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【前編】眠れない夜は、君の所為。

私は昔からストレスや不安、悩みなどがとても体調に出やすい。病は気からなんて言うけれど、長年この調子だから半分は諦めている。

嫌なことがある日は体調を崩したりなんて当たり前だし、特にひどいのは睡眠だ。何か約束ごとがあると、不安で眠れなくなってしまう。

「明日役所行かなきゃ」
「明日知り合いと会う約束がある」

そんな日の前日は眠れない。

目を閉じても、手足を温かくしても、全く。眠れたとしても最低15分〜最高2時間程度で、さらには悪夢などにうなされるというオプション付きだ。

強烈な不安を感じてしまうのは、きっと恐怖心からだろう。「○○しなくちゃ」となると、もう動けない。仲の良い友人に会う時は、むしろすぐに眠れたり、睡眠が短くてもすっきり感がある。

しかし、出会って間もない人や苦手な人や場所に行くとなれば不安が押し寄せて、目はギンギンになる。

それとプラスして、初めて寝る場所は不思議なことに、慣れるまで睡眠が浅かったり、眠れないことが多い。

・・・

少し話は変わり、彼と同棲生活をするまで、彼の家と住んでいた家とを行き来する生活を送っていた。

付き合いはじめの頃、彼の隣で全然眠れなかったし、何度かうなされたし、布団が重くて苦しいなど、色んな課題が山積みだった。その度、布団を軽いものに変更したり、電気毛布を導入して温かい環境にしたりと整えてくれた。(とても寝やすい環境を作ってもらっている成果もあり、逆に寝すぎてしまうのだけど)

そのおかげで、まず改善されたことがある。それは、寝起きがとても良くなったことだ。朝から不機嫌で、何か話しかけられたら怒るなんて当たり前だったけれど、今は私から「おはよう。今日の予定どうする?」なんて会話が、寝起きでできるほどだ。

その反面、住んでた家に戻った途端に眠れないという悪循環になってしまった。

何をしても眠れない。明日も仕事があるのに。深呼吸してみよう。暖房つけてみよう。色々試すも上手くいかない。こうして、自分のお城だったお家が嫌いになってしまった。

嫌いになった原因は、しばらくお家で寝る習慣がなくなってしまったからだろう。そして、忘れてはいけないことがもう1つ。

人肌恋しくなったのだ。

私は、ひとりで行動をするのが大好きなくせに、とても寂しがり屋だ。そんなアンビバレンスが睡眠を妨げたのだろう。

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お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。