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ハッピーエンド前の不幸話。

「圧倒的な何か」が、私には足りないのかもしれない。

それが一体どんなもので何なのか、今の私にはわからない。

でも何だろう。

ずっと前から、何かがとても遅れをとっているような。そんな気持ちでいっぱいだ。

・・・

きっとそれは、私よりも後からnoteを始めた人がピックアップされたり、スキが多かったりと劣っていることに対する、嫉妬心なのかもしれない。

嫉妬だなんて、良い大人が見っともない。

そう思いながらも、私はこんな生臭い感情も嫌いではない。でも、やっぱり良いものではないなと吐き捨てているように見せるのだけは上手くなっていく。

嫉妬してませんよ。
頑張っていますもんね。
私にも見てくれている誰かがいます。

そういうのは建前で、本当はすごく悔しかったり、たまに涙が出る日だってある。続けるのが辛かったり。それでも踏ん張る。

それが大人になったという、証拠なのかもしれない。

・・・

綺麗なものだけを見ていたい。

ずっと素敵なものだけを集めて吐き出したい。

そんなことを思い続けているのに、20代後半に差し掛かった私には、少し冷たくて、集めたものが指からすり抜けていくように感じた。

綺麗なものを集めても、私の中に取り込むことができない。消化されない。ずっとわだかまりを抱えたまま、私は文字を紡ぎ、吐き出している。

上手くインプットしたつもり、でも下手なアウトプットをしているようだ。

・・・

みんなみんな、ハッピーエンドが好きだ。

少女漫画はハッピーエンドで終わるって決まってるんだ。

不幸なコンテンツなんて、求めていない。

それでも、ちょっと不幸なものを読むと、何だか救われた気持ちにもなったりする。

それは、上には上がいるって、誰しもわかっているけれど、自然と下には下がいるということに目を伏せているからだろう。

いつか私は何かを見つけたくて、時にはハッピーエンドを。そして不幸も散りばめている。

何かのためにnoteを毎日続けているけれど、私にはまだ見えないわけだけれど。

不幸の押し売りをする気はないけれど、ハッピーエンドにする過程の中で「もう少しだけ不幸なコンテンツも綴ってたいよ。」と、小さく今日も呟いた。



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お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。