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変かなわたし

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2018年7月の記事一覧

朝のお告げ

朝目が覚めて「今日も生きてる」
と感じると、頭に何の脈絡もなく思い浮かんでくるものがある。
私はそれを「朝のお告げ」と名付けていて、
精一杯忠実にできる限りの事をしてみようと決めているのです。
それが何なのか、そうすることが正しいのかどうか
あえて考えず、気に止めず、
今日の課題だ、と位に考えて起き出すことにしています。
頭で考えて「しなければ」とか「すべきだ」と思うと、
妙な義務感や打算が働いて

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「個」「独り」

賢治さんの言う「慢」は、自分が神秘の世界、異界を見透している、「心象」の超越的な力がいささか身についたものであるかのように
思い上がった・・・。と言うのです。   *宮沢賢治の謎をめぐって 栗谷川虹

自分は「特別」だと言う感覚。自分は選ばれたのだと言う意識。妙な使命感や確信など、
安易に持たないほうが良いのです。
私のようにミーハーで、煽てられ易く乗せられ易い、単純で御めでたい人は危険です。

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賢治さんの「慢」、私の「慢」

宮沢賢治さんから柳原昌悦氏宛ての書簡の中に、
「私の買う異父惨めな失敗はただもう今日の時代一般の巨きな病、
「慢」といふものの一支流の過って身を加へたことに原因します。
僅かばかりの才能とか、器量とか、身分とか財産とかいふものが
何かじぶんのからだについたものででもあるかと思ひ、
じぶんの仕事を卑しみ、同輩を嘲り、いまにどこからかじぶんを
所謂社会の高みへ引き上げに来るものがあるやうに思ひ、
空想

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可笑しいですか?

宇宙の法則、その原理からすれば、当然起こる成り行き現象なのかも知れない。

歳差運動による地軸の変化、極の反転、それに伴う自然現象が
今の激変する自然現象、天災地災の現われとなっているの?

もうまともな思考すら期待できないような、
何等対策を講じる手段さえ失くしたような、
絶壁に追い詰められた囚人のような、
何の希望も放棄する、そんな絶望感にさえ乗っ取られそうです。

だけど だけど・・・

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実験マウス

高次の視点から見れば、この惑星は単なる実験場に過ぎないのかも知れない。
最初の菌を培養し、育て飼育し、観察する。
動物実験と同じように、幾種類もの刺激を与えその反応、変化を記録する。
そして新たな品種改良に、あるいは新薬の開発に、新しい生命体の創造に利用してゆく。
今こうして人間が、 発想し 思考し たどる道は、単にレベルの違いだけで、
宇宙のいたる所、少し違う形 違う方法で 繰り返される現象に過

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光の海

光の海の向こう
光クラゲが漂い過ぎる影の合間に
見え隠れする幾筋もの真空管トンネルが
交叉し折り重なり、 透明の光は意識が昇降し

進むあるいは近付く収束された光の網へ
無重力の運動を繰り返し
宇宙の血管。無数の意識の管となり
無限の源へ向かう

coco cui--nn  kasya--kesye--nn
conncuru conn ka--n-n--- 

光の管

真空トンネルの管の向こう
光は収束して光度の増した
光の車輪に吸い込まれている

真空トンネルの外側は
光に満ちているからか
明るく眩い管の中を

透明な硬質板の道の上を
宙に浮きながら歩いている

辺りの光は七色無限
霞のようにおぼろげに
天の羽衣をなびかせている

果てなど在るはずも無い
微かな勾配のある 真空トンネルは
心から出て 大いなる心に収束していく

より大きな人に

攻撃だとか難問だとか、衝撃が押し寄せる度
災いに襲われる度に、

より強くなり 優しくなり
ひと回りもふた回りも 大きな人格になっていく人が居る。

より卑屈になり 閉じこもり 他を寄せ付けず
他に責任を押し付けて 恨み憎しみを募らせていく人が居る。

大きくなりたいのに、大きくなれたら良いのに、
自分がより小さくなってゆくばかりです。

困難に出会う度、愛で包んでくれる人が居るからです。
挫けそ

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消滅するのは

「そうだね」と言えないのは私の方でした。

「イエスマンになったら、変われるかもしれない」
そう言ったのは私です。
「そうだね」と言えたら、受け止めることが出来れば、
その時はもう変わっている。と言ったのは私です。

だのに翻って 「そうだね」と言えないのは、
むしろ私の方でした。

頑なに私を護り、圧しつけているのです。
頑固に強情に しがみついているのです。

大きな声で泣き喚き 抵抗している

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「いつも目覚めていなさい」

それは感覚の受け取る刺激によって、 内面の感情の変化を
敏感に感じ取っていなさい。と言う事だと思っていました。

けれども数年前から、加速度的に絶え間なく外からやって来る
波動の浪に まるで鋭い刃物で傷付けられた様な
かすり傷だったものが、内臓まで食い込むほどの刃になって
じわじわと血を流しつつある自分がいるのです。

その浪は縦横無尽に入り乱れ、私の頭は掻き回され振り回され
津波に飲み込まれて 

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未だに

TVっ子が過ぎ、PC,スマートホンに取って代り
身体にチップを埋め込んでいく。

半世紀に満たないうちに、どんどんとメディアは形を変えて行き
科学と物理が先走り、私は付いていけないし追付けない。

次第にロボットは人間化し、人はロボット化して行く。

決められたものを受け取り、提供されたものを受け取り、
見せられる物 聞かされる言葉、次々と思考する時を与えず、
唯視界を走り過ぎる。

会話すること

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そのうち 知らぬ間に

此処にはまだ空がある
「sora」と呼ぶ天幕が天空に拡がっている

此処には茫々として草木が生い茂り
天に向かって伸びていこうと
地を巡り幹をつたい縦横に手を伸ばし
青々と密生するジャングルのような密林がある

息する空気 鳥たちの鳴き歌うお喋り

その底から天を見上げている私は
まだ 人の姿を留めている

科学の力で合成された食料を食べ
いつの間にか微細な波動を通じ
コントロールされ 支配され

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こんな時

被災地情報が途切れる事も無く伝えられる。
他人事ではない。
今 日本中が災害に翻弄されている。

これ程も人の力は微力なのだ。
唯々 踏ん張っているのがやっとなのだ。

今自分に出来る事がある?
現地に行くのか!
物資を送るのか!持参するのか!
義援金を送るのか!
何か行動を起こすのか!

それとも身を守る事に備えるのか

いつも 絶えず 自分の本質を突き付けられる。
迫られている。
もう逃げ場も

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金の斧・銀の斧・銅の斧

豪雨の去った翌日、あるスーパーの駐車場に大量のビニール袋の山、
リサイクル容器や缶等が、山積みにされていました。
スーパー周辺、もちろん店内にも作業員らしき人達が頻繁に出入りし、
トラック等も数台用意されていました。

その様子を見てある人は、「これだけのゴミの山を廃棄処分にするのはね~」と言い、
よく見れば店の商品の様子、
ある人は「店内改装?一斉掃除?配置換え? 終わったらまた陳列し直すのかな

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