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声優志望から人事に転身。専任人事から役割人事へステップアップ。そしてフリーランス人事になった理由

こんにちは!

Crepeで広報・人事を担当している大村です。

私たちは、「人事が変われば組織が変わる」というコンセプトのもと、採用率10%の「即戦力」プロ人事シェアリングサービス”すごい人事パートナー”を運営しています。
具体的には、採用に課題を抱える成長企業と成長志向のフリーランス人事のマッチングサービスです。

前回、【あなたは何タイプ?】人事キャリア診断を公開いたしましたが、
今回はそれぞれのタイプの方々がどんなことを考えフリーランスになり、
今どんなことを考えているのかに迫ったインタビューを行いました。

インタビュー記事を公開することを決めた理由は、いくつか理由があるのですが
キャリアを前進させたいと考えている方の何かヒントになれたら嬉しいと考えたことが大きな理由です。

「頑張れば頑張るほどキャリアのロールモデルを見つけることは難しい」と日々、私自身も思っています。
新卒で入社した会社では、先輩や上司が皆キラキラして見え、
この人みたいになりたい!あの人みたになりたい!と思うことが多くありました。

しかしながら、年齢やキャリアを重ねていくにつれて簡単にはそう思えないようになっていくことに気が付きました。(これはだいぶ良くないと強く思いました)

だからこそ、
読んでいただく皆さまお一人おひとりが全て同じではなくとも
「この部分は共感できる」「この部分は新しい発見!」と少しでも感じていただけるようなインタビュー記事にしたいと思い書いています。

前置きが長くなりましたが・・・
さっそく役割人事(戦略策定と実働も伴うタイプ)の西田さんのインタビューはじまります!

役割人事(対人にお強いタイプ)の今邑さんのインタビュー記事も公開しているのでこちらもご覧くださいね!


1.西田さんのこれまでのキャリア

新卒で名古屋の老舗自動車系商社・メーカーに就職。
人事として働きながら、声優の専門学校に通学。
その後、ITベンチャー2社で採用・労務・教育・制度を一通り経験した後、フリーランスとして独立。
フリーランスとして活動を開始し、現在3年目。

2.「声優になりたい!」という夢と仕事

―新卒1社目から人事をご経験されていらっしゃると思うのですが、
ファーストキャリアからなぜ人事をお選びになったのですか?

西田さん:関西の大学で日本史学を専攻していたのですが、声優になりたいという夢がありました。
なので、事務系のゆるふわで仕事をしながら、声優の専門学校に通おうと思っていました。
ハローワークで、生まれ育った名古屋の老舗自動車系商社・メーカーにおける事務職求人を見つけて、その会社に入社しました。
事務職という記載ではあったものの、実際の業務の幅は広く、採用・労務・育成など幅広く担当していました。
これが人事としてのキャリアのスタートでした。

―新卒で仕事をしながら夢への挑戦。。。想像しただけでも過酷です。
夢と仕事はどのように折り合いをつけたのですか?

西田さん:社会人3年目、声優の学校に通い始めて2年目のタイミングで声優の仕事と改めて向き合いました。
「私はなぜ声優になりたいのかな??」と。
結論、私は声優として好きな役を勝手に演じたいという気持ちはあるけど、
色んな役を演じてみたいという気持ちはないのだということに気付きました。

一方で人事の仕事は、社員や就活生とコミュニケーションをとる中で、面白みを強く感じていることに気付きました。
そこで、声優になる夢には区切りをつけ、ビジネスパーソンとしてキャリアを築くことにしました。

―ご自分と向き合うパワーを感じます。
このタイミングが西田さんの新たな一歩では会ったと思うのですが、1社目で人事としてどのようにキャリアを広げていかれたのですか?

西田さん:そうですね。
入社当時から人事領域を幅広く担当していたのですが、
社会人3年目のタイミングで会社がコンサルの方も入れて、人事制度を抜本的に変えることになったのです。
私もコンサルの方とやりとりしながら、人事制度の構築を行いました。
人事制度の構築を進行するなかで徐々に、「これは私もできるな!」という自信がついてきました。

そのタイミングで仲良くしていた方から、
「老舗企業よりもベンチャー企業の方がマッチするかも?話を聞くだけでも良いのでベンチャー企業の担当者と会ってみませんか?」
とお声がけいただきました。

実際に会ってみて、事業や仕事の内容にワクワクしたので、社会人4年目のタイミングでITベンチャーに転職しました。

3.企業人事としての奮闘


―1社目の老舗自動車系商社・メーカーで人事業務を幅広く経験され、2社目ではより専門性を磨かれたイメージで合っていますか?

西田さん:そうですね。
1社目では、人事業務を幅広く経験できたのでキャリアの下地を作ることができたと思っています。
そのうえで2社目で新卒採用をメイン担当しながら、育成やオンボーディング施策の設計まで経験することができました。

1社目でも、新卒採用の予算取りや戦略実行は行っていたのですが、
2社目では、新卒採用の実行部分のみならず、入社後の人材育成体制の構築までスキルを磨くことができました。
このことで、専任人事から役割人事へとキャリアの幅を広げることができたのだと考えています。
参照:専任人事、役割人事について

―お話からもアグレッシブにお仕事されていたことが伝わってきます!
純粋にやりがいがありそうですし、この会社さんでステップアップしていくというキャリアプランもあったと思うのですが、なぜ3社目に転職しようと思ったのですか?

西田さん:2社目でゴリゴリ仕事をしている中で、面白い人に出会ったことがきっかけです。
その方は、ダイレクトリクルーティングがお得意で採用予算3万円ほどでも採用していました。
人として魅力的な方で、この方と一緒に会社の組織作りをはじめとする中のことをやりたいと思いました。

―そうすると、3社目では採用以外にも組織づくりにもチャレンジされたということですね?

西田さん:そうですね。新卒と中途の採用活動をしながら、労務や社内のキャリアコンサルタントとしての動き、面談で出てきた内容を基に組織課題の解決策の立案~実行までを行っていました。

―1社目、2社目では採用という入口を、3社目ではグッと社内課題に取り組んだというイメージを持ちました。
3社目の仕事の中でお考えだったことや大切にしていたことはありますか?

西田さん:1社目から共通して「誰もが楽しく働ける社会を作りたい」という想いがありました。
3社目の仕事をしている中で、この想いに改めて向き合い、フリーランス人事になったとも言えます。

3社目の転職のきっかけにもなった「一緒に働きたいと思った人」が、実は2ヵ月で退職してしまい、当初描いていたことと変わってしまったという部分もあるのですが、
改めて、何がやりたいのか、どうしたいのかを考えました。

4.地方でフリーランス人事になるという決断

―着実に企業人事としてキャリアを構築される中で、なぜフリーランス人事になろうと思われたのですか?

西田さん:実は理由はいくつかあるのですが・・・
1つ目の理由は、不妊治療のためです。
仕事が好きで、フルコミットしたこの働き方では、不妊治療を経て、子どもを産み、育てるというイメージがどうしても私自身にはできなかったのです。

2つ目の理由は、一緒に働きたいと思った人とチームを組みたいと思ったからです。
先ほどお話した通り、一緒に働きたいと思った人が僅か2ヵ月で退職してしまい、
一緒に働くということが叶いませんでした。
かなり落ち込んだのですが、私は一緒に働きたいと思った人と働きたい!と改めて思いました。

さらに、フリーランス人事としてお仕事されていらっしゃる方のトークイベントに参加してみたところ、「これは私にもできそう!」と思うことができたので、
思い切ってフリーランス人事になることを決めました。

―フリーランス人事になると決めてから、どんな案件をどのようにお受けしてきたのですか?

西田さん:そうですね。基本的にはこれまで関わりのある方からのお声がけが多いです。
領域としては、得意としている社員研修の全体設計、講師業務や新卒採用業務や中途採用業務などが多いです。
あとは、採用広報を目的としたインタビュアー、ライティングも行っています。

仕事をする中で、初めてチャレンジすることもありましたが、
関わっている方との対話をする、調べるということをしながら、進んできました。

―一層アグレッシブにお仕事されていらっしゃるイメージなのですが、
お仕事をお受けする際に大切にしていらっしゃることもありますか?

西田さん:はい。フリーランスとして独立してから一貫して、
経営陣が「はたらく人を大切にしている」ということは絶対条件にしています。

「大切にしている」とは、言葉では簡単に言えると思うのですが、
やっていること、言葉の端々、社員との接し方で本当に大切にしているのかは見えてくると思っています。

私は、「誰もが楽しく働ける社会を作りたい」という想いがあるのでこれはブラさないとこと決めています。

5.これから


―採用・労務・教育・制度とご経験を積んでいらっしゃると思うのですが、
今後のキャリアはどのようにお考えですか?

西田さん:正直、まだ迷っている部分はあります。
1年前に出産し、子育て中ということもあり絶賛、仕事とプライベートの両立にチャレンジ中ということもあるのですが・・・

1人で働くというよりは、チームで働きたいという気持ちがあります。

子育てをしながらでも、プロマネ的に会議に出ることや少ない人数であれば面談をすることも可能です。
だからこそ、実務をお任せできる人がいれば・・・という想いもあります。

個人のスキルとしては、社員数50名以上の企業における制度設計にチャレンジしたいと思っています。

お受けするお仕事は、採用が入口になることが多いですが、
採用をしている中で組織の課題も見えてくるのでそこまで入り込みたいと思っています!

―そういったお考えをお持ちの中で、なぜすごい人事パートナー経由で案件を受けようと思っていただけたのですか?

西田さん:前提、会社として何がしたいのか明確で大事にしていることも伝わってきたというのもあるのですが、代表にクライアントをお繋ぎいただいた際、チームで動いているという感覚が得られたということが大きな理由だったと思います。

「チームで働いている感覚」というのは、どういったところで感じられましたか?

西田さん:まず体制は、クライアントとすごい人事パートナーの代表、私、他代行会社さん2社という体制でした。
それぞれが課題の認識をしたうえで、相談をしながら進められようスプレッドシートを作り運用していました。
この体制をとることによって、自分ひとりで実行するよりもよりよいアイディアが出ており、チームらしさを感じることができました。

フリーランスで仕事をしていると、良くも悪くもひとりで決めなければならないので、相談したくなったときに簡単には相談できないですが、同じ目線で話せる人がいるのは気持ちが違いますしアウトプットも変わります。

どんな案件でも良いわけではなく、私はしっかりお客様と向き合いたいからこそ
すごい人事パートナーのスタンスは私と合っているのだと思います。

―ありがとうございます!西田さんから見て、どんな方がすごい人事パートナーと相性が良いと思いますか?

西田さん:すごい人事パートナーは、「人事が変われば組織が変わる」
世の中に「すごい人事」が増えることで、「イキイキはたらく人が増える」ことを目指すとしていると思います。
こういった世界観に共感し、関わる人との関係の質、チームワークを大切にできる方が合っていると思います。

あとは、フリーランス人事の仕事は納品物がある訳ではないので、
価格は言い値になってしまう部分があると思います。

だからこそ、クライアントが満足するかどうか、満足させるための行動ができているか、コミュニケーションはとっても大切だと思っています。

6.まとめ


西田さんのインタビューをお読みいただき、共感いただけるところやご自身のキャリアの広げ方について、ヒントを見つけることはできましたか?
少しでも、お力になれていたら嬉しいです。

すごい人事パートナーでは、成長企業の人事をご支援いただけるフリーランス人事の方を募集中です。
少しでもすごい人事パートナーにご興味いただけましたら、下記からお問い合わせください。
まずはカジュアルにお話できたらと考えています。
すごい人事に問い合わせ

皆さんもTwitterで #わたしがフリーランス人事になった理由  ぜひ教えてください!
インタビューに伺うかもしれません笑

【あなたは何タイプ?】フリーランス人事の4タイプを徹底分析してみた結果が面白かった
https://note.com/sugoi_jinji/n/naab2aeba4085

【診断テスト】あなたは何タイプ?フリーランス人事タイプ診断
https://note.com/sugoi_jinji/n/n619a4b39d7cd

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