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ルーヴル美術館展in京セラ美術館

楽しみにしていた展示会にやっとこさ行ってきた。
わたしは今まで、印象派の絵ばかり見てきたから、宗教や神話を題材にした絵画を意識的に見るのは初めてだった。

恋のキューピットこと、アモル。アモルがたくさん描かれていればそれだけ恋が高ぶっている、という表現がおもしろい。
今回の表題にもなっているフランソワ・ブーシェの《アモルの標的》では標的に何度も弓が失敗した後があったり、いらなくなった矢がアモルによって燃やされていたりして、天使ってこうやって描くんだ~とすごく新鮮な気持ちで見れた。

後半の方の展示で、月の神セレネと羊飼いの青年エンディミオンの絵があって、セーラームーンって神話からインスパイアされてたんだ!と知ってびっくり!
まさか今回の展示の中でセーラームーンと出会うとは。
こういう、情報と情報が繋がる瞬間っておもしろいな~と思うのです。

他には、牢屋にいれられて食べるものもない父親のために娘が自分の乳をやる絵なんかもあって、きもちわる、、、となったり。

美術館に行くのが久しぶりだったんだけれど、美術館を目指して知らない道を歩いたり、間近で対象を観察したり。
こういう小さな冒険が気分転換、刺激、楽しさだなと思ったから、これからも気になった展示会には足を運んでいきたい。

京セラ美術館を後にて、付近のカフェに寄ったんだけど、ここのシフォンケーキがおいしかった!
人生で食べたシフォンの中で一番おいしいと思った。

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