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2018年7月の記事一覧
賢治さんの「慢」、私の「慢」
宮沢賢治さんから柳原昌悦氏宛ての書簡の中に、
「私の買う異父惨めな失敗はただもう今日の時代一般の巨きな病、
「慢」といふものの一支流の過って身を加へたことに原因します。
僅かばかりの才能とか、器量とか、身分とか財産とかいふものが
何かじぶんのからだについたものででもあるかと思ひ、
じぶんの仕事を卑しみ、同輩を嘲り、いまにどこからかじぶんを
所謂社会の高みへ引き上げに来るものがあるやうに思ひ、
空想
光の管
真空トンネルの管の向こう
光は収束して光度の増した
光の車輪に吸い込まれている
真空トンネルの外側は
光に満ちているからか
明るく眩い管の中を
透明な硬質板の道の上を
宙に浮きながら歩いている
辺りの光は七色無限
霞のようにおぼろげに
天の羽衣をなびかせている
果てなど在るはずも無い
微かな勾配のある 真空トンネルは
心から出て 大いなる心に収束していく
「いつも目覚めていなさい」
それは感覚の受け取る刺激によって、 内面の感情の変化を
敏感に感じ取っていなさい。と言う事だと思っていました。
けれども数年前から、加速度的に絶え間なく外からやって来る
波動の浪に まるで鋭い刃物で傷付けられた様な
かすり傷だったものが、内臓まで食い込むほどの刃になって
じわじわと血を流しつつある自分がいるのです。
その浪は縦横無尽に入り乱れ、私の頭は掻き回され振り回され
津波に飲み込まれて
そのうち 知らぬ間に
此処にはまだ空がある
「sora」と呼ぶ天幕が天空に拡がっている
此処には茫々として草木が生い茂り
天に向かって伸びていこうと
地を巡り幹をつたい縦横に手を伸ばし
青々と密生するジャングルのような密林がある
息する空気 鳥たちの鳴き歌うお喋り
その底から天を見上げている私は
まだ 人の姿を留めている
科学の力で合成された食料を食べ
いつの間にか微細な波動を通じ
コントロールされ 支配され
金の斧・銀の斧・銅の斧
豪雨の去った翌日、あるスーパーの駐車場に大量のビニール袋の山、
リサイクル容器や缶等が、山積みにされていました。
スーパー周辺、もちろん店内にも作業員らしき人達が頻繁に出入りし、
トラック等も数台用意されていました。
その様子を見てある人は、「これだけのゴミの山を廃棄処分にするのはね~」と言い、
よく見れば店の商品の様子、
ある人は「店内改装?一斉掃除?配置換え? 終わったらまた陳列し直すのかな