24時間あっても、わたしには不十分な1日。

朝、目が覚めると、決まってスマホを手に取る。「今日のログインボーナス受け取らなくちゃ」とか、「あのクエスト何時からだっけ?」なんて、ソーシャルゲームのことを考えてしまう。

ソシャゲをやめたら、私空っぽだ。

そんな生活から抜け出せないまま、6年ほどになる。

以前の職場を辞めてからはまだ1年。もう1年といったほうが良いのか、バイトや少ないフリーでの仕事でなんとか食いつないできたと言えば、カッコいいけれど、現実はそうじゃない。

全部が全部、以前一緒にいた友人と、今一緒にいる彼のおかげだ。

私の成果など、1つもない。この2人のおかげで住む場所とご飯に困らない生活だった。

何か恩返しをしなければと思うのだけれど、友人とはすでに縁を切ってしまった。というよりも、一方的に切られた。それはまた別の話だから、今話すのはよそう。

そうしたら、いずれ働かなくちゃだとか、そんなことを考えるのだけれど、何かしなくちゃと思えば思うほど、身体が動かないし、毎日体調が悪い。最近、また動悸が始まった。本当は、心療内科を受診しなくちゃいけないことはわかっていた。


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髪を切りたい。

洋服を買いたい。

旅行がしたい。

遊園地に行きたい。

病院へ行きたい。

それら全てが、ひとりでは当たり前にできない私。

美容室に行くなんて、年に1度あるかどうか、伸ばしっぱなしの髪に、自分で染めたブリーチの金髪と地毛が混じって、見事なプリンだ。前髪は辛うじて自分で切る。髪も気分が乗ったら染めたりもする。最近は彼が手伝おうか?なんて声を掛けてくれる。

洋服はメルカリだとかセール品だとかを買う。もし、本当に欲しいものを手に入れたら、その欲求は無くなるのかもしれない。私の欲しいものは高いから、似たようなものでどうにかできないかと足掻く。だからまた今日も、ネットの世界で見る素敵な洋服にウットリするのだ。

旅行や遊園地には、彼が連れて行ってくれる。私は何もしていない。全部彼任せ。私は一体何をしているんだろうと、思う。それでも調べるのは好きだから、ホテルの手配や飛行機などのチェックと予約は私がするし、スケジュールも大まかに考えたりする。それが楽しいけれど、彼に金銭的負担を押し付けているのも知っている。どうしようもない私。彼も楽しんでくれているのだろうか。「一緒に出かけると楽しいね」なんて言う、彼の言葉を信じたい。

ここまで金銭的にも精神的にも支えてもらっていたら、もし別れてしまったら、私はきっと野垂れ死ぬのだろうと不安になる。だから好きだとかそういうことではないのだけれど、むしろこれは惚気に入ると信じていたい。

最後に、病院のこと。半年以上鼻炎が続いているから、きっと慢性鼻炎だとかを発症していると思う。そして、時々出る蕁麻疹はアレルギーとかそういうものじゃないかとか。動悸を止めるお薬が欲しい。何も考えずに眠れるお薬も一緒に欲しい。耳鼻科、皮膚科、心療内科。どれも優先して行きたい場所なのに。

「国民健康保険のカードを持っているのだから、病院へ行った方が良いよ!」なんてよく耳にするけれど、病院へ行くこと自体のハードルが高いということもわかって欲しいのだ。

だって、タダじゃないし。時間もかかる。派手髪なんかして見た目こそは強そうだけれど、実際は人の目線も怖くてマスクなしじゃひとりで出歩けないほど。

これじゃあ、いつになっても行けそうにないや。


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23時を回ると、今日も1日が終わってしまうのだと頭がスゥーとクリアになる。

この時間にnoteを書くのも習慣化してきて、私はこの時間が自分と向き合うのにピッタリだなんて感じる。色んな人のnoteを読んで、なるほどなと相槌を広い部屋の中ですると、寂しい気持ちが出てくるのだけれど、夜のせいだと思いたい。しかし、それを昇華するために、今日もnoteを綴ろうと思うのでした。

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