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モーニング・モーニング・モーニング!

ぶらり、休日・朝時間。

禁酒を始めて、はや2ヵ月。
「ものすごく健康になった!」「爆痩せしたぜ!」などということはなく、特に物凄くお酒を飲みたいという気分にもならないので、粛々と続いている。
焼き鳥屋さんに行った際にも、ノンアルコール・ビールなるものを注文してそれなりに満足できたので、ネオ・自分になったようである。

変わったことといえば、生活がやや朝型になった。
気候によるところも大きいが、シラフだとすっきり起きられるので朝の弁当作り、掃除、仕事が捗る。
朝食を摂る習慣は無いのだが、昨年カフェnoteに記したように外出してお茶をするのが趣味のため、最近はカフェ·モーニングに興じている貧乏&暇人である。


①シンプル勢には、無料付帯型。

通常のドリンク料金に、モーニングの時間帯(大抵11時まで)はトーストや茹で卵が付いてくる、というやつである。
コメダ珈琲に代表されるこの形式は、私のように朝からガッツリ食べられない胃弱勢にも優しい。そして何より「ちょっとしたお得感」がいいのである。

わたくしイチオシ、『南珈琲店』。
我らが高松市 · 南新町商店街の人気店「南珈琲」は、ヘビースモーカーの快活マダムと打合せの際に利用したのがきっかけで通うように。
商店街近辺でスパスパ煙草が吸えるのはここと『皇帝』さんだけらしい。

朝から老若男女問わず押し寄せ、混雑しているため相席になることもしばしば…しかし文句は言えない。コーヒー350円で、朝はトースト(バターorジャム選べる)が付いてくるのだ。りょ、良心的ィ〜。

どちらも、ウマーイ。

嗚呼、駐車場代のかからないマチナカに住んでいたら、コーヒー回数券を買って通うのに…!(肥える。)

誰かと打合せやおしゃべりにも、ただぼーっとしたり雑誌を読んだりするのにも、色んな人に優しいすてきなお店である。


②がっつり勢には、朝食セット型

ドリンク料金+α払うと、お得に朝食が頂ける形式である。
ドリンク、トースト、卵料理、サラダ等がセットになって500円~800円くらいのイメージである。この形式だと15時くらいまでやっているお店も多く、朝食にもよし、ブランチにもよし。
前述のとおり私は朝シンプル勢なので、こちらは誰かと一緒のとき or 昼食がわりに利用している。

高松三越近く、瓦せんべいでお馴染み『くつわ堂総本店』さんの2階は広くカフェスペースになっているので、ゆったり朝時間が過ごせる。
おめざのジュースやプチデザート付のモーニングブランチ700円も、こまごまと嬉しい。

鴨肉、パンに挟んじゃったもんね。

設えは昭和の応接セットなので、テーブルが低くてちょっと食べづらいところもご愛嬌。


郊外では、高松市今里町の『コードコーヒー』さんのモーニングも秀逸である。フードも美味しい&オーナー様のラテアートが名人芸で、いつも賑わっている。

て、天才なのかよ…。


③番外編:本場・名古屋モーニング

今年の初め、名古屋に行った際にはホテル朝食を付けずに、近場でモーニングを味わった。
円頓寺商店街の「コモハウス」さんで、私は人生初・カフェオレボウル(ど、どんぶりにカフェオレが…!)なるものの存在を知れたし、名古屋駅地下の「コンパル」さんではエビフライサンドにパクつきながら、慌ただしく出勤前モーニングを味わうビジネスマンの皆様を眺めて、本場の空気を体感できた。

取っ手がない……だと……!


あえて何もしないのが贅沢。

色々と巡った結果、自分にとってのモーニング良店の判断基準がわかってきた。

·古くても、最低限の清潔感
·空調しっかり効いてる
·コーヒーたっぷりめ
·オーダー後は適度に放っておいてくれる
·洗練よりも、コージーな雰囲気


店内でMacBookProとか持ち出してカタカタやり出すようなソフィスティケイティドマンも素敵なのだが、あえてぼーっと過ごすのが贅沢だと思う。

日常に、スキマをつくる。
心にも、身体にも。

スキマから、要らないものが出ていき、
必要なものが入ってくるように。



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