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「夢はひとりでお風呂に入ること」という話を聞いて

息子(小5)が学校から帰ってきて、
「〇〇くんの夢は、ひとりでお風呂に入ることなんだって」
と言った。
〇〇くんというのは車イスに乗っていて、障がいを持っている子。息子と同じ学年の、支援学級にいる子のことである。

なんだか大事なことを突きつけられたような、心にメガトンパンチを喰らったような気持ちになりました。

そういえば息子がまだうんと小さくて、ズリバイをしてるような時期。
「今のわたしの夢は、彦太郎(←息子)と手をつないで歩くこと」
と言ったことがありました。
ダンナは「すぐ叶うよ」と言ったけど、そのときのわたしは初めての育児で、毎日がいっぱいいっぱい。
少し目先の目標を、ひとつひとつクリアしていくことで、なんとか気持ちを持たせていたところがあったと思う。

すっかり忘れてたけど、今もそうやっていけばいいのかも。
小さなことからコツコツと。
西川きよしさん、昔から良いこと言ってます。

ところでそんな話をわたしに持ってきた、当の息子はどう思っているのか。

「彦太郎(←息子)の夢はなんなの?」
と聞いたら、
「ずっとお菓子を食べながら、ゲームをすること。ウヒャヒャヒャヒャ」
と言ったので、本物のメガトンパンチを喰らわせそうになりました。あぶなかった。

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