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知らない間に差がつき続ける「教育コスト」という概念について

今回は「教育コスト」という概念についてお話したいと思います。

まず、有村架純さんを想像してみてください。
(女性の場合は山崎賢人くんでどうぞ)

可愛いですよね。

次に、その可愛い有村架純さん(あるいは山崎賢人くん)が

「ねぇ、ここちょっと教えてほしいんだけど」

と英語の文法について質問してきたとします。

皆さんだったらどうします?

「はぁ…めんどくさいから後でいい?」

とか

「自分よくわかんないから他の人に聞いてください」

なんて言わないですよね?言うわけないですよね。


もう音速で

「はい!自分でよければ!」

と言うでしょうし、

英文法の知識がピコ太郎レベルしななくても、その場で必死に調べつつ、
わかったような顔をして教えますよね。

もし英語に詳しいのであれば、ここぞとばかりに持ってる知識を全部出しますよね。
「同じ単語でもアメリカ人とイギリス人では発音が少し違うんですよね。」
とかいう謎のマメ知識までトッピングして教えると思うんですよ。

それで「すごーい!わかりやすいですね!」なんて笑顔で言われたら
「いつまでもこの時間が続けばいいのに」なんて思ったりするでしょう。


次にいきましょう。

また想像してみてほしいんですが、

髪の毛が「あれ?トイレのモップかな?」というくらい汚くて、

口を開くと「あれ?ここ温泉街だっけ?」というくらいの臭いがして、

何もしてないのに「あれ?雨降ってる?」というくらいに汗まみれの人に、

「ちょっとここ教えてほしいんですけど」

って言われたら、どうしますか?

「はい!自分でよければ!」

なんて言いませんよね?

「自分よくわかんないから他の人に聞いてください」とやんわり断るか、

謎の「すいません」を連発して立ち去るか、

人によっては、話しかけようとした瞬間に急な用事を思い出すでしょう。

とてもやさしい心の持ち主で、教えてあげたとしても、

「あなた教え方下手ですねー」フヒヒッ

とか言われたら、もう二度と関わらないことを神に誓うと思います。


この場合、有村架純ちゃんは「教育コスト」が非常に低く(なんならマイナスです)、

後者のヤバい人は「教育コスト」が非常に高い人になります。


教育コストが低ければ低いほど、「教えても嫌じゃない」「もっと教えたい」となりますし、

教育コストが高ければ高いほど、「めんどくさいなぁ」「できるだけ教えたくない」となります。


理解してもらいやすいように、非常に極端な例を挙げましたが、

皆さんにも教育コストがもちろんあります。

高い人もいれば低い人もいるでしょうが、多くの人がそもそも「自分の教育コスト」を意識したことすらないでしょうし、

ましてや「自分の教育コストを下げよう」と意識して努力している人なんてほとんどいないと思います。


教育コストが高い人は、低い人に比べて、得られる知識や情報が格段に減っていきます。
それも一度や二度のことではなく、一生続くことなので、積み重なっていくと半端じゃない差になります。

教育コストの低い人は一般的に「あの人は可愛がられるのが上手い」なんて言われたりしますし、

教育コストが高い人は「あの人悪い人じゃないんだけど、めんどくさいんだよねー」なんて言われてたりします。

企業の採用などで、「体育会系」が優遇されたり、「ルックスが良い」ことが重要視されるなんて言いますが、決して差別なんかではなく、

教育コスト的に考えれば当然のことで、
「どうせ教えなきゃいけないなら、楽な方が良い」という極めて自然な判断の結果だと思います。

新卒採用と比較して、教育の必要性が少ない中途採用では「体育会系」であることや「ルックス」が問われないのも教育コストとの関係で説明できると思います。

じゃあ教育コストを左右する要因が何かというと、ルックス、リアクションなど様々なものがありますが、ここで一つ一つをあげていくとキリがないし、分析だけに終わるしょうもない記事になってしまうので、

「教育コストを劇的に下げる方法」

をお伝えしようと思います。

今あなたが清潔感が無くて、気が利かなくて、口下手でも、この方法を実践していけば、必要なものは全部手に入るようになります。

それは

「アドバイスをされる度に一言一句違わずに実行し、実行した結果をアドバイスをくれた相手にフィードバックする」

ことです。

できればTwitter等で、されたアドバイスと結果を公開していくとより良いと思います。

初めの方はあまり効果的ではないアドバイスをされることもあると思います。

しかし、一言一句違わずに実行すると、アドバイスをする方も本気になります。発言に責任が生じるからです。
「こいつには適当なことは言えないな」と思いますし、一言一句違わずに実行してくれた喜びから、「もっと良い助言をしてあげよう」と思います。

自分では解決できそうにない問題であれば、適任を探してくれるようにもなるでしょう。

それをずっと繰り返していくと、短期的にはマイナスの結果が生じることになっても、長期的にはとてつもないプラスが降ってきます。

そのうち良い結果ばかりをもたらすアドバイザーにも出会えるでしょう。

「わらしべ長者戦法」とも言えるかもしれません。


「え、そんなことでいいの?」と思うかもしれませんが、

この記事でも書いたように、アドバイスをもらうためにお金を払っているにも関わらず、無視する人がほとんどなんですよね。

なので、「一言一句違わずに実行する」ということは実は非常に価値のある行動なのです。

お金も道具も何もいらない方法です。

是非やってみてください。

もちろん言うだけではなく、僕も実際にやってみて、とてつもなく良いことがあったのですが、それは別の記事でお伝えしようと思います。

それでは!

(トップ写真は絵画教室で描いた水彩画です。見せる場もないので…笑)

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