Airpooh(Studio airplants)

Fine art photographer "連続性の美"という連…

Airpooh(Studio airplants)

Fine art photographer "連続性の美"という連なりの美しさにフォーカスした作品を探求する旅

記事一覧

"連続性の美" 7要素「斜俯瞰」

2 斜俯瞰(Bird's eye) 斜俯瞰のことを書こうと思ってから随分と時がたってしまった。何を書こうか頭の中でまとまらないまま、時間ができたので作品のアーカイブを見返…

"連続性の美" 7要素「直線美」

1 直線美(Straight) 有名建築家がデザインした建築物は個性的だし美的価値が高いからもちろん好きです。でもそれは美的基準がすでに定まっているので意識的には撮らない…

"連続性の美"とはいったい何なのか

最近Xやインスタで新しいフォロワーさんや作品を見てくれている方が増えて来たので自己紹介として自身の作品の中心的な視点である"連続性の美"とは何かについて書いてみま…

自己肯定感が爆上がりした方法

自己肯定感が爆上がりした方法ちょっと話が長くなるけどwぜひ最後まで読んでみて欲しい。去年の年末から3年振りに筋トレを再開した。3年前は腕立て、懸垂、腹筋ローラー、…

"連続性の美"の作品で空に込めた思い

僕は埼玉で12年、栃木で中高6年、大学で北海道の釧路という街で4年間を過ごした。その後、写真スタジオで働くために上京して以来、今年で22年目になる。北海道にいた当時は…

日常に潜む美しさを見逃さないために

僕は今までの24年間の写真人生においていったい何枚の写真を撮って来たのだろう。何十万、何百万、何千万、もしかすると億まで達しているかもしれない。それはさすがに大げ…

"連続性の美" 7要素「斜俯瞰」

"連続性の美" 7要素「斜俯瞰」

2 斜俯瞰(Bird's eye)

斜俯瞰のことを書こうと思ってから随分と時がたってしまった。何を書こうか頭の中でまとまらないまま、時間ができたので作品のアーカイブを見返してみた。すると自分でも認識できていなかったことに気づいたので、書いてみようと思う。

興味深いと感じたのは斜俯瞰の作品が占める割合が大きく変化しているということだ。"連続性の美"という言葉を使う前に撮影したほとんどは斜俯瞰の

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"連続性の美" 7要素「直線美」

"連続性の美" 7要素「直線美」

1 直線美(Straight)

有名建築家がデザインした建築物は個性的だし美的価値が高いからもちろん好きです。でもそれは美的基準がすでに定まっているので意識的には撮らないようにしています。自身の作品として残したいのは、ほとんどのひとが見過ごしているであろうマンションやビル、戸建ての連なり。住まうという目的だったり、働く目的のために建てられた建築物のもつ連なりの美しさを掘り起こして行くことに興味が

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"連続性の美"とはいったい何なのか

"連続性の美"とはいったい何なのか

最近Xやインスタで新しいフォロワーさんや作品を見てくれている方が増えて来たので自己紹介として自身の作品の中心的な視点である"連続性の美"とは何かについて書いてみます。

現在では解釈の幅が広がっていますが、"連続性の美"とはもともと建築物の連なりの美しさにフォーカスした視点でした。20年ほど前に気づいたビルの非常階段の連なりの美しさ。数年に一度気になる連なりを見つけては撮影していました。

大きく

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自己肯定感が爆上がりした方法

自己肯定感が爆上がりした方法

自己肯定感が爆上がりした方法ちょっと話が長くなるけどwぜひ最後まで読んでみて欲しい。去年の年末から3年振りに筋トレを再開した。3年前は腕立て、懸垂、腹筋ローラー、スクワットなど自重トレーニングと食事の改善で約1年間で体脂肪が28%→12.9%まで減少した。毎日のように筋トレをしていたある日、仕事中に腰に違和感を感じた。単なる腰痛にしては痛いなと思いつつ、スタジオでのポートレート撮影を3日連続でして

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"連続性の美"の作品で空に込めた思い

"連続性の美"の作品で空に込めた思い

僕は埼玉で12年、栃木で中高6年、大学で北海道の釧路という街で4年間を過ごした。その後、写真スタジオで働くために上京して以来、今年で22年目になる。北海道にいた当時は東京に憧れていたわけではなく、むしろ東京は住むところではないとさえ思っていた。東京に来る前のイメージはファッション雑誌で見た渋谷や原宿などのストリートのダーティな雰囲気や、西新宿のオフィス街に立ち並ぶビルの平凡で無機質なイメージだった

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日常に潜む美しさを見逃さないために

日常に潜む美しさを見逃さないために

僕は今までの24年間の写真人生においていったい何枚の写真を撮って来たのだろう。何十万、何百万、何千万、もしかすると億まで達しているかもしれない。それはさすがに大げさという気もするし、正確な数字はわからないけれど、とにかく莫大な枚数を撮影して来たことだけは間違いない。実際にお会いしたときに何人かに目の前に広がる日常の風景を撮影するときにどのような思考で撮るべき場面を選んでいるか?というような玄人な質

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