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組織が息苦しい…

優秀なテニスプレイヤーが記者会見を拒否して波紋をよんでいるが、私の置かれている環境はこれとは全く違うけれど、

私だって職場とかで複数の人から根掘り葉掘り同じようなことを聞かれると息がつまりそうになることがあった。

「転職した理由は?」

「出身はどこ?ご家族が心配してるんじゃないの?」

ああ、この職場では私は外国人や転校生みたいなもんだろうなと思った。

休憩する暇さえ与えてくれず、昼休憩になったら周りを何人かの人たちに囲まれて、やたらと絡まれる。

自分の事情を一から話すのが面倒くさい。
話したいと思った時に話す方がいい。

時々、返答に困るような意地悪な質問をあえてしてくる人もいる。
人それぞれ事情があるというのに、何であんたにそこまで話さないといけないのか。

「私への理解」というよりかは、新しく入ってきた者に対する事情聴取といったところだろうか。

あれこれ聞き出して相手のキャラクターイメージを勝手に形成し、私の確認もなく他人によって勝手にキャラ付けされるような感覚。

思いやる心もなく人の領域に土足で入り込んできたこの人達には、自分の事情なんて話さない方がいいと思った。
わかってもらえないと思ったし、別にわかってもらおうとも思わない。

プライベートの内容で何か聞かれてどうしても話したくない時は、嘘と真実を半々に混ぜて話すのがいちばん罪悪感がないし、わりと自然に話せる気がする。

距離を取る人とそうでない人とを区別する必要がある。

それからか、新しい職場やどこかのコミュニティに入った時は、まずは距離を取るべき人かどうか十分に見極めるクセがついた。

あれこれ質問攻めされて疲れ切ってしまわないように、あまり目立たないように影を薄くして職場内で過ごすようにする。

「組織内で仕事をする」ということは、「組織の発展のために社員が協力して頑張ること」であると思うんだけれど、この組織内で求められる協調性が鬱陶しく感じてしまう。

周りの様子をうかがいながら業務を行わないといけないのも面倒くさい。職場の誰か仲の良い人を除いて、周りの誰かが世間話をはじめてきたら話を聞いておかないと「こいつ反応悪いな」と目をつけられかねないし。

外部からの電話や社内での業務連絡以外で誰かと世間話しながら仕事をするよりかは、1人で黙々と集中して取り組んだほうが気楽ではかどる。

ただただ上司の説教や長ったらしくてまとまりのない話ばかりの会議に強制参加させられるよりかは、1人で黙々と自分だけの利益につながるような仕事をしていたい。

まだまだ世の中が世知辛い。

人は1人では生きていけないと言われていても、会社がなくても生きていけないという訳ではない。



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