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エッセイ集

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アラフォー等身大のエッセイたち。 個人的な感想が多いです。日記。
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#多様性を考える

元カレがゲイだった話、たぶん

元カレがゲイだった話、たぶん

20代後半の頃、ひょんなことからゲイの友人ができて、よく遊ぶようになりました。
週末はゲイバーで朝まで飲んだり、芋づる式にゲイの知り合いが増えてったり、温泉旅行に行ったり、ウチでオールザッツ漫才を一緒に見たり。
そんなゲイ漬け?の日々を過ごしていたら、ある日突然、思うところがありました。

「高校生の頃の元カレ、ゲイだったんじゃなかろうか?」

なんの前触れもなくこんなこと思うってことは、たぶんそ

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関西人は土足でズカズカと厚かましい、と言われる所以が少しわかった話

関西人は土足でズカズカと厚かましい、と言われる所以が少しわかった話

どうも。関東に住む大阪のオバちゃんです。

わたしは関東に移り住んで約12年。
今でこそ大人しく過ごしてますが、最初のころはタイトルのようなことを、周りによく思われていたと思います。(たぶん)
文化の違いってものをわかってなかったんですね。
千原ジュニアも、
「大阪にはパスポート作ったほうがええんちゃう」
と言ってるくらい、大阪には異質な文化があるんだと思います。
でも当然、中で育つとそれが当たり

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適材適所のすばらしさを実感した話

適材適所のすばらしさを実感した話

むかし、まったく勉強できない友人がいた。
高校受験でも、
「よっぽどのことがない限り、落ちない」
と言われている地元の高校に落ちて、遠い遠い、定員割れしている私立の女子高に行くことになった。
そこは見事にヤンキーだらけの学校で、見た目も中身も清楚なその子が行くなんて…と思ったが、仕方ない。そこしか行けるところがなかったから。
(その子はずっとモダンバレエをやっていて、立ち振る舞いも清楚だった)
(

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「夢はひとりでお風呂に入ること」という話を聞いて

「夢はひとりでお風呂に入ること」という話を聞いて

息子(小5)が学校から帰ってきて、
「〇〇くんの夢は、ひとりでお風呂に入ることなんだって」
と言った。
〇〇くんというのは車イスに乗っていて、障がいを持っている子。息子と同じ学年の、支援学級にいる子のことである。

なんだか大事なことを突きつけられたような、心にメガトンパンチを喰らったような気持ちになりました。

そういえば息子がまだうんと小さくて、ズリバイをしてるような時期。
「今のわたしの夢は

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