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【児童書】読書好きの子どもが選んだおすすめの本 9

こんにちは。
世の中には数えきれないほどの本があり、すべてを読むことは不可能です。
その中でこどもが自ら手にとって、何度も読み返した本を本人の感想とともにご紹介します。

▼9冊目はこちら

小学生向けの人気イラスト辞典「ざんねんな生き物辞典」はご存知の方も多いと思います。

この本は、子どもたちに人気で楽しいイラストと共に、生き物の面白いエピソードを紹介しています。イラストを見ながら読むことで、生き物の特徴や生態に興味を持ち、学ぶことができます。学校や図書館でも大人気で、NHKでアニメ化や映画化もされています。

普通の図鑑と違うところはやはり「ちょっぴり残念なところ」を紹介してるところ。

例えば、クモの巣に引っかかってしまう野鳥の話、ワニが口を開ける力はおじいちゃんの握力より弱い話、鳥のうんちでできた島の話など、子どもたちの笑いを誘うエピソードが満載です。

我が家の子どもたちもやっぱり大好きで、シリーズが出るたびに買い足しています。動物園に遊びに行くと、この本で知った「うんちく」が長男・次男から次々とでてきてとても楽しいです。

作者の今泉忠明先生は動物学者です。
ざんねんな生き物シリーズだけでなく、図鑑や専門書などたくさんの本を出版・監修されています。自宅にある本棚を見ると「これも今泉先生、これもこれも。」と本当にたくさんの本に携わっていることが分かります。

将来研究者になりたいと話している長男が「動物学者」のお仕事を知るのに役立ったのがこちらの文庫です。今泉先生が普段どんな様子で動物のことを調べているのかがおもしろく分かります。


◆子どもからのコメント◆
・動物のかっこいいところやかわいいところじゃなくて、ざんねんなところがいっぱい知れておもしろい。
・ダチョウは足が速いかわりに脳みそはすごく小さいとか、メガネザルの目が大きすぎて目をうごかせないとか、なんでそんな進化したのかなって不思議に思う。
・動物のうんちの話がたくさんでてきて笑っちゃう。
・うんちでできた島があって、その島に人が住んでて、島の人はそのうんちでできた石を売ってお金にしているのを知ってびっくりした。うんちでできた石ってどんなのだろう、本物を見てみたい。
・ダーウィンの進化のマンガが分かりやすかった。たまたま耳の大きいサルが生まれたけど死んじゃって、たまたま毛が長いサルが生まれた時に地球が寒くなって、毛が短いサルは絶滅したけど毛が長いサルが生き残った。そうやって今の生き物たちが生き延びてきたんだって思った。
・人間も未来では空を飛べるのかなって思ってたけど、それは進化の時に捨てちゃったものだからもう取り戻せないんだって。

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