから、連休や年末年始の楽しみがなくなってしまった。

友達には家庭があり、なかなか気軽に誘えない。

「大人になってからの友達作り」って、どうしたらいいんだろう。

よしい すい
2か月前

「悲しい」 のその先に 行きたい


「失う」ことを恐れずに

悲しみの先にある 「幸せ」 を見つけに


踏み出せ私

よしい すい
3か月前

もう二度と彼にLINEを送ることができないなんて・・・

大切な人が亡くなった後。 故人宛にLINEやメールでメッセージを送り続けている人は多いのではないだろうか。 少なくとも、自分はそうだった。 送信内容は、日々のたわい…

よしい すい
3か月前

4年に1度の特別な日だから…ヘアドネーションのために髪を切ることにした

2月29日は特別だ。 4年に1度しか存在しない。 あと何回経験できるかわからない「2月29日」をどのように過ごすべきか、数日前から考えていた。 そして、最終的に「…

よしい すい
4か月前
2

七夕の夜、父のことを思い出した

父が亡くなる前の年。 父と一緒に、父の生まれ故郷を旅した。 「生きているうちに親戚に会いたい」という、父の願いを叶えるため。 旅行したのは、ちょうど七夕の頃。 …

3

「あなたのために伸ばした髪」をまだ切る決心がつかない

昨日読んだ本に、こんなことが書いてあった。 この気持ち、本当によくわかる。 ふと見上げた空に飛行機の姿を見つけると、「彼は海外出張に行っていて、今は会えないだけ…

1

大切な人と「死」について話しておいて良かった

彼との永遠の別れは、突然訪れた。 難病を患う彼は、定期的に病院で検査を受けていた。 1ヶ月半ぶりに会った彼は、「主治医が驚くほど、検査の結果が良かったんだよ!」…

1

The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all that matters.
何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。

by オードリー・ヘプバーン

“永眠”という言葉に救われる

人の「死」を表現する言葉は、色々とある。 亡くなる・息を引き取る・死亡・死去・逝去・他界・永眠・往生・天に召される・あの世へ行く…他にも多数。 初めて自分が遺族…

2

猫になったんだよな君は

1年前の今日。 私は、大切な人を喪った。

家族もパートナーも別世界にいってしまってから、連休や年末年始の楽しみがなくなってしまった。

友達には家庭があり、なかなか気軽に誘えない。

「大人になってからの友達作り」って、どうしたらいいんだろう。

「悲しい」 のその先に 行きたい


「失う」ことを恐れずに

悲しみの先にある 「幸せ」 を見つけに


踏み出せ私

もう二度と彼にLINEを送ることができないなんて・・・

もう二度と彼にLINEを送ることができないなんて・・・

大切な人が亡くなった後。

故人宛にLINEやメールでメッセージを送り続けている人は多いのではないだろうか。

少なくとも、自分はそうだった。

送信内容は、日々のたわいのない出来事。

月が綺麗なこと。美味しいご飯が作れたこと。面白い小説を読んだこと。

そして、たまに・・・あなたに会えなくて寂しいこと。

それは決して開封されないし、既読マークがつくこともなければ、返信が届くこともない。

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4年に1度の特別な日だから…ヘアドネーションのために髪を切ることにした

4年に1度の特別な日だから…ヘアドネーションのために髪を切ることにした

2月29日は特別だ。
4年に1度しか存在しない。

あと何回経験できるかわからない「2月29日」をどのように過ごすべきか、数日前から考えていた。

そして、最終的に「髪を切ること」に決めた。

この日を逃してしまったら、また私は暫く髪を切れなくなってしまいそうだったから。

彼に喜んでもらうために伸ばし続けた髪を、今日(2024年2月29日)まで切ることができなかった。
髪を伸ばすことに、別の目的

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七夕の夜、父のことを思い出した

七夕の夜、父のことを思い出した

父が亡くなる前の年。

父と一緒に、父の生まれ故郷を旅した。

「生きているうちに親戚に会いたい」という、父の願いを叶えるため。

旅行したのは、ちょうど七夕の頃。

ホテルのロビーには立派な笹が飾られていて、短冊とペンが置いてあった。

せっかくだから…と、二人で短冊に願い事を書くことにした。

父は、「早く●●(母の名前)の体調が良くなりますように」。

私は、「いつも笑顔で過ごせますように」

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「あなたのために伸ばした髪」をまだ切る決心がつかない

「あなたのために伸ばした髪」をまだ切る決心がつかない

昨日読んだ本に、こんなことが書いてあった。

この気持ち、本当によくわかる。

ふと見上げた空に飛行機の姿を見つけると、「彼は海外出張に行っていて、今は会えないだけ」だと思ってしまう。

私の中で彼は死んでいない。

今も生きている。

私は、彼に「髪を伸ばさないの?長い方が好きだって、前から言っているのに。」とよく言われていた。

肩までは頑張って伸ばすものの、髪を切りたい衝動を抑えられなくなり

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大切な人と「死」について話しておいて良かった

大切な人と「死」について話しておいて良かった

彼との永遠の別れは、突然訪れた。

難病を患う彼は、定期的に病院で検査を受けていた。

1ヶ月半ぶりに会った彼は、「主治医が驚くほど、検査の結果が良かったんだよ!」と誇らしげに語っていた。

それなのに・・・

会った翌日、彼は帰らぬ人になった。

検死した医師によれば、死因と持病とは直接的な関係はなく、ほぼ即死だっただろうとのこと。

「そうか…願いが叶ったんだ。苦しい時間が短くて、良かったね。

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The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all that matters.
何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。

by オードリー・ヘプバーン

“永眠”という言葉に救われる

“永眠”という言葉に救われる

人の「死」を表現する言葉は、色々とある。

亡くなる・息を引き取る・死亡・死去・逝去・他界・永眠・往生・天に召される・あの世へ行く…他にも多数。

初めて自分が遺族という立場になった時、身内の死を伝えることが辛かった。

そんな時、“永眠”という言葉に救われた。

そうか、もう目覚めることのない眠りについたのか…

眠っている間は、痛みも苦しみも感じないだろうから楽になったんだ…

そう考えるよう

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猫になったんだよな君は

猫になったんだよな君は

1年前の今日。

私は、大切な人を喪った。